信頼感とはなんですか
他人を心から信用する事が出来ません。
そのくせ、すぐ騙されてしまいます。
本当は信じてるんでしょうか?
信じたいと思っているのでしょうか?
その場では信じるとか信じないとか思わないで話しをしていますが
改めて思うと信用できないのになんで話してしまったんだろうと後悔ばかりです。
でも一番信用できないのは自分自身なのです。
他人も私を信用していません。
自分が大嫌いです。
だから他人も私が嫌いです。
とても苦しい気持ちです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ロマンスグレー、黒髪と白髪は同居する。そう、坊主頭でも
完璧な人は存在しません。お釈迦さまだってそうです。後世の経典の神格化されたお釈迦さまはともかく、もっと古い層の経典を読んでみますと、こんなエピソードがいくつかあります。自死しようとしている人がおり、お釈迦さまは止めるよう繰り返し説得したのですが、頑なに聞き入れませんでした。そしてお釈迦さまは如何ともしがたい複雑で根深い事情を悟り、説得することを断念しました。そしてその人は自死してしまいました…お釈迦さまが自死を思いとどまらせることに失敗したエピソードです。
hasunohaのお坊さんだって完璧ではありません。私自身が質問者さんを怒らせてしまった経験もありますし、他の回答僧さんが怒らせてしまったことも何度か見てきました。きっと質問者さんとしてはとても裏切られた思いをなさったことでしょう。それは本当に申し訳のないことです。
お坊さんだからこそ、そういった人間の弱さといいますか、思い通りにいかない部分が分かると思います。あの人は立派な人だけど、フトしたはすみやボタンのかけ違いで誤ってしまうというのを目の当たりにしています。それでも、お坊さんは帰依という信頼感を持って生きる人間です。
じゃあ私の場合、信じている人への思いがどんな感じかなぁ〜と改めて考えてみますと、「この人について行ってダメだったら仕方ないなぁ」という感じでしょうか。「この人の船に乗って、不運にも沈没することになってしまったとしても、この人と一緒に沈むならそれも一興かな」という感じです。
人って、面白いんですよね。あの人が好きという感情と嫌いという感情、矛盾する2つの心を同時に持っていられるのです。信頼も同じだと思います。あの人は信じられるけど信じられない。信じられないけど信じられる。その辺を変に割り切ろうとすると、答えが出なくてモヤモヤウジャウジャしちゃいます。そういうグレーな所をグレーなまま、全部ひっくるめて受け止めるのが信頼じゃないでしょうかね。
追記
んー…それは実際に会って見てみないと分かりかねます。ただ、同じグレーでもポジティブにいつも試行錯誤しているグレーと、ネガティヴにいつも悪いところ探ししているグレーとでは他人に与える印象が全く変わります。逆に常に白黒付けようとする人も頑固者と紙一重ですしね。程度の問題です。
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。
私は友人にいつもグレーであやふやどっちつかずの八方美人と言われます。
それでいいのでしょうか。
そんなだから信用を得る事ができないのではないでしょうか。