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ひとりっこ=かわいそう

回答数回答 3
有り難し有り難し 35

ひとりっこはデメリットが沢山あり、それをどうしたらなくせるのか親として悩んでいます。
メリットもあるかもしれないけど、少ししか私にはわかりません。それも、大したことないもの。
兄弟いる人はメリットばかりでデメリットは稀と感じます。

デメリットは、
兄弟愛がわからない、わけっこできない、わがまま、人の痛みがわからない、精神的に弱い、わがまま、人見知り、集団が苦手、寂しい、年下や赤ちゃんが苦手、ケンカそして仲直りがわからない、親の老後が大変などです。

私は、親としてこういったデメリットをなおせるようにサポートしないとダメだと思いますか?
ひとりっこはこんなにデメリットがあるのに、私が2人は大変だからと産まないとした責任上を感じて苦しいです。

ママ友達と仲良くなり、疑似兄弟愛情体験みたくママ友ファミリーと遊んだり出掛けたりしないとダメですか? 私はうちの家族だけが楽でいいのですが、こどもは一人になっちゃうのでデメリット克服のためにはダメだよなぁ?でも、他の家族やこどもとだと気をつかうし、比較して落ち込むから辛いもんがあるなぁと悩んでいます。

デメリットが多すぎてこどものことを考えるなて辛いです。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いずれ本人に言われる(厳しい意見です)

 こんばんは。先般の問いから読ませていただきまして、正直「もうお一人、挑戦してみたら?」という気持ちでおりましたが、別の角度から。
 どんな親子であっても、子育ての最終段階に「子離れ・親離れ」がやってきます。「子どもを一人前にする」のが「子育て」ですから、これは当然のこと。その時には、卒乳ではありませんが双方に痛みを伴います。
 「もう自分は親に責任を負わせずに、自分でやっていかなければならないんだ」と決意する直前、親に対して色んな疑問やグチ、攻撃を投げかけます。
 「何で産んだんだ」「何で一人っ子なんだ。お陰でこんな性格に育っちまった、俺は兄弟が欲しかったのに!」と言われるかも知れません。それは彼の子育て最終段階に差し掛かっていることを示すものですが、その時が来るのを覚悟し、どう答えるか、考えて下さい。周りの人に言われるとか、自分が想像するとかより、ずっと大切な問題です。
 「私はウチの家族だけが楽でいい」、それは本音だと思いますが、それを堂々と言えますか。「周りの家族に気を遣うのが(嫌だったの)」と言えますか。
 何と言っても、あなた方ご夫婦は「そのような性格」でも結婚し、お子さんをもうけ、育てることができているのですから、その意味で(今のままの性格で)大丈夫なのです。世の中、結婚もできず、或いはお子さんができず、もちろん育てることのできない方もいらっしゃいます。その方々よりも、お二人は「できている」のです。しかし、「それ以上に」を願うのであれば、そのための工夫や努力をしなければなりません。
 そのための練習問題は、近々やってくると思います。お子さんが友達と仲良くなり、家への行き来が始まると思います。お子さんが「○○君の家に遊びに行きたい!」と言った時に、「家族だけが楽でいいから」「周りと比較して辛くなるから」と断りますか。それはもう、彼にとってのメリット・デメリットの話ではなく、あなたの面倒くささの問題ではありませんか?
 何度も同じ質問をされるということは、貴女が満足する答えを得られていないということでしょう。でもそれは恐らく、そもそもが「誰かから得るもの」ではなく、「ご自身が決めること」だからです。「決めたくない」はできません。練習問題は、すぐ近くに迫っています。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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いっそ2人目に挑戦しては

先日から同じ悩みがぐるぐる回っているようですね。
そこまで悩むなら思い切って2人目に挑戦してみてはどうでしょうか?

たとえ一人っ子でも、五体満足に健康に産んであげたのでしょうし、それだけでも素晴らしい事だと思いますよ。
ただ、あなたとご主人の人見知りは少し直す努力をした方が子供の為にも良いでしょう。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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人生一生が成長です

拝読させて頂きました。お悩みなさることももっともかとは思います。あなたのお気持ちお察しします。
ただやはりものごとにはかならず良い面悪い面がつきものです。
ひとりっこならばしっかりと親がみてあげることはできます。それは子供にとっては愛情を注いで育つ何よりのことです。
社会性が身に付きずらい事は確かにそうですが、それならばあなたもお子さんも積極的に何でも交流を持つことです。お子さんもあなたもこれから人にもまれながら成長していくのですから多少気が進まなくてもいろんなイベントや交流の場に出て行って親交を深めてください。
人生一生が成長です。
あなたもお子様もこれから健やかに皆さんと共に仲良くご成長なさってくださいます様に仏様にお祈りさせて頂きます。どうか親子で明るく頑張ってくださいね。

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

コメントを拝見し、二人目が理想なのに、また妊娠、出産、二人の育児をするのに気後れしてしまうのです。

だから、二人目をのアドバイスを受け、そう選択できないことに自己嫌悪です。

また、私たちの性格がやはりこどものためにならないんだと悲しくなります。
性格なかなか変えられず…。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ