あきらめるには
過去(1年前)にしたことで後悔していることがあり毎日そのことばかりが頭をしめていて苦しくて仕方ありません。
心療内科にもかかり不安をやわらげるお薬もいただいていますが、先生によるとうつ病のようなものではなく不安や心配が強いだけだと言われました。しかし苦しくてたまらずこちらに相談させていただきました。
毎日あの時こうしていたら、あの時こうしていれば・・・と、たらればばかりが頭の中をしめています。
周りの人に相談してみても、あきらめるしかないね・・・と言われます。
しかし諦めようと思ってもなかなか心が言うことをきいてくれず諦められません。毎日苦しくて苦しくて、こんなにつらいなら消えてしまいたいとさえ思ってしまいます。この執着心をなんとかしたいのです。
起きているときはもちろんですが寝言でも苦しい苦しいと言っているようで、一緒に寝ている娘を困らせています。
まだ高校生の娘がおり主人は単身赴任中なので私がしっかりしなければいけないのです。主人には私がこのような状況で家事もまともにできず一日ぐずぐず言ってばかりなので、自分が不幸になるだけならまだしもまわりにまで(特に娘に)不幸を強いている。なんとかするべきだと言われます。
助けてください。執着心が強すぎるのかうまくあきらめて現実に向き合うことが出来ません。苦しいです。
どうしたらあきらめて現実と向き合うことができるのでしょうか。
助けてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心をしばらく落ち着けて
拝読させて頂きました。その過去のご自分の選択なさったことがあなたを深く後悔させていらっしゃるのですね。
過ぎ去ってしまった過去や結果を例えそれがどんなことであろと、どんなにか受け入れられないことであろうと変えることはできません。
これから変えることができることはご自分の心もちであり向き合う姿勢です。
ですがそれにはとてもすぐに変えられることでもないとは思います。
あなた自身の心も今そのことでさいなまれていらっしゃいますからできるならば心をしばらく楽になさって頂きたいです。なかなかそのことを心から忘れ去ることはできないかもしれませんが今はできるだけ考えないことです。
時間があるならば別のことに集中なさることです。仕事でも趣味でも集中できることに時間をかけてくださいね。
ご自分が熱中している時にはきっと少しでも忘れ去ることができ始めます。
それを続けている中で少しずつあなたのお気持ちが距離を置き始めて参ります。
そうして経過していく中でいつの日にか振り返って冷静に見直すこともできるものです。
そうして見た時にはきっとあなたのお気持ちは別の観点からそのことを見ていらっしゃいます。そしてその時にはあなたの後悔の念や執着心は変わっていらっしゃることでしょう。
あまりあせる必要はありません。自分の気持ちも追い込まないでくださいね。
あなたのペースであるがまま少しずつ受け入れて合点がいくようにお心をしばらく落ち着けてくださいね。
あなたの心が穏やかに解放される参ります様にと心からお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
丁寧なご回答ありがとうございました。
苦しい中、光が見えたように思います。
過去にしたことを忘れることはなかなか難しいのですが、できるだけ考えないようにしていつか落ち着くまで頑張ってみようと思いました。