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子供の名付けについて…

回答数回答 3
有り難し有り難し 22

お世話になります。
この度、不妊治療のかいもあり、
子供を授かることができました。
夫婦共に誕生を楽しみにしております。

3月末の予定日の女の子で
しゅうか
と、名付けをしたいです。

ただ、どうしても漢字をみると、
秋冬を連想させるものだったり、
画数がイマイチだったり…
名字が5画6画と、シンプルなので、
名前にボリュームがあってもいいのかな…
でも、お嫁さんに行くことも考えたら…
など、モヤモヤしてしまってます。

この子が私たち夫婦のところにくるまえから、
夫婦で、しゅうかちゃんって名前にしたいね!
と、話をずーーっとしていて、
それで、女の子がやってきて…
なんとなくだけど、
この名前も気に入ってきてくれたのかな?
とも、思っております。

なかなか、わたしの乏しい知識だけでは、
考えも進みません…
どうかお知恵をお貸しください。
よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一回、それやめましょう。その上で…

昔見た漫画にこうありました。
「20年間温め続けてきた作品なんです!」
「いいねぇ。もう20年温めてみようか。」
ちなみに秋冬を思わせるなら「しゅんか」ではないでしょうか。
しゅんかちゃんでしょうか。
しゅうかちゃんでしょうか。
いずれにしても、名前は一生ついて回るもの!
あなたの子供のために子供に代わって厳しく申し上げます。
親の自覚が足りない!
とにかくその子を想ってあげましょう。
親のエゴとは無縁に響きも意味合いも大切にしてあげてください。
https://kaumo.jp/topic/72001
特にキラキラネームだけは本人が嫌がり親が後悔する傾向があるそうなので絶対にお勧めしません。
60歳になって〇〇〇ちゃーんとか、勘弁してくださいって、私なら思います。
病院で名前呼ばれる時のことも考えてあげましょう。
「やまだぴかちゅうさーん。やまだぴかちゅーさん、ぷぷp…1番におはいりくださー」
その度に親を「そうだ、刺そう。」と思われることでありましょう。
厳しい事を申し上げれば、子供の一生の名前を決めるのに、このような無料相談の場でたよって決めようという感覚が私的にアウトです。
子供の名前はそんなものではない。('◇')ゞ親の自覚シッカリモタンカイ。
ネットで命名もできましょうが、子供から名前を聞かれたときに「うん。サイトで検索して決めたけど。何か?」で親として胸張れるでしょうか。子供の気持ちはどうでしょうか。
100歩譲って申し上げますと、画や字数は人の決めたものでしょうから気にされる必要はありません。
私からのご提案としては「わたしがこう名付けたい」という気持ちと、その安易な感覚を一度捨ててください。
深呼吸してよーく考えてあげてください。
「わたしたちが決め“たい”名前」という気持ちも一旦捨て去る。そのことの大切さとは、子供の尊厳を認めてあげることを第一としていただきたいからなのです。
なぜかというと、最初から子供を自分の子供、自分のもの扱いすることがはじまってしまうからです。キラキラネームでなくても、親が子供をペット化することに似た姿勢が今から始まっているということなのです。
ここで申し上げる「自分の」とは、自分の、自分の、わたしの、わたしの、という所有意識です。
その上で、そのお名前にされるならばよろしいと思います。
【子供は親のエゴで病んでいく。】

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おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

すべてが幸せに感じます。

おめでとうございます。
あと2か月....楽しみですね。

お二人で決めたお名前。
しかも不妊治療の末、授かられたのですから、お名前にも格別な思い入れがあるかと思います。

私の友人で、どこかの偉いお坊さんに名づけていただいた友人がいます。
私も僧侶である、おじいちゃんが名づけてくれました。

でも、高校生くらいまでは、その友人と「なんで親につけてもらえんかってんやろ...」
と語り合っていた記憶があります。

今になれば、死んだじいちゃんに感謝をしておりますが・・・

しゅうかちゃん.....素敵なお名前じゃないですか。
それよりも、両親に付けてもらった名前は、ご本人にとって嬉しく感じるものだと、私は思います。
一生ものですもんね。

たまに、義両親が横から割り込んでくるという、信じられない話を耳にしますが、、
お二人で決められたお名前を付けられる事、幸せなことだと思います。

しゅうかちゃんに決めていただきたいなと、私は感じました。

女の子?のお名前を決められていて、本当に女の子を授かりました。
になこさんたちご両親を選ばれたのだな感じましたよ。

では、最近寒いので体調崩されないよう、お気をつけ下さい。

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おきもち

時宗の寺院で住職をしています。 今の時代、お寺の在り方とは、僧侶とはいったい何か?と、考えています。 僧侶としての根本は、朝のお勤めだと考えております。 週に2回、お寺で空手教室を開いております。 近隣の子供たちに、礼儀作法を伝える。 これも寺院の持つ役割である、地域貢献に繋がると、少なくとも私はそう思い、精進しております。

名前はご両親からお子様への最初のプレゼント

こんにちは。

 もうすぐご出産ですか。おめでとうございます。

 お名前は、ご両親からお子様への最初のプレゼントです。大切に考えましょう。

 hasunohaには、名前を付けてから、「占いの画数が悪かった」とか、「今思えば字が気に入らなかった」「キラキラネームを付けてしまった」などのご相談が来ます。
 後で後悔のないように、またお子様が成長したときに、名付けの説明がきちんとできるようなお名前をつけましょう。

 画数で運命が決まることはありませんので、画数を気にする必要はありませんが、やはり気になるものですね。名付けの本を一冊買ってきて、画数を確認しながら考えるのも楽しいものです。

 「しゅうか」ですと、「しゅう」「か」と読める二文字ということになると思います。
「しゅう」は
 秀 周 修 習 宗 などがあります。
「か」は
 佳 果 花 華 歌 などがあります。

 他にも調べればいろいろ出てくると思います。
 ご両親のお気持ちのこもった、良いお名前になるといいですね。

 お体大切にしてください。

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おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoha回答僧登録。 好きな言葉は「和顔愛語」。和やかな顔と思いやりの言葉という意味です。曹洞宗開祖道元禅師は、愛語には世界を一変させる力があると仰っています。回答には厳しい言葉を入れることもありますが、相手を思いやる気持ちがあってこその言葉と捉え、受け止めていただきたいです。 ※質問の答えについて、話の大筋は変えませんが、投稿してから誤字脱字を直したり、内容をよりわかりやすくするため、若干加筆修正することがあります。ご了承ください。 ※「お礼」は必ず拝読していますが、それに対して回答の追記は原則しないことにしています。ご了承ください。 ・回答する件数は減っていますが、ほぼ全ての質問とつぶやきに目を通しています。
話すのが苦手なので、原則不可とさせていただいています。どうしても!という場合は運営さんに問い合わせてみてね。

質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
厳しいお言葉もいたたげたり、
背中を押していただき、幸せを感じるとおっしゃっていただけただけで、私も幸せな気持ちになりました。
また、漢字の提案までしていただき、嬉しく思います。

ただ、私達はつけたい漢字というよりも、
響きから、名前を考えてしまいました。
この漢字を入れたいからこの名前にしたの
と、いうのも、親が決め"たい"名前だと思うんですよね。

これだけで、親の自覚が足りないと言われてしまったのは残念です。
確かに私達はまだ若いです。
だから、色んなところで偏見をもたれてしまうこともしばしあります。

もちろん、たくさんの候補も
色んな気持ちから考えています。
しゅんかも、もちろん候補にありました。
だけど、いつも一周まわってしゅうかに
なってしまいます。

ですが、もっと色んな角度から、
色んな資料をみることにします。

お三方、ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ