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抗がん剤が高くて働けません

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有り難し有り難し 16

19歳から白血病なのですが病気が原因で就職できないしできたとしても月45万の抗がん剤を飲まなければなりません。
資格取れるほど頭よくもなく人生の岐路に常に立っているような不安を持っています。
将来を考えるうえでなにをすればいいでしょう?

白血病はいとこが影響で発病したとわかっており、いとこが連絡を取らせてくれない状態にあります


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

様々な制度を利用しよう

こんにちは。
医療費が高いのはたいへんですね。

高額の医療費が発生した場合、高額療養費の制度を利用できるはずです。私も以前入院したときに利用しました。
以下のリンク先は、東京都の国民健康保険の被保険者に対するものですが、どこの市町村でも、また社会保険だったとしても同様の制度があると思います。私も詳しいことは分かりませんので、一度病院や市町村などに確認してみましょう。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kokuho/aramashi/kyuufu/kyuufu03.html

お金の事は気にせず、まずは療養に専念したいですね。
お大事にしてください。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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肩の力抜いて生きていきましょう…

 白血病の発症原因がいとこさんという点が私にはよく理解出来ないのですが、事実なのでしょうか?
 いずれにしても、いとこさんを責めてもあなたのご病気は良くなりません…ですから、いとこさんのことは出来るだけ考えないようにされた方が気がラクだと思いますよ。
 人間界とは「よろずのこと みなもてそらごとたわごと、まことあることなき」世界だと『歎異抄』という書物に著されています。元から、人間の側には真実はなくて、苦悩の中で生きていくしかないように出来ているのです。何しろその苦悩を生み出しているのは自分なのですから…自身の苦悩が無くなることはありません。
 あなたはお辛いでしょう。でも周囲の人は辛くない人生を送っているかといえばそうではありません。
 皆が同じように辛い人生を歩んでいます。もっと厳しいことを申せば、今それ程の辛さを感じていない方は、気付いていないだけ、または気付いても知らないふりをしているだけです。
 この身の事実は、誰にも平等です。歳取って、病気になって、死んでいくのです。
 将来ではなく、今を見つめて下さい。今出来ることを今なさって下さい。それ以外に出来る事、すべきことはありません。…それはあなたも、私も同じです。
 何をすべきか…それは人には聞けない、教えられないものだと思います…それはあなたの生き方であり、あなたの人生、あなたのいのちそのものだからです。
 現在、御自身が命の不安と戦っておられることと思います。ご心中をお察し申し上げます。
 ただ、戦って勝てる相手でないなら、戦わない方法もあります。身を任せ、事実を受けて入れて生きていく方法です。
 あなたもいつかその命終わるでしょう…私もです。どっちが先かはわかりませんが、行くべき世界は同じ仏の国、生まれるは仏 と頂いています。それまでは生きていきましょう…肩の力抜いて…。
 あなたも私も、そしていとこさんも同じ人間なんです。皆命は終わるけれど、浄土で必ず仏同士としてお会いできる身なのです…。

 

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おきもち

「嫉妬・蔑み」問答一覧

推し活で嫉妬します。

2023年に海外アーティストのライブに行きたかったのですが、チケットが取れず行けませんでした。 グループで活動するアーティストが、最初で最後のソロライブを開催し、日本にも来てくれたり、海外でライブを開催しましたが、ライブに行く希望は叶いませんでした。 そのグループは活動休止中で、来年活動再開予定ですが、チケットが人気すぎて、いつ会えるのか保証は全くありません。5年、10年は待つ覚悟はしないといけないくらいです。 チケットが取れず、もがき苦しんで自分の不運を憎み、行けなかった悔しさに心が荒み、当選した人を妬み、今でも思い出すだけで辛くて涙が出てきます。 人気のアーティストで、チケットが取れなかった人もいますが、自分の周りの9割は、アメリカや東南アジア、日本でのライブチケットに当選して現地に行き、ライブを楽しんだ話を今もしています。 私だって行きたかったのに、落選した人の悲しみや苦しみを分かってほしい。落選した人は当選した人より数倍も傷ついて、今でも苦しんでいるんだぞと、気持ちをぶつけたいです。 もちろん自分が当選したら、落選した人の辛さも分かりますが、当選した人が落選した人の分まで楽しむなんてことはあり得ないです。 ライブ中に、落選した人の分まで私は楽しんでいるんだわ!と思うことなんてないのが、その証拠です。 今でもこんな気持ちが蘇ります。もう2度と開催されないライブに行けなかった苦しみを、SNSに時々呟いていますが、今まで仲が良かった人(今回のライブに当選した人たち)は、これまでどおり接することもしなくなりました。 ライブに行けた人は勝ち組で、推しに声援やメッセージをうちわ等で直接送ることが出来て、熱気も味あえて、羨ましいです。 ライブの当落に勝ち負けはないと言っても、行けなかった人は結局、推しに会えない、メッセージも声援も送れない点から、落選したが負け組なのは事実です。 落選した人の声なんか、アーティストには一切届くことなんかありませんから。 グループ活動再開まで、当選した喜びに浸っている人と、会いたくても会えなくて落選した苦しみにもがき苦しむ私とでは、私の方が何倍も苦しんで傷ついています。 1年経って、少しは傷は癒えてきましたが、ちょっとした時にぶり返しています。 私はどうするべきでしょうか?

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ