今後、どう生きていけば良いのか
先日、妻の一周忌の法要を執り行い、益々、妻に先立たれた辛さが増してきています。
お墓も出来ているのですが納骨するにも躊躇して未だに出来ません。
日々、辛さが増すばかり。
惰性で生きる日々。
切なさばかりが積もる日々です。
妻の位牌の前で祈ることだけが唯一の日課です。
分かってはいるのです。
今の私の姿を見て妻が嘆いているのだろうと。
自分の弱さ故に情けない現状も。
何をすれば良いのか。
どう生きていけば良いのか。
先が見えません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
迷う者はどうすべきか
ご相談拝読しました。まずはあらためましてお連れ合いのご命終に謹んでお悔やみ申し上げます。
一周忌を終えてもますます辛さが増す日々とのこと、お気持ちお察し致します。
大切な人を失って、そんなにすぐに切り替えたり乗り越えたり前向きになるというのも難しいことでしょう。人によって必要な時間も、生じる気持ちも様々です。今のあなたを情けなく思う必要はないと思います。
ですが、少し視点を変えるならば、その今お抱えの辛さや寂しさや虚しさも、お連れ合いからのいただきものです。ですからそれらの気持ちも否定することなく大事に抱えて生きていってもいいのだと思います。
あとは具体的な行動が大切なのでしょう。どうしたらいいかわからないとのことですが迷っている人が迷ったままで道を見つけられることはありません。そういう時は誰かに道を教えてもらうことです。
前回の質問でも僧堂や、お墓のあるお寺さんでしょうか、そうしたところに具体的に相談できていないようにお見受けしました。一周忌をお勤め頂いたお寺さんでも良いでしょうし、誰かにきちんと相談してみること。
自分の中だけで抱えていては同じ情報の中でグルグルと回るだけです。誰かに相談したり、なにかのイベントに参加してみたり、行ったことのない場所に足を運んだりと、新しい情報から刺激を受ける中で開けてくるものがあるかもしれません。
お連れ合いの生き方や趣味をあなたが倣ってやってみることも良いかもしれません。お連れ合いが見ていた世界、感じていたもの、大事にしたかったであろうことを感じたとき、あなたを引っ張って立たせてくれることもあるでしょう。
弱くても情けなくてもいいから、そんなあなたを大事に生きてみてください。
質問者からのお礼
吉武文法様
ありがとうございます。
仰る通りに妻に貰った慈しみと優しさが故に、今の寂しさと虚しさがあるのだと思います。
また、確かに今お世話になっている寺院様に相談出来ずにいます。
寺院様には、とても気に掛けて頂いています。
必ずと言ってよいほど、毎回、私に話し掛けてくださいます。
しかしながら、相談出来ずにいます。
どこまでお話しして良いかの迷いがあります。
でも、今の環境も妻が与えてくれたものと思い過ごして参りたいと思います。
ご回答頂き本当にありがとうございました。