姉が亡くなり辛いです
今年の春に姉が亡くなりました。幼いころから本当に仲良しでした。3年前に母親をガンで亡くしその時も2人で辛さを共に乗り越えてきました。姉は突然の病気であっと言う間に亡くなってしまいました。最後まで笑顔を絶やさずに一生懸命生きた姉でした。亡くなってから7ヶ月が過ぎ頭ではもういないとわかってはいるのですが写真を見ては涙が止まりません。私がもっと早くに病気に気づいてあげればもっと生きれていたのかもと後悔ばかりです。悲しんでいると姉もつらいと頑張って明るく生きて行こうと思うのですが寂しさで涙が止まりません。仲のよかった最愛の姉だったので本当に辛くてたまりません。どうしたら姉の死を乗り越えて明るく生きて行けますか?本当に辛いです。アドバイスよろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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誰もが辛い別れを経験し、悲しみの日々を送ってます
お祖母様、お母さま、そしてお姉さまと別れを経験し、さぞお辛いことと思います。
私事ですが、6年前に父親が亡くなり、その4か月後に母親が亡くなりました。どちらも85年の人生を生きてきましたから、「寿命が尽きたのだから、止むを得ない。」と思いつつも、もっと長生きしてほしかったと嘆き、治療の施しようがない病気に罹ったことの不運を嘆きました。私は両親の死を乗り越えることが出来たと思ってません。悲しみに打ちひしがれて自分がやるべきことを怠っていたら、もっともっと両親を悲しませてしまうでしょう。だから、四十九日、百箇日、新盆、一周忌、三回忌と一つ一つ出来る限り心を込めて務めてきましたし、自分の仕事をしっかりやることも供養のうちだと思って寺の住職としての仕事にも励んだつもりです。それでも、未だに「もっと長生きして欲しかった。」と頻繁に思ってます。私に限らず、ちあきさんに限らず、誰もが悲しい別れを経験し、なかなか悲しみを乗り越えられないでいると思います。
人は人生の中でいろんな人と出会い、そして別れを経験します。家族と雖も、決して永遠のものではありません。家族というものも、期間限定で有ると思います。
http://hasunoha.jp/questions/4982
仏教では、四苦八苦という教えを説きます。その中の一つに「愛別離苦 愛する者と別離する苦」があります。残念ながら、こんな苦は願い下げだと思っても、逃れることは出来ません。
いろんな宗派のいろんなお坊さんが法話を語り、本やホームページに掲載してますが、法話の中で下記のようなことを話す場合が多くあります。
「死ぬのはこわい、いつまでも生きたい、死なない方法はないものでしょうかとの願いに、ある人が1つあるよ、それは「生まれてこないこと」と言ったそうです。」
この世に生を受ければ、必ず死の時を迎えます。愛する者との別離は必ずやってきます。みんなが悲しみを経験し、みんなが悲しみを抱えて生きているのです。悲しんであげることは大事です。でも、同時に日々の生活をきちんと行い、自分の勤めをしっかりと果たしていくことも、大事な供養です。どうぞ、お姉さまと過ごして生きた思い出を大事にし、今日をしっかり生き、明日をしっかりと生きていきましょう。
質問者からのお礼
吉田俊英様ご回答くださりありがとうございます。愛する者との死は決して避けて通れないこと誰もが苦しむこと本当によくわかりました。
まだまだ思い出しては涙するのですが涙を流しながらでも1日1日をしっかりと姉がした通り一生懸命生きて行こうと心に誓いました。姉の姿は見えなくても思い出はいつまでも消えないのでその思い出を大切に胸にしまってこれからがんばります。本当にありがとうございました。