hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

生きてる実感がわきません

回答数回答 1
有り難し有り難し 17

毎日がつまらないです。
自分が何のために生きてるかわかりません。
話す相手もいません。どう生きていけばいいかわかりません


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どう生きるかという問いは、苦しいけれど、大事な問いです。

 タイノさんが思う、生きてる実感とはどのようなものでしょうか。たとえば、谷川俊太郎さんは「生きる」という有名な詩を書いています。それはこのような言葉から始まります。
 生きているということ 今生きているということ それはのどがかわくということ 木もれ陽がまぶしいということ ふっと或るメロディを思い出すということ くしゃみをすること あなたと手をつなぐこと
 谷川さんの詩と、タイノさんが思う生きてる実感とは、どの程度重なりますか。私もタイノさんの問いを頂いて、自分自身を振り返ってみました。谷川さんのように、日常生活の一つ一つを「生きてる」という感動・実感をもって歩んできたかというと、そうではありませんでした。むしろ、淡々と、そんなことは当たり前だと思って歩んでいた時間の方が圧倒的に多かったように思います。「朝起きて、顔を洗って、ご飯を食べて、学校に行く・・・。」の繰り返し。つまり、人生の大部分は「あたりまえ=つまらない」ことを淡々と積み重ねていく時間だということです。では、その積み重ねが意味が無いかというとそうではなく、積み重ねができること自体、すごいことなんだとこの最近感じるようになりました。
 むしろ、話し相手がいなく、自分の生き方に?がついている点について、いろんな試行錯誤ができるように思います。昔から読み継がれている有名な小説を読んだり、映画を見たりする中からも、生き方のヒントは発見できると思います。仏教を開いた釈尊や高僧の人生をたどっていくことも、大きなヒントになりますよ。なぜなら、釈尊も高僧も、そしてどの時代の人々も、「生きる」ということに悩み、だからこそ真実を求めることにもつながってゆくのですから・・・。タイノさんも、自分の大事な問いから目をそらさず、その問いに真っ正面から向き合っておられるのです。これは、とても苦しいことですが、実はとても大切なことなのです。大切なことを問うことで、タイノさんの人生の幅は広がり、根っこは深くなります。自信を持って悩み、自信を持って問いかけてください。話す相手が見つからない間は、このハスノハ僧侶をどうぞ話し相手になさってください。そして、少し元気が湧いてきたら、お坊さんとのリアルな出会いを求め、直接タイノさんの問いをぶつけてみてください。このハスノハへ勇気を持ってお声かけを頂き、有り難うございました。ご縁に感謝!!合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがとうございました。
いろいろなことに悩み考えていきたいと思います。
心が軽くなりました

「人生の生きがい・楽しみが欲しい」問答一覧

満たされない人生

はじめて相談させていただきます。 私は東北の出身で、現在は東京で公務員の仕事をしています。 幼少期は母親にとにかく勉強し、エリートになるよう言われ、地元トップクラスの進学校に進学するもうつ病を患ってしまいました。また、母親は所謂ヒステリー持ちで、常に母親の表情を気にしていたせいか、今も周りの人の表情を気にする癖がついています。その母親はもう10年近く前に病気で他界したのですが、母親にかけられた「呪い」のようなものは未だ消えません。 社会人になってからもうつ病で働かない頭で必死に勉強し、ようやく憧れの職場に就職したのですが、ミスを頻発し再び心を病んでしまい休職に入ってしまいました。うつ病は現在も治療中ですが、よくなる兆しが見えません。 その間にも地元の友人達は結婚・出産と次々と人生の新しいステージに進み、恋人もいない私は置いていかれた気分になります。 ここまでまとまらない文章になってしまいましたが、結局何に悩んでいるのかと言うと人生に光が見えないことです。 何をしていても幸せを実感することができません。何かを達成しても常に一歩先にいる周りの人と比べてしまい、勝手に落ち込んでしまいます。恋人が欲しいと思うこともありますが、こんなうつ病持ちの男には無理だろうと半ば諦めています。 以前は趣味のゲームや読書を楽しんでいたのですが、そんな趣味も楽しめなくなりました。予定がない日は家で寝たきりになっています。 また、SNSでたくさんの方と楽しく交流をして私の心の支えとなっていたのですが、先日で何気ない一言が炎上してしまい、知らないたくさんの人に叩かれ心に大きな傷を負ってしまいました。 何をしても空回りな感じがします。なんで自分は幸せになれないんだろう?と毎日嘆いています。 もう死んでしまいたいと思いますが、そんな勇気もなく虚無感に包まれたまま生きています。しかし、このままただ歳だけを重ねていくのかと思うと絶望感に襲われます。 どうすれば人生に光を見出すことができるでしょうか? ここまで読んでいただきありがとうございます。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

毎日が楽しくありません

わたしは人生が楽しくありません 現在30半ばを迎えようとしています わたしは過去にいろいろありすぎて 病気になり、ほとんど働けないし 病気で前向きになれない、やりたい事はたくさん制限されているけれど やるべき事、やらなければならない事だけは山積みです おそらく人生を捨てて、一生このままでいいやと開き直ってしまえばそういった課題にも向き合わなくて済むのかもしれません 実際20代の頃はそうやって生きてきた気がします でも、30を過ぎて、本当の自分の気持ちに正直に向き合ってみたら やはりこのまま人生が終わってしまうのは嫌だという気持ちが出てきています わたしがやらなければいけない事というのが 実際にはやりたい事に備えて、出来るだけ節約し、貯蓄とお金を増やす事 つまり病気や借金の返済、貯蓄の構築になるのですが これって毎日コツコツはあるけれど 毎日すごくやる事があるっていうわけじゃないと思うんです 今のわたしは時間だけを持て余し ただ時間が過ぎるのをボーッと待つだけです 友達も、恋人も、仲間も出来ません こんな感じの虚しさ、退屈な時間がもうずっと続いています 少し希望が見え、その希望に向かっていこうという気持ちは出てきたのですが いかんせん人生が充実しなさすぎて 生きてる実感がわかなすぎてつまらないのです 生きながら死んでいるような状態です これってどうしたらいいんですかね? 何かしたくても面倒という気持ちもあって、どうしたらいいのかわからないです

有り難し有り難し 8
回答数回答 1

人生がつまらなく感じている

30代男性会社員、既婚子どもなしです。 タイトルの件について、なんとか解決の糸口を見つけたいと思い投稿させていただきました。 タイトル通りなのですが、ここ1〜2年で急激に人生がつまらなく感じています。 好きだった趣味もおっくうになり、人間関係についても昨年結婚を機にゆかりのない土地に異動し、気の許せる友人などもおりません。過去に楽しいと感じたものを試してみましたが、どれもつまらないというか虚無感を感じます。 仕事もうまくいっておらず、自身の思い描いていた理想とのギャップを感じています。 打破するために何か行動を起こさなければとも思うのですが、結局尻込み・面倒になり一人モヤモヤとすることがほとんどです。 この先もずっと同じような状況が続く気がしてならず、楽しみがない人生を続ける意味があるのかなと考えてしまいます。 死にたいとまではまだ思いませんが、この先楽しめることがなく面倒なことが増えていくのなら、死んでも構わないという気持ちが自分の中にあり葛藤しています。 この日常から抜け出したいと思っています。 どのようなことでも参考にさせていただきますので、アドバイスを頂けませんでしょうか。 思っていることを端的に書いたつもりですが、読みづらい文章となりすみません。 何卒よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 13
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ