自分に全く自信がない
私はまったく自分に自信が持てず、ネガティブです。
特にコミュニケーション能力や、自分の容姿、学力など無意識のうちに誰かと比較してしまい非常にネガティブな気持ちになってしまいます。
小さい頃から引っ込み思案で、中学生の頃に少し改善されたのですが、高校に上がってから周りの1部の人に陰キャラだといじられ始め、また自分に自信がなくなってしまいました。
この性格に拍車がかかったのは、昨年彼女に振られてからです。その時から自分は愛される価値が無い人間なのだと思ってしまい、対人関係(特に異性)に対して引け目を感じ続けて来ました。
現在自分は大学生で、将来の目標を実現するために勉強しているのですが、このままでは学業にも自分のネガティブな性格が災いして思った成果が出せず、将来の目標も見失ってしまいそうです。
「なぜ自分は明るくなれないのか」「なぜ自分は
不器用にしか生きられないのか」「自分はいつまでたっても精神が子供のままなのだろうか」 と頭の中で負の言葉が次々とつぶやかれて、精神的に参っています。
長くなりましたが、どうすれば自分に自信が持てるでしょうか?
また、どうすれば周りに引け目を感じず、異性や他人に対して自然体で接することが出来るでしょうか?
まとまっていない文章で申し訳ありません。
お答え頂ければ幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お布施の実践
拝
nofaceさんだけではありません
私を含め多くの人が自分のネガティブをどうにかしたいと願っています
しかし、こうした心理の時は物の見方が小さくなってしまいがちになり
まるで世界で1人、自分だけが不幸であるかのように沈んで、負の連鎖状態に陥ってしまいます。
はじめは小さな気がつかないような不安という火種は、あっという間に広がり大きな火事を起こしてしまうんですね。
今のnofaceさんの心中の如く…
そんな状態の時ポジティブになろうとしても、原因が相手あっての事では相手が承認してくれなければ当然ポジティブになれませんね?
ところが、実は周りの人の多くは、問題を抱えている人の異常に気がつき既に心配しています。
それなのに本人は周りの心配に気がつくことなく一人で自分の中の「何か」が悪いはずだと否定材料を並べて、決まって育った環境まで遡って原因を探し始めますが、らしいものはあっても決定的なものはどこを探してみても見当たりません…
この事実が過去には問題はあっても解決策が何もない事を証明しているのですから、この考え方は直ちに止める必要があります。
その代わりに人の良い所を探して褒めてみる事を実践してみてください。
褒めて人の不安を照らしてあげるのですね
貴方よりさらに不安そうな人がいるならそういう人に優先的に実践すると良いでしょう。
いつも寂しそうにしている人に声をかけてあげてください、差別的な感覚が生まれないよう注意しながら慎重にです。
決しって偉そうにしたり、媚びたりせずに淡々と会話し褒めてあげてください。
きっと「お布施」っていうとお金のように思えるかもしれませんが実はこれも「お布施」という苦しみから離れるれっきとした行なんです。
そして苦しみを知らなければできない行ですから貴方にうってつけの行とも言えます。
「お前凄いな」これだけでも人間は自信を取り戻す生き物
コミュニケーションを複雑に考える必要なんてないのです。
合掌
自分の劣っている点を比べたら誰だって落ち込みます。
ご質問に我が身を振り返って見てみると、私も自信や誇りが無いのですね、でもあまり暗くなることはありません。
たぶん比べることがあまりないからだと思います。
あるべき自分と今の自分、誇らしげに見える他人と今の自分。
比べると劣って見えるのは当たり前なんです。
何故なら、今のネガティブな自分と理想の自分を比べたら、それは劣っていると感じますよね。
立派に見えると自分の思う他人(それもあなたの思う他人であって実際の他人ではありません)と貶めている見方で見る自分を比べたら、落ち込むほど情けなくなります。
明るいものの見方になれるコツをいくつかご紹介しておきますね。
:「みんないろんなことに差があってあちこち違っている」から、一点だけ比べても人という総合的な価値判断は不可能です。
:「みんな同じでなければならない」という事が平等だ、と考えると苦しくなります。「みんなすべてに差があり違いがある」ということを認めると「みんな同じだな」と平等な気持ちになります。
:「みんな悩み苦しみがあり幸せを願っているのだ」と思うと、みんなが仲間に思えてきます。そうすると、他人と比べて落ち込むことも減ります。
将来については「自分のできること」と「自分のしたいこと」をノートにでも書きだして、毎日加筆修正していくと自然と自己洞察と客観的視野が身についてきてくると思います。
加筆修正が大事ですよ、一度だけ書いて眺めるたびにため息を付いたり捕われて悩んだりするのは逆効果なのでそこは注意してください。