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職場関係

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有り難し有り難し 12

職場の方々との会話について悩んでます。私は昔から一緒に働いている方々との会話が苦手てと言うか、会話を聴いていても楽しく感じないし、くだらないことばかり言っているなぁ〜と感じることが多く、会話したくないと思う事が多いです。特に他人の日常の出来事や自慢話は特に聴いていると、馬鹿馬鹿しくてくだらない話しだと感じます。会話に交じって私も楽しく話す事が出来ればいいのでしょうが、なかなか出来ません。どうすれば他人の会話を受け入れる事が出来るでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

アウェー感の克服法

多分それは本当に話を聞いてないのです。
何故聞いていないかというと、評論家になっているのです。
タモリさんと「ホンマでっか」の評論家さんたちぐらいの温度差があります。
名司会者、聞き上手の達人は「自分」を差し挟みません。
相手の話を聞きだし、引き出し、その引き出しの中のことをさらに問いかけます。
こちらの構えを全部除いて溶け込むことで同じ周波数になってシンクロすることが出来るでしょう。
それが今週の課題、修行だと思って実践してみましょう。
お釈迦様はどんな人の話も聞いていたでしょう。
「けっ、コイツらホンットにしょうがねぇ話ばっかりしてやがんなぁ」と言ったら誰も救っちゃくれませんし、坊さんだってこのページで総スルーです。
私どもが、あなたのような態度であなたの話を取り扱ったら寂しいんじゃないでしょうか。
どんな話であってもその人たちにとってはそういう話や、逆に話よりも「そういう話で盛り上がって結束力を作ること」の方に重きを置いている場合があります。
その場合、あなたはアウェー感が生じて敵地に一人でいるような孤立感を受ける場合も出てくるでしょう。
そういうときこそ、本当に話を聞くだけに集中するのです。
ただ、居るだけでもいいのです。
あ、ちなみに私はあなたと似たようなところがあって、それでも「この話はどうでもいいや」という会話には入っていきません。SO FAR AWAY AWAY AWAYで OVER THE HILLS AND FAR AWAYします。
その分、地元の坊さんグループじゃ浮いてますが、人間どうしても合う合わないはあるようでして。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

有り難うございます。自分は聞き上手になるかなと思った所です。自分にも足りない所はありますし、へそ曲がりな所がありますし、回答を参考に頑張ってみたいと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ