男性を堕落させているような気がします。
はじめて質問します。よろしくお願いします。
私の周りの、とくに男性についてです。
私が周りの男性に気を配ったり、優しくしたり、見守ることで男性がより悪い状態になっているような気がしています。
最も大きな問題が父なのですが、3年ほど前に会社の人と喧嘩をして会社を辞めてしまい、生計を立てようとしていますが、上手くいっていません。経済的に自立できないうえに、家事を一切しませんし、頻繁に不機嫌になり、家族にあたり、妹を殴ったこともあります。
母は生活費くらい入れて、と言いますが、私は、具体的に父にそういうことを言ったりぶつかったことはありません。優しく話したり、話を聞いてあげたり、仕事でできないところを手伝ってあげています。私のそういう態度が、かろうじて父の励みになっていると母から聞きました。
私が優しくしたり、見守ることで父に仕事・家庭で頑張ってほしい、と思っていましたが、私のその態度が、父を甘えさせ、母や私に頼らせているのでは、と思い始めました。
大学においても、私に頼る・依存する男性が多いです。私は頼まれたことをすぐに片付け、頼まれてなくても先にやってあげることが多いです。私は理系の大学院生で、周りにどうしても男性が多いので「対男性」に思ってしまうのかもしれませんが。
頼りたいなら頼らせておけばよい、私のスキルアップに役立つとも考えたのですが、いつまで待っても父に収入がなく、大学の男性も自分から動くことを忘れたようです。これは悪い状態だと思います。私は男性と支えあい、高めあう関係を築きたいので、今のままでは嫌です。
一緒にするのも短絡的ではありますが、お坊さんは男性が多いですし、私のように「男性を否定せず、嫌な顔を見せない」「男性より役に立つ」女性は、頼ったり、甘えたりしてしまうものでしょうか。はっきり伝えるのは苦手ですが、私の態度次第でお互い良い状態になれるでしょうか? できれば考え方を変えることで何か解決したいです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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人を育てるには二面性が必要
こんばんは。私は子育て中のお母さん方に、よくお話をしますが、「一辺倒はよくありません」というのが趣旨です。
「植木は、水をやらねば育ちません。しかし、水をあげているだけでは根が伸びず、また枝も方々勝手に伸びていきます。それを良しとする方もありますが、根が広がらずに枝だけでは、不安定になりますよね。だから、水をやると同時に枝の剪定も必要なのです。”こっちに伸びてはだめよ”を伝えなければなりません」
「親の役目は二面性があります。子どもを愛して認め、エネルギーを注ぎます。親から愛されている…たとえ言葉にはならなくても…と感じると、好奇心と興味で周りに働きかけていきます。しかしもう一方の面、つまり”これが限界です。これ以上は行けません”というのも示さねばなりません。好奇心は、時に行き当たりばったりです。過度なこと、イケナイことへはしっかり行き止まりを立てて下さい。」
周りは勿論大人ですから、そう言って諭すことはできません。しかし、「いつでも何でも彼女はやってくれる」となると、時折「何故やってくれないんだ!」と理不尽な怒りに遭ったりしますね。貴女のいう「甘やかしてる?」の状態。でもなかなか、「良い塩梅」は見つからないと思います。なので、私からの提案は…
期限を切ることです。
「私、来年からは修論に全力投球したいから、今みたいに話を聞いてあげられないと思う。悪いけれど、それは分かっていてね。私の事も応援してね。」
「私、来年からは修論に全力投球したいから、今みたいにみんなのこと助けてあげられないと思う。私がやっているのは、本来みんなで気づいてすることだと思うの。だから、私がいなくなっても、ぜひみんなで、このいい雰囲気を守って欲しいんだ」
という感じです。貴女は本来、貴女の研究や幸せのために生きて良いのです。余力があれば、周りの人にしてあげればいい。余力が作れるなら、素晴らしい人です。でも、あくまで自分の生活を成り立たせてこそです。
情けは人の為ならずです
拝読させて頂きました。人に対して適宜助言やサポートして差し上げることはとても良いことかと思います。
あなたにとってもそれはあなたが成長する為のステップになりますよね。
そして共に良い結果がもたらされるならば良いの思います。
相手がそれによってダメになってしまうかどうかは相手の方の捉え方の問題です。
安易にあなたに甘えて自分で行動しないならばそれは自分の成長を自分で止めてしまうことですからね。
なんでもかんでもあなたができるわけではありませんし、人間は有限ですから限界があります。ですから自分が何をどこまで行うことができるか、或いは良いのかは考えてみるのもいいかもしれません。
それぞれみんな自分の人生を生きているのですから基本的に自分の行いは自分に返ってきます。
自業自得ですからね。生きることは成長していく過程であり、円満な人格になる為の修行ですからね。
情けは人の為ならずです。
己れに必ずや返ってくることですからね。
あなたにはこれから未来が目の前に待っているのです。どうかこれからもあなた自身の夢や希望を実現する為にも進んで精進なさってくださいね。
あなたの未来がこれからどんどん明るく開かれて参ります様にと心からお祈り申し上げます。
がんばってくださいね。あなたを応援しております。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。「いい塩梅」を見つけるのは難しいと言っていただいて、自分を責める気持ちが和らぎました。私も「ここからはできません」と言おうとしてできなくて、を繰り返していたのですが、自分の気持ちを直接表現する方法でない、時期や時間で説明するのはできそうです。それと、相手が私に甘えるかどうか、選ぶのは相手という言葉には気づかされました。何でも私が影響していると思うのは傲慢だったかもしれません。まずは自分が無理をしないことを考え、優しい人でいることを大切にしていきます。