回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それぞれは単体ですよ。
まつなかさん、はじめまして。観慈と申します。
生まれかわりというのは、前世と今世、今世と来世という風に順番につながっていくことで、逆行することはありません。
前世の方が亡くなったから今世に生まれかわり、今世の方が亡くなったから来世に生まれ変わるということですが、お互いの接点はありませんから意識も別人格です。
ですから、今世の方が亡くなれば来世の方に生まれ変わりますが、来世の方が亡くなっても今世の方には何の影響もありません。
沖縄の方ですから、ニライカナイの影響があると思います。
ご先祖様が神格化して、今世の子孫を助けに来るという考えは仏教にはありませんが、生まれ変わって同じ家の家族になっている可能性は否定しません。
ですから、ご先祖様やご両親、ご家族を敬って下さいね。
本当の前世
本当の前世とは、さっきまでのこと。過去までのことです。
それを多くの人が、生まれる前だとか勘違いしただけです。
ファンタジー仏教、仏教・ファンタジー部門、絵空事だと私は思っています。
信じたら明晰な思考を欠くので、想像、推測、妄想、ファンタジーは。立証できない限りは所詮真実ではないのです。
まず、この点をあきらめずして「ぼくはあの世や前世があってほしい」というのは個人の願望ではあっても、真実ではありません。
願望から生まれた、ファンタジーであると思います。
理性的に物事を、明からに、正しく、主観を交えずに今を生きるのが仏道です。
誰も立証できないことを年百年もこねくり回して答えが出ないのなら、それが答えです。
人の思い描いた世界ということです。
それでも、そのファンタジーの世界にとどまりたければ、それは仏教というより、仏教思想に過ぎないのです。仏教思想は、仏教学者や後世の人間たちがつくった文学的な面もあるので、物事や、この世の真実の道理を説いたものではないものがあります。注意をして、自分の思いや情報にくらまされないようにしましょう。
普通です
あなたの身内ですでに亡くなっている人もいるでしょう。
そしてその人は、すでに何か別の生き物になっているでしょう。
たとえば、あなたが町ですれ違った見知らぬ人が、あなたの先祖の生まれかわりかもしれません。
でも、お互い気付かず普通にすれ違うだけです。
あなたが死んでハエに生まれ変わったとして、あなたの家族がしらずにそのハエを殺すかもしれません。
お互い普通に生まれて死んでゆくだけです。
質問者からのお礼
ありがとうございます!
スッキリしました!