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昔の先祖の墓はどこにあるのか

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ふと熊本地震の家屋解体(公費解体)や土地の名義変更等で戸籍を曾祖母の出生まで遡って取得しました。約30年前に曾祖母は亡くなっていて放置状態だったために手続きも複雑化している現状です。

祖母や曾祖母は某学会の会員で、早く亡くなった曽祖父、子供のときに亡くなった祖母兄妹の遺骨(いづれも土葬)は、掘り返して焼骨にして学会の納骨堂(永代供養墓)に納められています。これは祖母から聞いた話です。
もちろん亡くなった曾祖母も死亡してから荼毘に付されて納骨堂にはいっています。

そこでふと気になったのはそれよりも前の世代の先祖の墓です。
祖母に聞いても正直もうわからないとのことです。

また、父方の墓についても
墓誌を見る限り、高祖父母の1代前から曽祖父までの計7名(うち戦死者である曽祖父の弟が入っている)が入っていることが分かります。
ありがたいことに皆長生きでまだ納骨というのを経験した事が無いので中は見たことがありません。

父曰く、墓誌に書かれている人全員だから結構な数の骨壷がはいっている
とのことです。
しかし私が気になったのは、高祖父母の1代前よりも前の世代の先祖の墓です。時代的に土葬だとおもわれますが、本家の墓がある墓地は土葬の墓など見当たりません。存命の祖父に聞いても分からないとのことです。

そういった先祖がいるからこそ今の自分があるのだと思います。
全ての先祖の墓を探し出すというのはむりがあるとは思いますが、あるのであればぜひ掃除をしたり合掌したりして先祖を供養したいものです。

現在入っている先祖よりも前の先祖の墓を探し出すことはできますでしょうか。
特に母方については曾祖父母の代より学会に入っているのでそれよりも前のことが全く不明です。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

父母末生以前の消息

高祖父母の1代前よりも前の世代の先祖の墓の行くへとの事ですが本家での墓所で分からなければ手立てはないものと思います。
実母方の先祖の行くへはお母様の男の兄弟か貴女の従弟を当たれば分かるかもしれませんが恐らく某宗教で切れてしまい分からないままではと思います。

ここで一つの手立てがあるのですがそれは各菩提寺にお尋ねになる方法がありますが現在寺院では「身元調査はお断り」となっておりこれは人の平等性を守る為に定められた決まり事になっています。

以上からすると相当な時間が必要かとおもいますが一つ一つ地道に辿って行くしかない様におもいますが結果は望めないかもしれません。

先祖の考え方に固着すれば形としての答えは見えてこないでしょう。
先祖の考えにはこの様な教えもあります。[色即是空」と「空即是色」
この言葉は良く耳にされ御存じの方が多いが意味がよく分からない方が多いようですが本来は般若心経やこの言葉だけで理解しにくく他の角度からの見解が必要にも思われますが、極力ご理解いただけるようお話をいたします。
行き成りですが「父母末生以前の消息」と言う言葉がありますが、貴方はお父さん、お母さんが存在していなかった時何処にいたのでしょうかと言う意味です。
貴方が生まれて来たのは、色んな要素、要因からなりこの世を司る四大
要素である「地 水 火 風」、人間を作っている「地(体)水(血)火(体温)風(息)」とも言われており、その素とお父さんお母さん、両親の親、またその親、数え切れない幾つもの目に見えないありとあらゆるものが重なりこの世に生まれて来て人間として形となり生まれ眼に見える姿が「色」であり、生まれる前から目に見えない常に変転してやまないエネルギーで色んなものに関わっている状態を「空」と表します。
この世で死ねば見る事は出来なくなり「空」へと戻って行きます。
「色即是空」とはこの世に姿、形を持って生まれこの世の存在を肉体で確認しやがて誰もが訪れる生者必滅を迎え消え去って行き生まれる前の世界「空」へと戻るのです。
この様なサイクルを幾度も繰り返し私達の今があります。それは先祖だけの関わりで無い事が分かります。
先祖様にはもちろん感謝は必要ですがそれに携わるものにも慈悲、感謝、思い遣りを持って生きる事を目指して下さい。
何事も拘り過ぎ無い事です!拘り過ぎれは苦となります!

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