サークルに行きたくないです回答受付中
サークルでできた友達がみんなキラキラしていて明るくて笑顔が可愛くて、どうしても根暗で内気な自分と比較してしまって辛いです。
好きで入ったサークルなので交友関係で辞めたくないのですが、一緒にいるだけで劣等感のようなものを感じ、浮いているような気がして疎外感を感じています。高校生までは友達を作って関係を維持することは容易だったのに、今ではどうやって過去の自分が友達と関係を維持していたかがわからず、迷走しています。
当然ですが、迷走すればするほど馴染めなくなっていき、自分でも何がしたいのかよくわからなくなってきました。
楽器が好きでサークルに入ったんだから楽器に集中していればいいと思っていても、人間関係がついて回って、最近楽器すらも楽しく無くなってきました。
みんなが鳥の群れみたいに帰るのも疲れてきて、でもその輪にいないと話についていけなくなるのを理解したので一緒に帰っていますが、正直きついです。
被害妄想のようなものも最近出てきて、もしかして自分は嫌われているんじゃないかとか、考えすぎでしょうか。
本当はみんなと仲良くしたいのですが、最近はみんなと一緒にいるだけで息が詰まり、吐きそうで、行き場のない孤独を感じます。
自分でもこの気持ちがよくわからなくて、どうしたらいいのかわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
憧れるのをやめましょう
こんにちは
高校を卒業し、学校でしょうか社会人でしょうか、音楽サークルに入ったものの、周囲がキラキラ見えてサークル内で上手にお友達つきあいができなくなってしまったと感じているのですね。
2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での日本チームの優勝は記憶に新しいと思います。この時アメリカチームとの決勝戦前の円陣で大谷翔平選手が言った「憧れるのをやめましょう」という言葉も印象的でした。アメリカチームは有名な選手がいっぱいいるけど、あこがれを持っていては越えられない、という気持ちが込められていたようです。
あなたさまも同じサークル仲間がキラキラ見えてしまい、何か劣等感を感じてしまっているのかもしれませんが、そのような気持ちでは対等な人間関係は築けないと思います。
日本仏教伝道協会で「輝け!お寺の掲示板大賞」https://www.bdk.or.jp/kagayake2024/publication.html
をしていますが、その中の入選作に「私なんか、という自慢」という言葉がありました。仏教では自分を卑下するのも「卑下慢(ひげまん)」という自慢のひとつと考えます。「周囲は明るいが自分は暗い性格だ」などと考えてしまうのも「卑下慢」のひとつでしょう。
もしかしたら、ご質問にあるようなあなたさまの気持ちや態度に、なんとなく周囲の方も気づいていて、逆に近づきにくい雰囲気を醸し出してしまっていたのかもしれませんね。
あこがれるのをやめ、自分を卑下する事をやめ、自分は周囲と対等の立場だと心得て、周囲に無理に合わせようとせず、振り回されることなく、堂々としていればいいと思いますよ。サークル活動楽しんでください。