子供のスランプ
お読みくださってありがとうございます。
カテゴリ違いでしたらごめんなさい。
小6の息子についてです。
スポーツのクラブに所属していますが指導者によるレギュラーのお子さんとの明らかな差別待遇に息子の心が折れてしまいそうです。
5年生までは普通だったのに6年生になってからです。
真面目に練習や合宿に参加してきましたが、向いていないのかいまいちパッとせず、ユニフォームをもらえず、同学年の子が対外試合の際にも帯同さえ許されず、下級生とホームグランドのゴミ拾いをさせられていたこともありました。
先日、最後の公式試合も下級生がメンバーに選ばれ、本人の口から「いままでやってきた時間と(月謝の)お金は無駄だった。もうやめてもいいや」と泣くのを聞きショックを受けています。小学生がここまで絶望するものかと・・・。
指導者の方は、おそらく悔しければ這い上がってこい、というおつもりなのだと思います。が、励ましや褒める言葉はなく、私どもが励まして少し気を取り直すと、また打ちのめされるような状況に親の私のほうが耐え難く、参ってしまっています。練習ノートにもいつも気持ちが弱いと言うようなことを書かれています。
上級指導者の方に相談もしましたが根本的な解決には至らず、かえって担当指導者から息子にきつい言葉を投げつけられたと最近になって知りました。
ほかの保護者の方や子供さん方はいい方たちで心配してくださいますし、仲良くやっているようです。仲間と離れるのがいやでこれまで頑張ってきたのだと思います。
長い目で見てこの経験が肥やしになるのか傷になるのかが私にはわかりません。小学生のうちにこんなにつらい思いをすることが必要でしょうか。
自主練習をしなかったせいだから仕方がないよ、と言い聞かせてきました。移籍は時期的にもう無理です。辞めさせるのは逃げることになりますでしょうか。卒業まで続けたら何か得るものがあるのでしょうか。
本来は私がもっと鷹揚に構えていなければいけないのも承知しております。一段高いところから見守れない情けない親です。
夫は更に心が弱く辞めさせろ!と怒ってしまうので相談できません。
どうかご助言をお願い申し上げます。
乱文失礼いたしました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親が決めずに、まずお子さんの意見を聞いて下さい。
お辛い事と存じます。
しかし、小学校6年生ともなったら、未熟ながらも、そろそろ自分の問題に関しては自分なりの意見を持つ年頃であろうかと思います。
子供の人生にずっと親が介入して行ける訳では有りません。
お子さんはどうしたいと思っているのでしょうか?
まず、お子さんの気持ちを、しっかりと聞くのが大事ではないでしょうか?
親に出来るのはいろんな選択肢を提示して上げる事。
そして辛い時には一緒に泣き、いつも心から応援している事…。
それくらいしか出来ないかもしれません。
誰かを責めたり、怒ったりしても、それは自分達が憔悴するだけではなく、かえってお子さんの心を傷付けてしまうかもしれません。
どうするのかを決めて、そして自分の人生を歩んで行くのはお子さん自身です。
ご両親の長い人生の中にも、理不尽な場面が有ったはずです。
それをどう乗り越えて来られたのか、そんな事を話してあげても良いのかもしれません。
スポーツクラブの一つのスポーツだけが世の中でもなければ絶対価値感なわけでもなく、
世の中にはいろいろなスポーツも芸術も文芸も有る事を
教えて上げる良い機会かも知れませんね。
そして、それでもクラブに残る事を望むのであれば、きっと人間関係の素晴らしさを学ばれる事と思います。
お子さんの選択を信じてあげて欲しいと思います。
質問者からのお礼
早速のご返事を有難うございます。
有難いご助言、弱った心に沁みて涙がでました。
嫌ならもう我慢しなくてよい、他のスポーツもあるよなど、色々な提案をしておりますがそれには気が乗らないようです。(実際に違うスポーツの見学に行きましたが興味を示しませんでした)
昨日も練習に行くのを渋るので、辞めるのなら行かなくていいが、辞めたくないのならきちんと行きなさいと叱ったところ嫌々出ていきました。自分で決めるのが嫌で私が辞めさせるのを待っているような気もします。
けれどおっしゃるように、私が先回りして逃げ道を作ってやる必要はないですよね。ご相談したかったのはまさにそのことでした。心が折れてしまう前になんとかしてやるべきなのか、折れるまで見守るべきなのか迷ってしまいました。折れる前に助けたら、成長の機会を逃すような気がしましたが、状況が本当に可哀想で。
グズグズと甘えてくるのを突き放す勇気が持てませんでした。
とても辛いと思いますが、我慢して見守ろうと思います。
本当に我慢できなくなって、辞めたいと言ったら助けます。
本当にほんとうにありがとうございました。