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多忙なサークルをやめることに罪悪感を感じる。

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こんにちは、現在大学2年生の野木です。
今回は、現在私が所属する超多忙なサークルについてのご相談です。

私は1年の春より、当サークルに所属しています。
サークルは文化祭を運営するというサークルですが、
サークル所属スタッフは少ない中、お祭りという大きな業務に携わっています。

昨年度は先輩に恵まれ、業務にやりがいを覚えたため、
継続を決意し、今年度はサークルの幹部として活動しました。

しかしながら、今年度は先輩に恵まれず、
また驚くほどの人手不足やハプニングに見舞われ、
祭り前一か月のタイミングで自殺未遂を行うほどのストレスを抱えました。

祭りが終わった今でも、サークルに携わる方に会うと嫌悪感が生れます。
私の精神を追いやったうえ誰も助けてくれなかった、
活動をしていない人が「祭りに携われてよかった!」などと発言している、
そういったことに非常に嫌悪感を覚えます。

しかし、今年度、私を支えてくれた大切な後輩が、
来年もサークルに残り、活動を継続することを決めました。

私を大変に傷つけ、私が嫌いで仕方のないサークルに、
大切な後輩を残していきたくない、
そばで支えてあげたいと思う一方、

サークル活動で自分の時間が持てないことへのストレス、
まじめすぎる自分は継続すれば手を抜けないという予感、
そもそも自殺未遂までおこなったことでうまれた、
サークルへの大きすぎる嫌悪感を持っていることなどがあり、

継続するべきか、しないべきか悩んでいます。

後輩を助けたい一方、
自分を大切にしたい。
大切な仲間もいる一方、一緒にいたくない人もいる。

このようなとき、どのように選択、またその選択に考えを持てば、
自己嫌悪や嫌悪感から離れることができるのでしょうか。
祭りの成功や、後輩の前向きな考えについて、
まっすぐに素敵な感想を持てない自分に悲しみを覚えます。

どうかご助言を、宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

罪悪感は自分が作ったもの。

野木さんは、とても責任感の強い方ですね。
ゆえに、心配も人の何倍も生まれてしまいます。

さて、サークルを続けるか続けないかですが、ご自身では、答えがだせない状況かと思います。
第三者からみると、何故、そんなに自分を追い詰めるのでしょうか?と思います。
でも、ご自分の中に、おのずから答えが出ています。
>自分を大切にしたい。
これが答えではないでしょうか。

誰のために、サークルを続けたいのか、友人や後輩の為ですか?
でも、それ以上に、ご自身が苦しくて苦しくて、もがいています。
しかも、罪悪感までも、ちなみに罪悪感は自分自身で作るものですから、他人には全く関係ありません。
まずは、野木さんが、嫌いになってしまったサークルに、この先ずっーとおられますか。
自分をさらに犠牲にしてまでいれますか。もし友人、後輩が裏切ったら、どうしますか。

後輩にはちゃんと、自分の意見、思いを語り、その後、自分が楽になれるよう行動されたらどうですか?

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自分を追い込むならばお辞めください

拝読させて頂きました。あなた自身を苦しめるのであるならばやはりそこを離れることが望ましいです。そもそもそこまであなたが追い込まれようなものではありません。あくまで大学の中での余暇です。その活動を通して目的を持って仲間と達成することに価値があります。繰り返しとなりますがそもそも人を追い込む為の行事ではありません。
誰の為でもなく自分が楽しみみんなが楽しむものですから。
あなた自身はよくよく自分を追い込むようなお考えをどうか改めて頂きたいです。
それによってあなたの真価が問われることでもありません。楽しみにトライすることが学園祭の主旨ですからね。

ちなみに私は大学の学園祭実行委員長でした。

自分もみんなも楽しむことが目的ですからね。そうならないならばやはりお辞めなさることです。

限られた一過性のものです。人生は長いです。もっと大切なことはたくさんあります。

あなたに本当に正しいまなこを開いて頂きますように心からお願い申し上げます。

苦しみから解放されて頂きますようにと心よりご祈念申し上げます。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

質問から二ヶ月以上経ってのお礼、大変失礼致します。

その後、サークルはやめ、現在はサークルにもといた苦手な方との人間関係を完全に断ち切り、
学内ですれ違いはするものの、心に以前よりも余裕のある生活を送っています。

今でも悪夢のように嫌な思い出を思い出したり、実際に悪夢を見たりしますが、
それでも、今「死にたい」と思うことは格段に少なくなりました。

あのとき、やめるべきだと強く助言を、本当にありがとうございました。

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