この問答を娑婆にも伝える
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割れても末に…
もう亡くなった方ですが、桂米朝さんの崇徳院(すとくいん)という落語が好きです。
たまたま出会った良いとこの坊ちゃんお嬢さんが一目惚れし合うラブロマンス。
寝込んでばかりで箸も進まず、見かねた両親や使用人が世話を焼く。
どうやら恋わずらいらしい。それなら俺たちが一肌脱いでやろうじゃあねぇかい。ヨシ、お前さんちょっくら相手を探して来てくれぃ。え?あっしがですかい?自分で行けよバーローなんて言いたくても言えないから仕方なく行ってくる。
すったもんだでようやく相手を見付けて…サテどう話が展開するか?
えええ!?これで終わるの???今まで積み重ねてきたストーリーはどこ行った!?2人の恋の未来はどうなるの!?いや、コレが『話を落とす』ということか!!!そんな笑撃のラストのお噺です。
積み重ねたストーリーを綺麗にまとめ、スーッと心に残る人生の指針を法話にするお坊さんとは真逆のスタイル。落語、良いなぁ。
気持ちが落ちたことばかり言ってたら、ま。さん自身の気分も面白くないでしょう。でも、積み重ねて積み重ねて積み重ねた「気持ちが落ちた話」を、頃良いタイミングでストーンと真逆の方向に落としたら、ま。さんもまわりの皆も心が晴れやかになるかもしれませんね。私も落ちのある話を出来るようになりたいです。
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有り難し
質問者からのお礼
ありがとうございます。
寿限無だけしか知らないけどこれから勉強してみたいです。落語を教えてくださってありがとうございます。
お返事ありがとうございます。