実父との生活の今後
高齢の父についてです。
気に入らないと大声を出す(包丁を突き付けられたこともあります)、
隠れてギャンブルをする、他者に非常識極まりない言動を取る。粗大ごみを集める。
不潔でも何も感じないらしく、家では殆ど口も利きません。
今、引越しせざるを得ない状況にあり、それもかなりストレスになってますが
このような父を連れての引越しを考えると、私はいくつか病気を抱えてますが、
増々悪くなり、生きる意味も解らないまま、それでも何とか生きております。
早くどうかなってくれないか、と、その様な良くない考えまで日々浮かぶ始末です。
一人では何もできず(身の回りの事は、汚いながらも一通りはします)、読み書きや手続き関係はまるで駄目です。
当人はもう仕事をする気も無いらしく、病気の私から食べさせていってもらおうと思ってるところも、腹が立ちます。
生活ぶりを見てると、後10年以上は、生きそうな感じです。
私が先に死んでしまうのでは…と思う位です。
こんな父を放置して、一人での人生を考えても良いのでしょうか?
一人にしても、性格的・経済的にしわ寄せや尻拭いをしなければならなくなるのも、目に見えており、何をどうしたら一番良いのか、途方に暮れております。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
誰かが誰かの犠牲になる時代ではありません。
実のお父さまとはいえ、さぞやお困りのことと思います。
私があなたの立場でもお先真っ暗にらなるでしょう。お気持ちは痛いほど、
わかります。
まず、お父さまのお世話ですが、お体が不自由等の特段の事情がないように思えます。詳しい事情はわかりませんが、
保護責任者として遺棄にはならないように思えます。お父さまは自立して生きていけるように思えるからです。
また、扶養義務があると言っても、どの程度まで扶養すれば良いのかは、扶養対象が配偶者や未成年の我が子である場合は、自分と同程度の生活を送れるようにしなければならないでしょう。
お父さまでかつ、疾病や障がいをお持ちとも思えませので、ご自身の生活を確立し、経済的に可能な範囲内で扶養義務を果たせば良いというのが一般的な考え方なんです。
あなた自身、持病をお持ちのようですし、金銭的にも余裕があるようにも思えません。
誰にでも幸せになる権利があるんです。
そんなお父さまの犠牲になることはありません。
家を出ましょう。まずはご自身の生活をしっかりと確立することです。
仮にお父さまが問題を起こされたとしても、散々注意してきたけれども聞き入れてもらえない。こちらも生活に精一杯で面倒を見ることは困難。
と心を鬼にして一蹴してください。
辛いかもしれませんが、お父さまが、ほんとうに懲りない限り改善されません。ご本人のため、お父さまのため、
気持ちを強く持って生きてください。
まずはあなた自身のお幸せです。
心からお幸せを祈っていますよ。
浄光寺
質問者からのお礼
三浦先生
有り難いお言葉、本当に嬉しくて涙が出ました。自分だけの事を考えるのは、悪い事では無いとおっしゃって頂き、少し緊張が和らぎました。『これでイイんだな』と。
先生に頂いた一つ一つのお言葉を胸に、問題を一つずつクリアして、前に進んでいけるよう、頑張っていきます。本当に有難うございました。