仕事と恋愛と人生
先日、結婚を考えていた彼女と別れました。
原因としては自分の趣味で彼女への時間を作らなかった事だと思います。
彼女はとても真面目で仕事の相談や友人関係の相談事も全て何も言わずに聞いてくれました。
そんな、大好きだった彼女の事を考えていると仕事も手につきません。
そんな中で上司にもっと仕事をしろと言われました。
自分の仕事は少し他の職業と違い特殊な仕事です。
もっと上の仕事をしなさいと遠回しに言ってきました。
今、彼女の事を忘れ仕事を頑張ればお金には困らない生活が送れるとは思います。
しかし、いつもなら彼女に相談するのですが今はもういません。
会社の上司に相談しても、会社の顔としての話にしかなりません。それはわかります。もし仮に自分が社長ならわざわざ自分会社を犠牲にしてまでそんな奴のために時間はとらないでしょう。
となると、部下?
部下にそんな上司の姿は見せれません。
人生はいろいろあるものだとは分かっていました。分かってつもりだったのかもしれません。
しかし、いざその局面地になると人というのはすごくもろいものです。
彼女と別れる一週間前に従兄弟が首を吊って亡くなりました。その従兄弟はすごく仲が良かったのですが、、
彼女と別れ、仕事もうまくいかず、従兄弟の死
次にもし何かあれば多分耐えきれない状況におちいるのは、見えております。
死ねばその場で終わる、
そんなつまらない人生は送りたくはないので、す、が、
やっぱり人が窮地に追い込まれると、そうなるのは自然の摂理かもしれないですよね。
長くなりましたが、最終的にはどうすればいいんですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたのかけがえのない人生を
いつの時代においても、またいくつになっても、失恋は苦しいものですね。お辛い心中をお聞かせいただきました。
さて、「最終的にはどうすればいいんですか?」とのこと。
どうするもこうするもあなたが現実を引き受けて生きていくしかありません。誰もその現実を代わってはくれないのです。
それが人生の苦しいところでもあれば、楽しいところでもあります。目の前の出来事にどういう態度で臨むかの自由が我々には与えられているのです。
どうすればいい?どうするべきか?ではなく「どうしたいか?」です。
今は彼女さんとの思い出に浸り沈んでいたいというのならそれもけっこうですが、仕事は仕事。上司の言う事ももっともです。勤務中は目の前の仕事にしっかりと向き合いましょう。
で、勤務時間外にその上司を仕事の上司としてだけでなく、人生の先輩として頼ることはできませんか?「今日ちょっと飲みに行きませんか?プライベートで相談したいことがありまして…」なんて言われて悪い気もしないでしょう。
あなたはあなたで失恋の話ができます。人は苦しみの体験を話し、聞いてもらうことでその苦しみを反復して追体験し、段々と受け入れていけるものです。
恥を捨てて、周りの方を頼り、聞いてもらえばよいと私は思います。
従兄弟の件はお辛いでしょうが、その方があなたを苦しめるために命を絶ったわけではないでしょう。彼は彼の人生を生きた。彼は彼の苦しみを引き受けある意味で全うした。あなたもあなたの苦しみを引き受け人生を歩んで行きましょう。
あなたが今回上司や部下や周りの人に相談できたならば、今度はその方たちのお話も聞きましょう。支え、支えられ、ご縁は広がっていきます。
彼女だけしか相談相手がいなかったものが、もっと多くの方を頼れる人間関係が開けるかもしれません。そこからまた新たな出会いにも恵まれるかもしれませんよ。
人はもろく弱いものです。しかし今、人を頼れることはただの弱さではなく「弱さをさらけだせる強さ」だと思います。
どうぞ素敵な人生を。
質問者からのお礼
回答、ありがとうございました。
とりあえず、上司と飲み会に行くことにしました。
少しは自分のやるべき事は見えた様な気がします。