高校の卒展
私の学校はデザイン系の高校で2月に卒展があります。今自分の制作している作品を以前中間発表で先生にプレゼンしたところあまりいい感想を聞けずに終わり先生の感想を聞くのが怖くなり周りの評価も聞くのが辛いです。
明後日は最終発表会で正直休みたい気持ちでいっぱいです。でも此処で休んでは行けないと思い頑張ろうと思っているのですが何かアドバイスを頂けたらと思います。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
褒められるなら行く価値が無い
私は学生のころ、先生に「大慈くんの文章はこのゼミの中で一番下手クソなんですね。」と、どストレートに言われました。「いや、それは通学電車の20分で宿題してるからです」と言い訳したかったのをグッと堪えて、真っ直ぐに受け止めました。
で、これじゃマズいと思って、文章の練習のためにネットでQ&Aを始めました。
一回答づつ全て文学部出身の人に添削してもらい、どこがダメか、どうすれば良いか教えてもらいました。宿題も時間を拡大し、他の授業中にやるよう改善しました(←いやダメだろ)。
そんなコンプレックスからくるプレッシャーもあり、Q&Aで自分の回答を晒すことには物凄いストレスがありました。回答を書いて読み返しているうちに胃が痛くなり、投稿して返信を待つ間に胃が痛くなり、返信を読んだ後もいろいろグルグル考えてしまって胃が痛くなっていました。
でも、続けました。
途中にブランクはありますが、10年以上続けています。んで、昨年ようやくhasunohaで皆様にある程度のご評価をいただけるようになりました。僭越ながら私の偏屈な回答をテレビでご紹介していただきました。本にも載せていただきました。フジテレビさんのバイキングでは街行く人々に読んでいただき、「お坊さんってこんなこと言えるんだ!お寺に行ってみようかな」という主旨のコメントもいただきました。涙が出そうなくらい嬉しかったです。録画してブルーレイに焼いて保存しました。お陰様でフジテレビさんの悪口言えなくなりました(←オイィィィ!失礼だろうが謝れ!!!)。ごめんなさい。
人間、若いうちにしっかり叱られた方が良いものです。人は弱い。弱いから自分で自分の欠点を認めることは本当に難しい。だからこそ認めざるを得ないほど叱られることで成長できます。叱られて辛い経験は財産です。「あまりいい感想を聞けず」なんてヌルいくらいです。次はあらかじめ「厳しくご意見をお願いします」と頼んでおいた方が良いくらいですわ。
それに高校生のうちから先生にもチヤホヤされるようでは、周りの人に妬まれ、意地になって実力を認めてもらえないものです。良い感想が聞けなくて良いんです。それで良いんです。ワタシャそう思いますよ。
さぁ、胸張って卒展で叱られていらっしゃい。
【追記あり】いってらっしゃい
たとえ結果が見えていても、あなた自身が言う通り「此処で休んではいけない」と私も思います。
どんな結果でも受け止められるようになりたいものですね。それはこれから先の人生でも必要となってきますよ。
私も勤め仕事時代は怒られるのがわかっている謝罪の電話、自分のミスならまだしも部下のミスで謝罪連絡をすることもありました。電話じゃ済まず、電話で怒られてさらに「謝りにこい!」といわれ、足取り重くお伺いすることもありました(泣
しかし、人間一人でそれらを受け止めるのも中々しんどいものです。褒められたり、怒られたりしたことを誰かと「共有したい」「話したい」ですよね。
以前にご家族についてのご相談を多くされていましたが状況はどうでしょうか?もし中々聞いてもらえないようでしたらここhasunohaで報告してくださいね。
お坊さんは結果がダメだったということで怒らないと思いますよ。共に喜んだり、共に反省したりして悩みたいなと思います。そういう場所があると安心して行くのと、どんな結果でも私一人で受け止めなきゃ…誰も聞いてくれないし…と考えながら行くのでは心持ちも違うでしょう?
でも、あなたにとってここだけがそういう場所にならないように、一緒に考えていきたいなと思います。
たとえ家族関係がどんな状態だろうと、周りからの評価がどうであろうと、仏様であったり、仏様の教えであったり、仏様の教えに照らされる自分であったり、なにか拠り所(自分の中心となる場所)を見出して人生を歩んで行けますように。
卒展ということはもうすぐ卒業ですか。進路は決まっているのかな?
また何でもご相談くださいね。
そうそう、私は怒られに直接お宅にお伺いした時、やっぱりさんざん怒られてその時は「何だよコンチクショー!!」と思ったのですが、あとからあの時きちんと「怒っていただけた優しさ」がありがたかったなあと感じました。
先生の評価にはこれからのあなたへの願いも含まれていることでしょう。是非きちんと聞いてきてね。
追記
そうでしたか。でも逃げずにその場に立った。それがとっても大きな経験でした。そして悔しい思いはあなたの成長の糧となります。お疲れさまでした。報告ありがとうございます。
作品の好きな所をアピール
こんにちは。
なるほど。他人や、特に学校ですと担任の先生からの評価は気になるものですよね。
がんばってそれを制作したわけですから、もちろんその作品の事は好きですよね?
(芸術の事はよく分からないので、トンチンカンな回答かもしれませんが)、発表の時は、その作品のどういうところを工夫し、どういう所が大変だったか、など、あなたの作品の好きなところをきちんと説明すれば、見る人はその部分を見て「ああなるほど」と思って見てくれると思いますよ。
余談ですが、
私の息子(中3)が、家庭科の冬休みの宿題でぬいぐるみを作ったのですが、ぬいぐるみ(たぬき)の顔がうまくいかず、いびつになってしまっていました。息子はそこを「ゆがんでいることで、子供に親近感を持たせることができる」などと報告書に書いていました(笑)。失敗部分も前向きに、結果オーライ違う視点でプレゼンするのも良いかもしれませんね。
質問者からのお礼
こんな質問に答えてくださりありがとうございました。
プレゼンの結果はボロボロでした。
発表しようと声をだそうとすると震えてしまいうまく言葉が出ず喉でつっかえ頭が真っ白になってしまい涙がでてきました。
先生、友人のみんなにこんな情けないプレゼン
をした自分が嫌でムカついて情けなくて悔しい思いでした。
ま