はやく苦しいのが終わりたい
高校の頃から約10年お付き合い、うち8年ほど遠距離恋愛を乗り越えてきた彼氏と、結婚を目前にしてお別れしてしまいました。以前から苦しむ姿をたびたびみかけていましたが、彼氏のうつ症状が発症し、12月に休職。その後楽しくやりとりしたり、悩みや苦しみをはきだしてくれたり最初はよかったのですが、お薬も増え12月後半からかなり拒絶されるようになってしまい、いろいろな暴言や冷たい態度も病気のせいだと思い大丈夫だよ、とお付き合いしていましたが、だめでした。
原因はお仕事だと本人も最初はいっていたのですが、自分が浮気をしてしまったことへの罪悪感と私への感情の無さに耐えきれなくなったから鬱になった、だから別れてくれと最後は言われ、そう言われると何も抵抗できずかなり悲しい思いをしてお別れしました。
病気がそう言わせたのか、本当はしてないけれども浮気をしたと言ってまで別れたいのかもう今となってはわかりませんが、10年連れ添ってきて、前の日まで楽しく話しお互い両親とも仲が良くうまくいっていたのに、ある日突然拒絶され、心の理解がまだ追いつきません。
鬱症状の中、お別れを突き出す彼もきっときつかったのだろうと本当に思っているのに、裏切られたようないじめにあったような、情けなさのような気持ちがぬぐえず、つらいです。本当は元に戻りたいですがそれを信じるのは自分で滑稽だなと思いますし、滑稽でもなんでも取り戻したい気持ちもありますし、重いなとも思うし、次にすすむ気持ちの切り替えもしたい気持ちもあります。彼に新しい彼女ができる想像や、浮気現場の想像などしてしまうと、信じてた自分が本当に情けなく、人生をむだにしたような、人を信じる気持ちや人を愛する気持ちがドロドロになってしまい、また自分の苦しみばかり考えてしまうことにも嫌気がさしてしまいます。プライベートでも家族が裁判沙汰になっていたり、職場が倒産し給料が未払いにされたりと色々ありますが、彼の存在が無くなっただけでなく、病気のせいで本当か嘘かわからないお別れやその理由に振り回されていることがいちばんつらいです。ぼーっとして事故を起こしてしまったり、常に気がついたら死ぬことを考えしまい、だめだぞ!と思うのですが、でも死にたいのは実は本音の本気で、それもまたつらいです。
気分転換や状況を変えるために色々行動をおこしていますが、どれも虚しさにおわってしまいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
雪解けと春の訪れ
拝読させて頂きました。10年は大変重みがあるでしょうね。あなたにも彼にもそのご縁はお互いの歴史そのものですね。あなたの苦しみお察し申し上げます。
今現在そう至った経過にはやはり病いが大きく原因となっておられるのかと思います。病いによって心は追い込まれてしまい、もはや他の人もものごとも受け入れることができなくなってしまっておられるのかと思います。
その様な状態では例え好きな方でも親身になってサポートしてくださる方でも難しい場合もありますでしょう。
心に少しでも余裕を持たせなければ人とおつきあいなさることもできません。
彼にもしっかりと専門医の診断を受けて頂き、カウンセリングを受けることが今できることかと思います。
あなたにとっても一度しっかりと距離を置いて頂き、先ず自分の心の中でも冷却期間を置いて頂き、その上でゆっくりと見直して頂きたいと思います。
決してあわてる必要はありません。考え込んでしまうこともあるかもしれませんが、それはそれで良いと思います。ただそれによって心を追い込んでしまわないことかと思います。
たぶん半年一年は必要な時間でしょう。それだけの重みのある時間であったでしょうから。
そうしていきながら、少しずつあなた自身のこれからの人生にお向き合いなさっていってくださいね。
あなたにも彼にもそれぞれにこれから向き合う人生があるのですから。
これからの人生の方がずーっと長いですから。
あわてることなく心穏やかに人生にお向き合い頂きたいと願います。
今は厳寒の冬真っ盛りです。大雪や嵐が吹き荒れる季節です。それでも生き物達は春の訪れを目指して少しずつ成長しています。
うちのお寺でもカタクリの花の芽が地面から少し芽を出しました。
人生でも必ずや雪解けがあり、春が訪れて参ります。
あなたの心や彼の心にも穏やかな春の日差しが差し込んでくださり、お健やかな毎日を過ごして頂く様にと心よりご祈念申し上げます。
大切な気づきの時
なまたまごかけごはん様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
10年もお付き合いされていた方との突然のお別れ・・誠におつらいことでございます。
彼の鬱病のこともあるのでしょうが、どうして10年もお付き合いしてきたのに、直前まで楽しく話もしていたのに・・なぜ・・と思われるのも当然でございます。
まだ大好きであれば尚更です・・
片想いでの失恋経験でも、本当につらく切ないことだけに、仲良く長く付き合った、お互いに愛し合い、気心知れる間柄であれば、当然に疑問も増すばかりです・・
しかし、ここはいったん冷静にこれからのことを考える上での一つの試練であるのかもしれません。
もしかすると、彼は自分とこのまま一緒にいては、貴女が幸せになれないと考えての言動であるのかもしれません。そうであれば、また本音や事実が分かれば分かった時として、とにかく、自分の幸せとは何かを改めて考えるための、大切な気づきの時が与えられているのだと、少し前向きに考えられてみて下さいませ。
気分転換は無理にしなくても良いですが、非日常の中で、自分を見つめ直されてみられることも。
旅行や映画など。あるいは、お寺巡りや坐禅会、写経会への参加などもどうでしょうか。。
少し休日にでも日常を離れて、肩の力を抜いて、あまり考えすぎずに、たまには、ぼーっとされることも必要ですよ。そんな中で、改めて大切なことも見えてくるかもしれません。
どうかあまり思い込まれ過ぎずに。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
川口様、kousyo kuuyo Azuma様
ご回答いただき、本当にありがとうございます。1日に本当に何度何度も読み返して、弱くなった心に浸透させています。
ポジティブに考えよう、次がある!とか前向きに捉えようとすると、そのこと自体にストレスや不自然さを感じてしまい、今はもう何も考えたくない気持ちです。しかしそのわけにもいかないので更にがんじがらめです。今は出口のない苦しみにまだもがいており、もがき疲れてきていますが、はやく終わることを願っています。それまでお二方からいただいたお言葉を半濁してなんとか自分を保っています。ありがとうございます。