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近い未来の無縁の墓について

回答数回答 1
有り難し有り難し 9

母方の親戚には子供がいない家庭が多く
無縁仏になるであろうお墓が
何墓かあります

祖母の姉の家お墓 息子夫婦で守る
孫が生まれるもすぐ亡くなる
(これについては息子夫婦の問題だと思うのですがこの息子我関せず 奥さんは嫁なのでほっぽって終わりにします!という方)

祖母の弟の眠る墓 子供がないため奥さん一人が守る
祖祖父、祖祖母も眠る墓
祖父もここの墓に入っています
祖母も入る気満々
当然一人娘である母も入って当然!という考え

母は、というと
祖母が奔放の性格で幼い母を置き去りにし
男と駆け落ち
祖祖母に引き取られ 祖母の弟にいじめられて
育ったため そんな気なし!
(母は永代供養共同墓地を用意するつもり)

私に永代供養する手続きが
できればいいのですが
私にも子供がいてしかも、いくつもでは
厳しいのが現実です

傍観者で何も出来ない私は
御先祖様にも、
処理をされるであろう
お寺さんにも
申し訳ない気持ちです

見捨てるような気持ちが
近いのではないでしょうか

それとも無理をしてでも
私が守っていくべきなのでしょうか
仮に頑張って私が受け継いでも続いていけるとは思えません

分かりにくい文章でごめんなさい
どなた様か良いアドバイスを
頂けませんでしょうか


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたが、しっかり先祖供養をすれば大丈夫ですよ。

あーさん、こんにちは。

素晴らしいお心ですね。
現代の家族のあり方から、これからお墓というのはさまざまな問題を抱えていますが、問題を二つにわけなければなりません。
一つはお墓・納骨を通しての先祖供養。一つは、信仰心としての先祖供養です。
本家でなければ、あるいは施主でなければないほど、お墓・納骨の管理に手を出せないの現実です。先祖供養はお骨の有無は関係ありません。自分の命があることを感謝しご先祖と共に生きるのが日本の死生観、そして日本の死生観を取り入れて日本仏教のあり方になっています。だから、あなたが真心から先祖供養をすれば、分家・親戚であっても、お墓が荒れていても関係ないのです。ご先祖様の魂はあなたの供養によって浄土で安心でおられるのです。
 そして現実的なお墓ですが、もしあなたに所有権ができた場合は、全部のお墓を管理するのは不可能ですから、あなたが整理をすれば良いでしょう。墓じまいをしてご遺骨があれば回収し、そしてまとめてお寺のお墓や永代供養墓に納骨するのが一番の方法だと思います。

お寺のお墓は2種類あり、檀信徒だけのお墓と一般受け入れのお墓と二つの方法があります。また、お墓の値段もピンからキリまであり、街中であれば高いし、田舎だと安いです。お墓が近くにあるのが一番ですが、今は引越しも多いので必ずしも近くにお墓があるとは限りません。逆にお参りできなくても、遠方で安い費用でしっかりと供養してくれるお寺さんを探されるのも一つの方法です。ハスノハのお寺にはそのような一般者を受け入れてくれるお寺さんがいくつかります。伊勢にある私のお寺も永代供養を受け付けているお寺の一つです。今からいろいろ調べてお寺見学もかねて探されるのも良いかも知れません。

安心して、自身の信仰での先祖供養を通して、ご先祖様と共に人生を歩んでください。ご先祖様と一緒に歩んでいる方は、素晴らしい人生が歩めるはずです。合掌

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質問者からのお礼

染川様

コメント遅くなり申し訳ございません
色々な部分で色々な思慮をしておりました

所有権 そうですよね。
私に発生するのか否か
(本当に親族がいないので結局巡りめぐって私まで来るのか?さっぱり検討がつきません)

離檀、廃墓からの永代供養も
300万~もっとかかるらしく
それをいくつも抱えては 非常に厳しく
静観するしかなさそうです

なんとかして差し上げたいのですが
難しいですね。。。

先祖供養はお骨の有無は関係ありません。
自分の命があることを感謝しご先祖と共に生きる

そうですよね
大飢饉で食べれなくても 命を繋いだお母さんがいたかもしれませんし
流行り病で一人生き残った人もいたかもしれない 今は名前も存じませんが
過去の方々の苦労も含めて
今を感謝していけたらと 思います
(なかなか難しい日もありますが。。。)

本当にありがとうございました

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