学生時代の後ろめたい恋愛感情を昇華したい回答受付中
最近やたら過去の恋愛感情を思い出すのですが、少し後ろめたい恋愛感情なので向き合い方を教えてもらいたいです。
学生時代、サークルで付き合っていた彼氏がいたのですが、にも関わらず同じサークルの男友達A君を好きになってしまった時期がありました。
彼氏とA君はお互い友達で、A君には彼女がいました。
A君からは「俺、お前と考え方が似てるわ〜」とよく言われていたのもあり、実際にも話すのがとても楽しかったのを覚えています。
当時の彼氏とは喧嘩が多かったのもあり、余計にそう思ったのかもしれません。
当時は「彼氏がいながら彼女持ちのA君が気になるなんて、自分は醜い嫌な人間だ、彼氏、A君、A君の彼女に申し訳ない」とかなり自分を責めていたのもあり、結局A君とは何もなく、その後社会人になってから彼氏ともお別れしました。
私が最近よく思い出すのはこのA君です。
ただ、A君は元彼ですらないし、失恋ソング等で感傷に浸ろうにも「でも彼氏がいた時期に好きになった人だしなぁ」と自分の中で何となく後ろめたくなってしまい、いまいち過去の感情として昇華できないのでどうしたものかと困っています。
人生これからまだまだ楽しいこともあるのに、A君への気持ちが、心の中に変な残り方をしているのが嫌なのです。
気晴らしに新しいことを始めましたがあまり効果がなく、どうか助言をいただければと思います。よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 2件
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JS 様 相談ありがとうございます。
過去の恋愛感情が、もっとこうしていれば・・・とか
あの時、ちゃんと伝えていれば・・今頃は
みたいな心残りのような状態なのかな、と推察します。
その人への恋愛感情というものを捨てきれずにいるのでしょうね。
もしその人のこと好きでいるのなら、自分のことを置いておいて
たとえ今後出会わなくても、その人の幸せをただ祈ることでしょう。
また、もしであったら、その時振り向かせるぐらいの、
誇れる自分に成れるよう、自分磨きをしてみましょう。
もちろん自分磨きはあなたの内面も含まれておりますので
心身ともに健康健全で居られるように、日々精進してください。
あなたがあなたらしく生きていくことが、あなたを支えて
今度は誰かにあなたが幸せを祈ってもらえる人となるでしょう。
私はそう思います。
参考にしてください。
一礼
その感情を否定をせずに認める
「後ろめたい」という感情が頭にこびりついて辛い状況、お察しいたします。
脳の性質から見ると、無理にその感情を排除しようとすると、
「かえってその感情を強めてしまう」ことがあるんです。
私たちの脳は、意識を向けたものや「これは重要だ」と認識したものをより強く記憶し結びつける性質があります。
例えば、「嫌い」という感情を無理に離そうとすることは、その「嫌い」という感情に強く意識を向けることになります。
脳にとっては「この『嫌い』という感情は、持ち主がこれほど意識を向けているのだから、とても重要なものに違いない!」と認識され、結果としてその感情をより強く、より頑固に結びつけてしまうのです。
まるで、壁の汚れをゴシゴシ擦るほど汚れが広がり、染み込んでしまうようなイメージです。
また、脳は「〜してはいけない」「〜をなくそう」といった否定的な指示を認識しにくいという特徴もあります。
例えば、「ピンクの象を想像しないでください」と言われると、かえってピンクの象を想像してしまいますよね?
これと同じで「〇〇な感情を考えないようにしよう」「〜な感情をなくそう」とすると、脳はまず「〇〇な感情」を強く認識してしまい、結果的にその感情が頭に残りやすくなるのです。
では、どうすればいいのか?
無理に離そうとしない方が良いのは、まさに脳のこうした性質があるからです。
では、後ろめたい感情とどう向き合えばいいのでしょうか?
【後ろめたい感情があることを否定せず「今、私にはこの後ろめたい感情があるんだな…」と、
ただそこに存在することを許容する】
この方法は、無理に感情を「離す」のではなく、脳がその感情への執着を自然と手放していくのを助けるためのものです。
今ある「後ろめたい」という感情と、少しずつうまく付き合っていくためのヒントになれば嬉しいです。
追伸/YouTubeに「フォーカシング」という心理療法があります。「後ろめたい感情さん、なぜ、ずっとそこにいるのですか?」というワークをするのも効果的かも知れません。」
質問がありましたらお気軽にお願いします。