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墓守依頼とは、実際何をどこまですることですか

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有り難し有り難し 12

夫は田舎の長男(お寺、姓が大事)
私は地方都市3姉妹の長女で夫の仕事の都合で首都圏に住んでいます。
夫との結婚の際、夫からは「自分の両親の目の黒いうちは、夫姓を名乗ってほしい。その後私姓へ、変えることは可」と言われています。
夫両親からは、夫君の仕事第一だから同居は望んでいないが、墓守だけはお願いしたい」と言われています。
私の心の中にやりたいことがあり、それは場所的に夫実家とは飛行機の距離です。
お墓のことは気にかけることはできますが、訪問などは頻繁にはできなくなります。
そういう観点から、墓守ができない時点で自分のやりたいことへ引っ越しは無責任でしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「墓守」の範囲について明確な基準は無いけど

敢えて、推測すると
 1、春彼岸、お盆、秋彼岸の墓参
 2、先祖の年回供養(27回忌、33回忌など)
 3、夫の両親が亡くなった場合は、年回法要ならびに命日の墓参
   (命日の墓参が不可能なら、それに近い休日)
 4、菩提寺の行事への参加

以上の4つぐらいがあげられます。
実際に夫の御両親がどのようなことをなさっているか確認された方が良いと思います。ちゃうがんじゅーさんが聞いて角が立つなら、御主人からご両親に「将来、墓守をする立場になった時、どういうことをすればいいの?」と聞いてもらえば良いと思います。

 家からお墓が比較的近い方ですと、「月命日」の墓参する場合もあります。遠方にお住まいですと、そこまでは出来ないでしょうし、御両親もそこまでは望んでいないでしょう。「頻繁にできなく」とありますが、頻繁でなくても大丈夫だと思います。飽くまでも、私の推測ですが、年に3~5回ぐらい墓参すれば宜しいのではないかと思います。


墓守ができない時点で自分のやりたいことへ引っ越しは無責任でしょうか。

この質問の意味がよくわかりません。宜しかったら、補足して下さい。

「墓守」と言っても、あなた一人で担うことでは無いと思います。夫やお子様たちも担うことだと思います。当節、お墓や仏壇を「迷惑」「負担」とみなす方が多くなっていると聞きます。誠に残念です。お墓や仏壇こそ、家庭教育にとって一番大切な場所で有り、御先祖の存在を通して命の尊さを学び、生きることの意義を学ぶ場なのです。
 長男の嫁という立場ですと、実質的に葬儀の喪主や法事の施主の立場になると思います。時にはご負担に感じることもありますが、心を込めて行うことを通して、お子さんたちへの良い躾や教育の機会になると思います。
 

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質問者からのお礼

早速のありがたいお返事、感謝します。
私が携わりたいと考えている事案は、どこででも行えるものではなく、ある特定の場所でのみ行えるので、それを行うために引っ越せば、お墓参りは行きづらくなるのは明白で、だから「墓守ができないのなら」携わるという夢自体は、封印したほうがいいのかなと思案しています。
私自身、年寄り家庭で育ち仏壇や墓参りは日常でしたが、実際「墓守」という責務は何を指すのかわからずにいました。
具体的に義理実家にどうしてほしいのかを聞いてみようと思います。
心に少し明かりが見えたような気持ちです。ありがとうございました。

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