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心が空っぽ。心からやりたいと思える仕事がない。

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こんにちは。私は39歳の女性です。
私の悩みを聞いてください。

私の心は空っぽです。
何をしても何に対しても心から喜べないし、心から楽しむことができません。
心から笑顔にはなれませんし、心から笑顔になれる出来事はありません。
心から自分と人を愛することができません。
好きなこと、夢中になれるものがありません。
心の支えなにること(物・人)がありません。

小学生・中学生の時は毎日がキラキラ輝いていて、好きなこと、夢中になれるものがありましたし、心から自分や人を愛することができました。
心の支えになること(物・人)もありました。

決して今の生活に不満はありません。
実家で両親と同居して、毎日母が食事を作ってくれます。
病院などへ行くときは、時々父が車で送り迎えをしてもらっています。
両親からとても愛されています。
障害年金をもらっているので、お金にはまったく困っていません。

何かも恵まれて幸せで、心が満たされてるはずなのにまったく心が満たされません。

もうひとつ悩みがあります。

もうすぐ40歳になりますが、心からやりたいと思える仕事がありません。

今までスーパーの陳列・品出し、コンビニでのバイト、テレホンアポインター、アイスクリームショップでのバイト、コンビニのお弁当・サンドイッチなどを製造する工場などいろんなアルバイトをしてきましたが、「この仕事がしたい」「これ気に入った」という仕事は見つかりませんでした。
未だに心からやりたいと思える仕事がありませんし、どんな仕事をしたいのか考えてもわかりません。

子供の頃は「婦警さんになりたい」「漫画家になりたい」と将来の夢は
ありました。
20歳のときある人に「将来の夢は?」と聞かれたとき「自分は将来何をしたいのか」「どんな職業に就きたいのか?」などいろいろ考えました。
でも、答えはまったく見つかりませんでした。
仕事以外の夢はたくさんあります。
(例:海外に住む、など)

もうすぐ40代に入りますので、激しい焦燥感を感じています。

お話を聞いてくださってありがとうございます。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

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玲奈さん、はじめまして。質問を拝読いたしました。

玲奈さんは心が空っぽなのですね。小・中学生のときはキラキラ輝いて希望に溢れていたのに。けれど生活に不満はないけれど、心から打ち込める仕事がないのですね。

高野登さんをご存じですか。
長野県の山村の生まれで、リッツ・カールトンホテルの日本法人社長を歴任し、リッツ・カールトン東京とリッツ・カールトン大阪を開業させた人です。
髙野さんはホテルマンとして活躍しましたが、たくさんの困難も経験してこられました。特に困ったのは、宿泊客のクレームです。

髙野さんが宿泊客から激しいクレームを受けたとき、どうしたでしょうか。
「師匠なら、どうするか」を考えたそうです。髙野さんの師匠は、鬼平犯科帳に登場する鬼平です。小説に登場する実在しない人物(モデルになった人物はいます)を髙野さんは師匠としたのです。
※高野登さんの著書もたくさんあるので手に取って見てください。

玲奈さんも師匠を見つけてみることをおすすめします。
髙野さんのように実在しない人物でも師匠にすることができます。玲奈さんが「あの人だったらどうするだろう」と想像をめぐらせることができる人を見つけてみてください。実際に会うことができる人がいれば、なお良いと思います。

仏教では、良い師匠と出会い教えを授かることが最上の喜びであるとされます。

玲奈さんも良き師匠とめぐり合うことができるよう祈念しております。

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徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...
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夢じゃなくても、できる仕事が天職

仕事は、楽しくなくても良いのです。
自分にできる仕事であれば、それが天職ではないでしょうか。
仕事に対して夢や希望を膨らませすぎるのは、現実的にはよくない場合もあります。

お釈迦さまは、自分が悟りを開いたとき、そこで満足していました。
しかし、梵天という神様に強く頼まれて、人々に教えを説く活動を始めたのです。
これが、世に言う「梵天勧請」(ぼんてんかんじょう)というエピソードです。
お釈迦様自身には、「人々に教えを説きたい!」というような強い夢や希望はなかったのです。
しかし、お釈迦様にはそれをやる能力があり、そして梵天から頼まれた、強く断る理由もない、ということで、
結果として、40年以上にわたって亡くなる寸前まで、インド各地で教えを説いて回ったのです。
もし、ハローワークなどの求人で、あなたにできそうな仕事があったら、その求人はあなたにとっての「梵天勧請」かもしれません。
人手がなくて困っている会社、あなたの能力を必要としている人がいるです。

仕事が楽しくなくても、何か、趣味をみつけて、帰宅が楽しみになるようなものがあれば、毎日の張り合いになりますね。
連続ドラマの続きが見たいとか、テレビゲームの続きがやりたいとか、何か日々の楽しみがみつかると良いですね。

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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
あなた様方のご回答を読んで、気持ちがスッとなった気がしました。
師匠と呼べる人を見つけてみます。
ハローワークで「これなら自分にできそう」と思える仕事を探してみます。
本当にありがとうございます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ