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酔うとモラハラ発言が増える彼について。

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現在、交際3年の彼(50代)がいます。同棲中です。
交際当初から、お酒を飲む量が多いです。

酔ってした事・言った事は覚えていないため、会社の酒席でもかなりの失敗をしている様子でした。

さすがに、社会人としての資質が問われると思い、どうして良くないのか、またどんな不利益があるのか何度も説明し、宴席での失敗はほとんど聞かなくなりました。(彼が話さないだけかも知れませんが)

気になっているのは、自宅で飲んだ時もかなりの暴言を吐くことです。

内容は、テレビのニュースに対してや私について、その時によって琴線に触れるものが違います。

職場のストレスもあると思うので、ある程度は聞き流すのですが、私の体調が悪い時に放つ私への暴言が、なかなか辛いです。

もともと精神疾患を患っており、普通の人のように仕事をする事が難しいのですが、体調不良で欠勤したりすると「仕事を舐めている」「働く気があるのか」から始まり、最後には「どうせ何をやっても、まともにできない」等々言いたい放題言い、最後には寝ます。

そして翌日、何も覚えていないうえ「酔っていたから仕方ない」と謝罪もほぼありません。

以前、アルバイトで夜勤をしていた時も、深酒+夜更しで、自分から言い出した「迎えに来てくれる」という約束等、反故にされた約束も数しれずです。

怒って治るものでもないですので、ガミガミ言ったりする事はありませんが、さすがに「酔っぱらいの介護、暴言・モラハラ付き」に疲れてしまいました。

この後の人生を、ひとりで生きる覚悟はあるので、別れても構わないのですが、こんな状態では次の彼女が気の毒ですし、何より彼の為にならないと思います。

我慢も、さほどしているつもりは無いので、イライラしたり等はありません。

できるだけ離別以外の方法で、今の気持ちの持ちようを変えるきっかけを教えて戴きたく思います。

また、彼に効く灸などがありましたら、そちらも合わせて教えて戴きたく思います。

よろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

難しいでしょう

残念ながらありません。
彼を変えることはとても難しいでしょう。お酒をやめるしかないとおもいます。減らすというのはとても難しいと思います。

関係を続けることはあまりおすすめできませんが、あなた自身がお酒のことも含め受け入れることかできるか否かということしかないでしょう。
我慢するのではないですよ。ありのままを受け入れ問題にしない生き方を手に入れるということです。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

シラフの時に契約(約束させる)

この質問をそのまま箇条書きにして、彼の今後の泥酔時には一切関わりを持たない、ということを約束させればよいと思います。
お酒は自己責任です。
あなたがかまってあげる必要はありません。
自分で大失敗して気づくよりほかはありません。
それとは他に心に大きな傷を負っている可能性があります。
そこを引き出して、理解を示すことでお酒の量も減るでしょう。
旦那の虫の居所が悪い時を避けて、冷静に突き付けることです。
それができなければあなたが出ていく。
酔いも冷め、酒とあなたとどっちが大事か目覚めるでしょう。

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。

ありのままを受け入れて、問題にしない生き方を手に入れる。

とても心に響きました。

関係を続けるかどうかはさておき、戴いた言葉を自身の中で反芻し、どれだけあるか分からない(笑)これからの人生に加えたいと思います。

酒癖の件は、いろいろな方に日常の雑談レベルで話しても、交際を考え直した方が良いと言われるので、 交際を続ける私自身も多分変なんだろうと思っていました。

邦元様のご回答で「やっぱり私、変なんだ」と改めて自覚を持てました。そして、何だか安心しました。

お忙しい中、本当にありがとうございました。
お盆の時期って、とてもお忙しいんですよね。
くれぐれもお身体、ご自愛下さいませ。

丹下覚元様

ご回答ありがとうございます。

次に同じ事が起こった場合のために、ボイスレコーダーのアプリをインストールしました。

本人も、そうして欲しいとのことでしたので、会話の内容を録音し、シラフの時に話し合おうと思います。

私達はお互いバツイチですが、彼の方は離婚の際かなり大変だったと聞いています。もちろん、詳細は話しませんが・・・

また仕事のストレスや不満も、普段は決して口に出さないので、その当たりも原因の一つになっているのかも知れません。

赤の他人ではありますが、縁あって一緒にいると思うので、少しでも状況の緩和につながる手伝いができたらと思います。

お忙しい中、ご回答ありがとうございました。
暑い日が続きます故、くれぐれもお身体ご自愛下さいませ。

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