前科者の旦那さまとの未来について
現在、刑務所(薬物)から帰ってきた主人と一緒に家族で暮らそうとしていますが、
私の両親は猛反対です。
理由は、娘がいじめられるかもしれない、職業に影響があるかもしれないということです。
私は、両親の気持ちはすごく分かります。
今まで養ってくれて感謝もしています。
両親には、これから何もなく普通に過ごせるかもしれないと小さな希望で頑張ろとするなと言われます。
でも、最終的には、夫婦が決めることだとは思いますが、
でも、今の感情で決めて本当に娘に不幸があったらどうしようかとも思います。
もし、家族が一緒になるとしたら、両親とは決別だと思います。
私はどちらを選んだら良いのか分かりません。
どうすれば良いと思いますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
罪は作ってしまうもの …ですが……
難しい問題ではありますが、私見も含めて回答します。
まず、仏教では「罪は作ってしまうもの」です。
戒律(法律)を作って戒めても、ふいに虫を踏みつぶせば殺生です。
戒律を「守ろうとする行い」が正しく尊いものであって、凡夫の罪はありきです。
そして、もし罪を作ってしまったなら、懺悔をすることが大切です。
旦那さんは、薬物という罪を(世間的には)償って戻ってもられました。
これ以後の許す許さないは個人の見解や感情になります。
たんぽぽさんの両親は感情的に許すことができないとのこと。
(娘がいじめられるかもしれない、職業に影響があるかもしれないは、とってつけた理由だと思います)
ですが、旦那さんがしっかり反省し、二度としない誓いを立て、家族を一生大切にするとの約束があって、たんぽぽさんは罪を許し受け入れたのなら、家族で暮らすべきと私は思います。
不幸はあるかもしれませんし、ないかもしれません。
ですが、きちんと家族が団結しているなら乗り越えることは必ずできます。
別に言えば、病気だって不幸、交通事故だって不幸です。
これを「かもしれない」で臆病になって暮らしていては毎日が辛いばかりです。
その決心がついたら、時間がかかっても両親と分かち合って欲しいと思います。
感情は必ず変えることができます。
どれくらい時間がかかるのかはわかりませんが、説得を続けることを辞めるまでは、わかってもらえる可能性はあります。
ですが………
ここまで答えていて恐縮ですが、身近に同じ例の方がいます。
残念ですが離婚してしまいました。理由は、薬の再犯です。
薬は非常に再犯率が高いことも事実です。
仏の顔も三度などと言いますが、薬に限っては二度あることは三度ある。
よっぽどの努力がないと抜け出せないでしょう。
旦那さんがどうなのかはきちんと見極めて頂き、決意がついたなら、「私は一度は許します」と両親と旦那さんに宣言してみてはいかがでしょうか。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。この件については、ゆっくり話し合い、決めていきたいと思います。励みの出るお言葉ありがとうございました。