許せない気持ちを手放すには
いつもお世話になります。
私は、長男の嫁ですが、主人の実家の人々を、心底憎んでいます。
義父母がこの世を去った後も、夫の兄弟に酷い仕打ちをされました。
詳しい事情は省きますが、弁護士をたて、私たち夫婦の平安が守られ、今後は絶縁という結果となりましたが、夫の親といい兄弟といい、強欲で意地悪で…、出会ってから一度もろくなことがありませんでした。
義父母は苦しんで苦しんで亡くなりましたが、あの兄弟たちにも天罰が下ればよい、あんなやつらは不幸になってしまえばいい。
どうしてもそう思いながら憎んでしまう自分がいます。
不思議なことに夫は、「あれはあちらが悪い、これでもう会わなくて済むなあ」と言っておしまいです。
子どもも、「関わらない方がいいよ。」でおしまいです。
でも私は、「許せない!!」の気持ちを手放す事ができないのです。
随分と苦労させられた、哀しかった。ガツンといってやりたかった、いつも黙って泣かされてばかりで悔しかった。やつらだけうまくやりやがって、狡い!!不幸になってしまえ、天罰が落ちろ。
そんな思いにとらわれたまま、もう彼らと会わなくて良くなっても、苦しんでいます。
どうしたら、こんな気持ちから脱出できますか。
人の不幸を願っていても、幸せになれません。
それとも、気のすむまで憎んでいれば、良いのでしょうか。
この世で人と関わると面倒がつきもので嫌になる。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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もう苦しまなくていいのですよ
ご兄弟たちは、意地が悪く強欲とのこと、きっとご兄弟たちは苦しんでいるのでしょう。幸福を感じて生活できていないのでしょう。だからこそ、あなた方に当たり散らして来たのだと思います。これからも救われないと思います。
何があったかはわかりませんが、もう縁は切りました。目の前に気になる存在はもういません。その方たちのために時間を割いてあなたが考える必要もないのです。苦しまなくてよくなったのでしょう。
いつまでも握りしめていては、ただの無駄な独り相撲。限りある命を嫌な人のために使う必要はないでしょう。相手にしないことが何より大切です。忘れよう、手放そうとすることは、構うことと同じことです。放っておいて今目の前にある生活、環境を大切にしていきるのです。
質問者からのお礼
円通寺 邦元様
お返事をありがとうございました。
言われてみれば、義父母も、夫の兄弟もその家族も、いつもいつもストレスや不満を抱えていました。
あちらからしてみたら、私たちが一番、能天気で楽しげに見えたのかもしれません。
義父母が苦しんで亡くなっていい気味だ、残ったやつらも不幸になってしまえと思ってたけど・・・、元々不幸な人たちだったんですね。
関わっても不幸のおすそわけをされてしまうだけだし、不愉快な一悶着が最後にあったおかげで会えなくなって、これ幸いなのかもです。
これで良かったのかも。
邦元様、成仏できなくて苦しんで泣いている幽霊のようになってしまった私の気持ちを軽くしてくださってありがとうございました。
hasunohaにも感謝です。