過去の苦しみ
こんばんは。よろしくお願い致します。
私は6年程前に結婚を前提に付き合ってた方がいました。しかしその男性に結婚を考えられなくなったと言われ、別れを告げられました。私は急なことで納得がいきませんでした。
話し合いたいと言ったところ、その男性は私の仲良かった友だちと既に付き合っていました。その友だちはよく会っていたし、相談にものってもらっていた子でした。その事実を知って私はものすごく苦しみました。死んでしまいたいとまで思ったほどです。私がもがけばもがくほど、彼らの仲が深まっていくように感じたので、悲しさを抑えて忘れようと努力しました。
周りの支えもあり、傷も癒えはじめた頃に今の旦那さんと巡り会えました。3年前に結婚し、今年子どもも出産しました。
自分を苦しめた2人も結婚し、子どもも2人授かったことを知りました。彼に未練がある訳ではありません。裏切られたことがどうしても許せないのです。彼には一応謝罪はされましたが、その女友だちは一切謝罪はなく連絡がとれなくなりました。
この裏切られた苦しみは一生残るのでしょうか?人を不幸にした人達は幸せになるのでしょうか?
今の生活に何も不満はありません。幸せに生活できてありがたいはずなのに…
この苦しみさえなければといつも考えてしまいます。どうしたら忘れられるでしょうか。6年前の出来事をいまだに引きずっている自分が嫌になります。
ぜひご教示いただけたらと思います。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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今のあなたに与えられていることに感謝してください
あひるさま
ご質問拝見しました。
辛い別れがあり、死んでしまいたいほどの悲しみに打ちのめされたのですね。その相手が親しい人だったとなると余計にショックです。現在は、ご主人とのしあわせな結婚生活があり、子供さんを授かったということですので、嬉しいことですね。
人間は、与えてもらったことはすぐに忘れ、与えてあげたことに関しては長く執着するものです。同時に、誰かを傷つけたり苦しめたりしても忘れてしまうのですが、傷つけられたり苦しめられたりすると、その心の痛みは末永く消えないものなのです。
ショックな出来事をわずか6年で忘れるなんてなかなかできません。岩に刻むって言いますし、人間にしか持ち得ない「恨み辛み」は根深いですから。
お釈迦様は諸行無常というお考えを示してくださっています。全てのものが移り変わって常に有るものは一つと無い。それは心の中も同様で、気持ちも日々移ろいながら、やがて許せる日が訪れるでしょう。それはきっと、あなたが現在のしあわせを心から味わい、実感する時であるでしょう。
生かされて生きるいのち、必然ではなく偶然に出遇い家族となったご主人と子供さんとの暮らしがたったいま与えられていることに感動し感謝していただけるようなあなたになってください。
拙文お許しください。合掌
しっかりと断ち切ってくださいね
拝読させて頂きました。読ませて頂きさぞつらい苦しみを受けたことと思います。あなたに与えた仕打ちは人として決してあるまじき諸行であると思います。
そのお二人の行いは消えることはありません。その行いはそれぞれに報いを受けることとなります。
あなたのそのつらい思いは確かに今でも残っていらっしゃることですよね。お気持ちをお察し申し上げます。
ただやはりその思いはしっかりと断ち切ってください。その怒りや恨みはあなたもご主人様もお子さんをも決して幸せにはいたしません、確かにその思いを忘れることはできないでしょうが、あなたの心の中でのその方々への怒りや恨みはあなたがた皆さんをも飲み込む恐れがあります。
その怒りや恨みはあなたからしっかりと断ち切ってくださいね。怒りや恨みや憎しみは決して人を幸せには致しません。
あなたもご主人様もお子さんもその大切なご縁の中で共に仲良くお健やかに成長なさっていくのです。つらい過去は断ち切ってしっかりと皆さんの未来を明るく楽しくお過ごしなさってください。皆さんのお幸せを心より神仏にお祈りさせて頂きます。
怒りや恨みや憎しみの負のスパイラルをしっかりと断ち切って、明るい未来を皆さんで作り出してくださいね。
質問者からのお礼
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。今ある幸せに感謝して、日々過ごしていきたいと思います。