できましたら男性のお坊様にお伺いしたいです
夫が?男心が?わからないのです。
この数年で激変した夫の言動です。
もともと愛情表現のマメだった夫が、明らかに私への興味がなくなってきた様子。
さらに女性問題(深い関係ではない)でトラブルもあり、夫婦関係が混迷状態です。
幾度となく修復について話し合いました。
いつもその直後、一時的に夫婦関係が回復します。
でも続かずすぐ元どおりになってしまいます。
そしてまた修復について話し合います。
なぜかこれを繰り返しています。
でも冷静な話し合いの時は夫は私に、女としての愛情は変わらずあると言います。
わからないのです。
愛しているのになぜ会話やスキンシップが減っていくのか…
なぜ、修復を望む→続かない、を繰り返すのか…
続かないのは、連ドラにハマった、忙しかった、飲みすぎが続いたなど笑
余裕がない理由がその都度あるそうです。
夫は
愛情はあるって言ってるのにお前にはわかってもらえない…とよく言います。
私は
日常的なコミニュケーションが減って、言葉ひとつでわかれと言われても…
と言います。
なぜかこれも水掛論のように噛み合いません。
夫は超社交的。仕事の性質もあって、他の方々との(問題の女性も含め)付き合いもマメ、楽しい人です。そして確かにいつも忙しいです。
客観的なら
妻への気持ちは変わってしまったけど別れたくはない
という感じに見えますよね。
でも愛情という言葉も信じたいんです…
自分に甘いのかもしれないですけど。
「妻を愛しているけど興味を持てない」
こんな男心あるものでしょうか?
こんなところで犬も食わない話…すみません。でも女にはない思考や感情があるなら知りたいのです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
男性の目線からの勝手な回答です怒らないで聞いてね
こんにちは。
私は今2週間に一回ほど整体に通っています。お店はいかにも頑固そうなおじさんがひとりでやっていて、50分間黙ってもみほぐしてくれます。これが痛くて痛くて(笑)なるべく痛さを忘れるために、店内で流れているラジオの音に集中するようにしています。ラジオはAMで、CMが入らないのでNHKだと思います。
先日いつものように、整体のお店で痛さに耐えながらラジオの声に集中していたら(今調べたら、NHKラジオ第一の「すっぴん」という番組でした)、ラジオの男性の方が興味深いことを言い始めました。結婚はしているようですが、若い方のようでした。(今調べたらタレントのユージさんでした)
「僕は、妻から『この服とこの服とどっちが似合う?』と聞かれてもわからないんですよ。どっちでもいいの。また女性は髪型かわったね、ネイルが新しくなったね、とか言われたいみたいだけど、僕にとってはどっちでもいい事なの。僕は彼女の中身が好きだから、服とか髪型とかはどっちでもいいの」。なるほど。私も同感。さらに彼は続けました「だからね、服や髪型の事は気がつかないけど、僕は彼女の心が好きだから、心の変化には敏感だよ。すぐわかる。今日はちょっと機嫌が悪いなとか」。おお!私も同じだって思いました。
性別で考え方が違うという考え方は、差別になる可能性があるので注意しなくてはなりませんが、女性は言葉や約束を好み、男性は態度で示すことを好む傾向にあるような気がします。
また(これは私だけかもしれませんが)話し合いがきらいです。早く終わらないかなぁって思ってしまいます。
ご主人があなたのことが好きなのは間違いないでしょう。でも(もちろんそのような原因を作ったのはご主人にほかならないのですが)あなたの心にご主人の愛情を受け入れる余裕がなくなってしまったのではないでしょうか?ご主人はそれを敏感に感じ取り「お前にはわかってもらえない」のセリフがでているのかもしれません。
今後どうしたらいいのか?私だったら、夜遅く帰ってきても疑いの目で見られず、普段から居間が清潔で片付いていて、自分の座る場所がちゃんとあって、おいしい食べ物が出てきて、ときどきペタってくっついてきてくれるとうれしいな。そんなにいっぱいできない?それなら「疑いの心を持たないでご主人を信じる」これだけでも。
何万年、何十万年つづく男女の水掛け論
『話を聞かない男、地図が読めない女 ー男脳・女脳が謎を解く』という本を強く強くお勧めします。
大昔、男性は狩りに出て、女性は集落やもっと昔なら群れの中で生活していました。警察が無い時代です。女性はグループ内の不仲がそのまま子育てや自分自身の安全に響きます。そのためコミュニケーション能力が発達し、共感や親愛に喜びを感じるよう進化しました。
しかし男性は狩りの結果が全てです。声を出すな、獲物に気付かれる。仲間の考えは気配で察しろ。技を称え強さを喜ぶ。そういう社会です。だからそもそも愛していれば会話やスキンシップをする感覚が男女で共有出来ていないのです。
仕事や連ドラにハマって他に意識が向かなくなるのは、猫が蝶々のような動くものを見た時、気付いたら他のことが見えない聞こえない状態になっている感じです。言い訳にもなっていない言い訳にしか聞こえないでしょうが、いかんせん男性も無意識のスイッチONですから…
そうした時に、実は男性の社交性って努力してるだけです。親愛があるからコミュニケーションするのではなく、コミュニケーションは関係を構築するための通過点に過ぎない感じです。この溝で男女は何万年、何十万年と水掛け論をしています。
だから男性視点に限れば社交的に接する例の女性よりも、奥さまの方がライフステージとして一歩進んでいます。でもそのことを旦那さま自身が理解していない。だから倫理感から罪悪感が湧く。だって奥さまを愛してるんだもん。関係修復しなきゃと考える。でも猫みたいに気付いたら他のことに夢中になっている。負の連鎖。良い悪いは別として一応、因果関係的な話の筋が通ったあるある話です。
じゃあ我慢して諦めろと言うのか?そういうわけにもいきませんよね。だからどこかで『折り合いをつけ』ねばなりません。
ウチはコミュニケーション欲はFaceTimeで実家のお義母さんや友人と発散してもらっています。女性は1日に3万語だったかな?消費しないとストレスになる。でも男性は会話自体に疲れる…みたいな事が前述の本にありました。だから私の許容範囲で私と話し、(かなり多いですが)足が出た分はそちらで発散してもらう発想です。
この辺は正解は無く、各夫婦でそれぞれの着地点を見つけていく所です。ただ普遍的に言えることは、『理解できないということを受け入れるのも、理解の1つの形』と私は考えています。
大慈師の言う通り
光禪師の告白、お坊さんの真骨頂と有り難く拝読しました。
そして、大慈師のご紹介、私も全く同感です。
農耕が始まったのは一万年前、人類誕生が200万年前と言われますから、そのスケールで「狩猟採集」に適した性質を持つものが生き延びてきた、と言われています。
恐らく「えぇ、男の人って、そうなの!」ということ満載ですから、ぜひネタとして一緒に読まれることをお勧めします。あと文庫本で黒川伊保子さんは女性びいきなので、読んで気持ちいいかも。苦しみの三大要素の一つ、「痴」。知ることで苦しみから離れる好例です。公教育の必修にすべしと、声を大にして訴えたいです。
質問者からのお礼
嬉しいです。本当に本当に嬉しくて何度も読み返しては涙出てきてしまいます。
ハスノハで他の方々の悩みを拝見させて頂くようになってから、なんだか自分の悩みは星の数ほどある中のあるある話だなぁと思いつつも、でもやっぱりずっと続くとなかなか辛いもので。
光禪様ありがとうございました。
私は男性友達に相談はしないので女性友達とは違う視点のお話にすごく救われた感じがします。
なぜなら最近私も髪を切ったばかり笑
夫も数日気づかなかったけど、知人が褒めてくれて喜んでいたら、その側で夫はちょっと焦ったような?言葉を取り繕っていた感じでした。
信じたいです。もう疑いたくないです。
本当は彼女のことも嫌いになりたくないです。
大慈様ありがとうございました。
おすすめの本、即注文しました…お礼を言う前にすみません。
本はまだ読んでいませんが大慈様の具体的なお話で、夫を理解することができる気がし始めています。
側から見たらよくある倦怠期?かわい
浮気心?そう見れれば、ちっちゃいな私…とも思える時もあるのですが、大体いつもどんよりした気持ちで夫と過ごしていました。
でもようやく糸口がつかめそうな、今までになかった期待感があります。
佐藤良文様ありがとうございました。
公教育に!私も心から思います。
男性と女性、いろいろと違うのは漠然とわかっていたつもりでした。夫の言葉と行動の違いに振り乱されている気持ちでいたので、彼の頭の中がのぞけたらどんなに楽になれるかとずっと思っていました。
でもこれからそこに近づけるかも、知ることができるかも、とだいぶ以前と違う気持ちが出てきました。単純なのかな笑
皆様、重ねてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
このご縁に感謝致します。