hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

分骨はよくないですか?

回答数回答 2
有り難し有り難し 9

先日、息子の事でこちらに相談させて頂きお世話になりました。
まだ深い悲しみに包まれている中、分骨の事を考え始めました。
というのも、息子をそばに置いておきたいという気持ちからです。
遺骨の少しを、常に肌身離さずお守りの様にして持っていたいのですが、あまり良くないでしょうか?
納骨は一年後以降にと思っていますが、納骨の時には戻した方がいいのでしょうか?
できれば一生持ち続けたいと思っていますが、息子からしたら体の一部がないのは良くない事なのかなとも思っています。
ご意見お聞かせ下さい。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大丈夫ですよ

拝読させて頂きました。心より息子様の極楽浄土への往生、そして心安らかにご成仏を仏様に願いお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

ご分骨については問題ございません。これからご遺骨の一部を肌身離さずお持ちなさき供養なさりたいと思うならばその様にご分骨なさることもありです。
あまりにもそのご遺骨に終着し過ぎてしまうのはいかがかとは思いますが、ご分骨なさりどうかこれからも心を込めてご供養なさいます様にとお願い申し上げます。

いつの日にか必ずや息子様にお会いする時が参ります。それまで仏様どうかよろしくお願い申し上げます。そして息子様にはどうかお見守りくださいとお祈りなさってくださいね。

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

お悔やみ申しあげます

こんばんは。

 過去の問いも拝読しました。
 大変つらいお話で、私も胸が締め付けられる気持ちになりました。謹んでお悔やみ申しあげます。

 お問い合わせの件は「手元供養」などと呼ばれる新しい供養形態で、お骨の一部をペンダントなどにして手元において供養する方法です。一時期少し話題になりましたが、最近はあまり聞かなくなりました。
 手元供養については過去に問答がありますので、そちらも参考にしてください。
http://hasunoha.jp/questions/5187

{{count}}
有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

回答下さり、ありがとうございました。
分骨が問題ないとの事で、ホッとしました。
過去の問答なども読ませてもらい、私なりに色々考えました。
やはりまだ子供と言う事で、本来ならまだまだ一緒に居るはずだったのにと思うと傍にいたいのです。
でも、本文には一生持ち続けたいと書きましたが、例えば息子が生きていれば成人になっていただろう年など、どこかで区切りを付けて供養できたらと思います。
本当にありがとうございました。

「納骨」問答一覧

祖母を火葬しました

先日、祖母が亡くなりました。 火葬場で働く私は、自ら希望して祖母を火葬し、きれいなお骨となって収めることができました。 孫である私に火葬されることについて、親戚や知り合いからは「とても良いことだね、ばあちゃんも喜んでいるよ」、「そこまでしなくても」等、様々な意見がありましたが、お坊さんは身内が身内に火葬されることについて、どうお考えになるかお伺いしたく思います。 祖母については、私が生まれた時からずっと一緒に、一つ屋根の下で暮らしていました。いつも優しく元気で、自分より他人を優先する祖母でした。怒られたことは1度もありません。亡くなる数か月前から入院をしており、私がお見舞いに行った1週間後に亡くなりました。 大変お世話になった祖母を自ら火葬したことについて、後悔はしていませんが、ふとした時に「ばあちゃんは孫に火葬されてどう思ったかな」と考えることがあります。理由は、祖母は認知症が進んでいたこともあり、火葬場で働いていることを私が伝えていなかったからです。認知症は進んでいても、話の受け答えは問題ない時期もありましたので、火葬場で働いていることについて、祖母はどう思ったのか聞いておけばよかったと、今になって少し気になっています。 お手数をおかけしますが、ご回答をいただけると幸いです。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

父の納骨について

昨年、父が80歳で他界しました。 残された母の住む実家から、車で2時間半のところに父の故郷があります。父は長男で2人の姉も嫁いでおり、田舎の家は人手に渡り親族は住んでいません。その田舎に先祖代々のお墓があります。すぐ近くの小さな墓地で町内の方が管理されているようです。 すでに遠方に嫁いでいる私の負担を考えてか、父は生前田舎の墓じまいを考えていましたが、自分のお墓はどうするのか決めかねていたようで、本人の意思は聞けないままでした。結局、母の意向で母方の親族が供養されている都心の大きなお寺の納骨堂へ納骨しました。 月命日に母とそのお寺にお参りに行っていますが、今になって田舎のお墓にも分骨してあげればよかったと後悔しています。物忘れが激しくなり急に頼りなくなってしまった母も、「前にも言ったと思うけど…」と定期的に父のお墓のことで後悔を口にします。 今、私の家には手元供養にと片手の掌に乗るほどの小さな骨壺の中に少しだけ父の遺骨があります。その遺骨を父の田舎のお墓に納めて、墓石に名前を彫ることができないかと今頃になって真剣に悩むようになりました。すでに納骨堂へ納めていること、お骨が少量であることから、納骨式は行わずに石材店に依頼して納骨と彫刻だけお願いできればと考えています。その地域の石材店に電話で問い合わせたところ、最近はお寺さんにお経をお願いしない方もいますよとのことでした。 そのお墓は近くに住む父のいとこが墓守りをして下さっており、私達も毎年お盆にはお参りしています。 自己満足のための非常識な行為にも思えますし、親戚に相談したらどう思われるだろうか…と考える一方で、ほんの少しのお骨でも祖父母の元に帰してあげたら、父も祖父母も喜んでくれるのではないか、と勝手な想像をしてしまいます。 もう納骨を済ませたのだから、このような行為は控えるべきでしょうか? 長々と申し訳ありません。よろしくお願いします。

有り難し有り難し 10
回答数回答 2

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ