トラウマから解放されたい
幼少期のトラウマに囚われ続けていてとにかく辛いです。
父親に精神的に必要以上に追い詰められ続けた事が原因で、それが一番大きなトラウマになりました。
現在別居している父親の怒鳴り声が大人になった今も頭の中で自然に聞こえてきてしまいます。
物事が少し上手くいかないだけでも、わたしを必要以上に追い詰めるように父親が連呼し続けた数々の暴言が呪いのように頭の中で聞こえてしまいます。
父が言ったようにわたしはバカだからこんな簡単な事も出来ないのだと納得してしまって涙を流したり、
わたしが精神を病んでいるのはわたしが狂っているからなのかもしれないとか
わたしは排泄物と同じ存在だから愛されていない、望まれて生まれてきたわけではないなどと、
誰になんと励まされても未だに歪んだ考え方から抜け出せません。
精神を病み、まともに生活が送れていないことが恥ずかしく感じてしまいます。
父親が憎いだとか、復讐したいだとか、殺したい、殺されたい、死にたい…
こんな悪い事ばかり考え、トラウマの事について調子が悪い日は一日中怒ったり泣いたりして時間が無駄に過ぎていきます。
今までに色々な精神病院にお世話になりましたがトラウマは全く消えません…
自分が本当に死ぬその日までわたしはトラウマから解放されず、なんのための人生だったんだと思ったまま死ぬのだろうな、と今後の人生を諦めています。
理由がないと生きられないというのは変ですが…
わたしのような親不孝なことばかり言う人間であっても少なくともトラウマに縛られて苦しい人生をおくるためでは無かったはず。
いくら努力しても消えないのなら、
そのトラウマとの上手い向き合い方と、
残りの人生をどうやって過ごしたら良いのかについて
助言をお願いします…。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今の自分を否定する、という間違い。
拝読させていただきました。
つらいですね。
トラウマは、過去のネガティブな記憶や思いがうまく消化しきれなかったために、脳や身体に居着いて離れないもの、だと思います。
人は多かれ少なかれトラウマをもっていると思います。それが日常生活をさまたげるような強いものか、そうでないかの違いです。ひとり様がとてもつらい思いをされたのは分かりますが、決してトラウマは特別なことではありません。
ゆるしてはいかがでしょうか。「ゆるす」とは、父親をゆるすとか、誰かが誰かをゆるすとかそういう話ではなく、「抵抗するのをやめる」ということです。
自分のなかに涌いてくるネガティブな思いや、過去の嫌な記憶に対して、「嫌だ」と抵抗していないでしょうか?嫌だと心も身体もギュッと反応してると思います。それをゆるしてみましょう。抵抗せずにそのまま自然に涌き上がらせっぱなしにしてみましょう。
「思い」は自分の意思で作り出しているのではありません。そういう生産的な「考え」もありますが、ほとんどが過去の記憶や体験をもとに自然に湧いてます。ですからそれに抵抗するのは無意味です。自然の湧水を必死に手で押さえ付けているようなもので、止めることはできません。
手を放していいんです。
まず、自分が必死に抵抗していることに「気づきましょう」。そしたらそれをやめてみましょう。ゆるしてみましょう。そうしたらその心の声もやんでいくと思います。
思考は私自身ではありません。思考は事実ではありません。
記憶は私自身ではありません。記憶は事実ではありません。
トラウマは私自身ではありません。トラウマは事実ではありません。
今の自分を否定て、もっと良い自分にならなきゃ、とするのをやめましょう。全ては「今の私」を否定するところから間違いないは始まります。
「しなきゃダメだ」という強迫観念は自分を苦しめますし…、ダメだと判断したがるのは思考の得意技です。
追伸
「嫌な記憶のなかで、いまだに私が生きている」
「嫌な記憶を、今の私が眺めている」
…この感覚の違いはどうでしょうか?
混乱させてしまうかもしれませんが、ゆっくり、自分の日常のなかで味わってみてください。
言葉に惑わされないでください。実際な私を救ってくれるのは「感じ」です。言葉な邪魔になります。あくまでも言葉は手掛かりとして使ってください。
心健やかに成長なさって
拝読させて頂きました。お父様のその言動によって今でも大変悩まされておられるのですね。あなたのそのつらいお気持ちを心よりお察し申し上げます。
私は専門医ではありませんからあなたの精神状況の診察も治療法についてもわかりませんが、あなたがその様なつらいお気持ちや状況から解放されていかれますことを心より願っております。
子供の頃から受けた心の傷は容易には消えることはないかもしれませんが、それでもあなたが成長なさり1人の社会人として生きていかれる中で少しでもその様な状況が改善されてほしいと思いますね。
できるだけその様なことを先ずは思い出さないことやそれに似た様な状況に近づかないことやそうなりそうならば速やかにその様な所から離れることでしょう。自分にとってその様な嫌な状況はおのずとわかるものですからできるだけ近づかないことです。
また直接お父様とは会わないようにすることですね。お父様の今がどうなっていらっしゃるかはわからないですがやむを得ないどうしてもしょうがない場合以外には会わないことです。
またもしもその様なことが頭に浮かんできたら別のことで頭を埋めつくしてしまうように心掛けましょう。
できるだけ頭の中からそれを排除して消去するように心掛けましょう。できればあなたの好きなことや心穏やかになることをかぶせてしまいましょう。
なかなかすぐには難しいかもしれませんが、つらい嫌なことは別のことですっかりと塗り潰してしまいましょう。
それでも出てくることはありますが、すっかりと塗り潰しておけば感情の起伏は最小限で済むと思います。
今でもつらいお気持ちを抱えていらっしゃるでしょうが、そのお気持ちを薄めていかれます様にと心掛けてくださいね。
あなたの人生はこれから素晴らしい出会いや出来事が待っています。そしてあなたは心も身体もお健やかに成長なさっていかれます。
あなたの未来が明るく開けてこられ充実した心豊かな毎日を過ごして頂きます様にと仏様にお祈りさせて頂きますね。
あなたを心から応援させて頂きます。
どうか健やかに頑張ってくださいね。
質問者からのお礼
早速ご回答頂きありがとうございました。
過去に何があったとしても生みの親なので、会わないでいる事に強い罪悪感が有り、その事で悩んでいました。 会わないでいいと言っていただけて心が少し軽くなりました。どうしても会わなくてはならないときのことについてもずっと悩みでしたが…自分を抑える訓練だと思って今は考えないよう努力致します。
本当にありがとうございます。
「抵抗せずにそのまま自然に涌き上がらせっぱなしにしてみましょう。」というお言葉のような心境に
おそらくわたしが達した事がないため、
半分わかるようで正直うまく理解ができていません。
これからしばらくこのお言葉を何度も読み返します。
自分はもうダメだと意地を張り諦めるのではなく、まだ良くなれるのだと信じてあげなければならないのかな…と思いました。
追伸について改めて感謝
誰かがわたしに対し「そう言ったのは何故か」について心配し、気付けば深く考える。という事が癖になっていた事に気が付きました…。
世の中の全ての人がわたしを陥れようとしているのではないことや、心配したり味方になろうとしてくれる人たちが世の中にはちゃんといるのだと…
辛い気持ちになるたびに、今の心のあたたかい感じを思い出します…
本当にありがとうございます。