大学受験の失敗
大学受験が終わってから気持ちが
切り替えられません。
第1志望ではないもののこの大学に
行けたらいいなという大学から
補欠合格をもらっているため、
あの2択で迷った問題の答えを
こっちにしていたら…などしても仕方ない
後悔ばかりしています。
また例年のその学校の繰り上がり人数的に
繰り上がり合格の可能性は0に近いです。
しかしやはり期待してしまうので
わたしとしては不合格通知を貰うより
気持ちが重いです。
振り回されてしまいます。
その大学と下記に書く大学以外は全て
不合格でした。
行くことになりそうな大学は
受けた大学で1番志望度の低い大学です。
諸事情により浪人は絶対にできません。
大学受験で人生が決まるわけではない、
入った後どうするかが大事なんだと
自分に言い聞かせています。
しかしふとした時に
この1年必死にやってきたことは
何だったんだとろう、合格できなかったら
何もしてこなかったことと結局は
一緒じゃないかと
どうしようもなく悲しくなってしまいます。
教材や高い受験料を払ってくれた親や
相談にのってくれた学校の先生に
申し訳ないという気持ちも強いです。
友達や先生に気を使われると思うと
学校に行くのも辛いです。
正直なところ合格に喜ぶ友人を
みるのも辛いです。
1年色々なことを我慢して勉強に時間を
費やしてきたので受験が終わってからは
たくさんやりたい事をしたり友達と
遊ぶと決めていましたが、今のままだと
どうしても何事にも無気力になってしまい
楽しめる気がしません。
もう悩み疲れました。
気持ちの切り替え方を教えて下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分のしたいことを見つめなおして
大学なんてどこへ行っても一緒です。自分がそこでどのように勉強するかが問われます。何をしたいのか、まずは自分に問いかけてみてくださいね。
偏差値のブランドの高い大学は、それなりに質のいい学生が集まってる確率は高いですが、その方たちと一緒に勉強できるとは限りません。ご縁があっていろんな方々と一緒になります。第一志望でない大学に行っても、いい友達ができ、自分と切磋琢磨できる可能性も多いです。同じように第一志望に行けずに来た方もおられるかも。新たな環境で勉強するのですから、新たな友達を見つけましょう。
大学名がわからないので詳しいアドバイスができませんが、どの大学でもその大学の得意とする分野があります。あなたの志望と異なるかもしれませんが、そのなかでもあなたがやってみたいと思える分野を見つけてください。
そのうえでどうしても納得できないなら、自分がやりたいことのできる大学に再挑戦するのもありです。家庭の事情云々はあるでしょうが、大人ですから親に頼らず自分で切り開きましょう。
私自身、最初は第一志望でない大学に入り、親に内緒で別の大学に入りなおしました。学費等は自分でアルバイトして工面しました。そして就職してお金を貯め、数十年経ってから、会社を辞めて別の大学院に進学しました。50歳を過ぎてから博士号を取るまで勉強をしました。
やりたいことがあれば、いくら時間をかけてでも自分の道を進めます。まだ若いのですから、頑張れます。
弘法大師空海さまは、大学を中退して仏教の道に進まれました。大学の勉強より自分にとって、そして社会にとって、大切なことと確信されたからです。親や今の友達などの周囲に惑わされることなく、自分を確立してください。
今疲れてるなら一時的に遊んで気晴らしするのもいいでしょう。自分の人生は自分で決める。その覚悟で人生を切り開いてください。今は不本意でもいつでもやり直しはできます。今できることをとりあえずしてみてください。
気持ちの切り替えにはお寺巡りでもしてみたらいかがでしょうか。四国遍路なんかもいいですよ。
挽回へ向けて
ささき様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
拙生も大学受験で失敗しましたので、その悔しさは分かります・・
ただ、大学に入ってやりたかったことは、やりました。今思えば、「なにくそ〜」という反骨精神もあって、逆に学べたことはかなり多かったように思います。
人間、正直、満足してしまえば意外にもそこまで。
「なにくそ〜」という気があれば、いずれ挽回できるチャンスもあるし、また、色々な学びや気づきも多いように思います。
人生これから。どんな出逢いやご縁があるかわかりませんしね。。
柴谷宗叔様もおっしゃられていますように、自分のしたいこと、やりたいことを見つめ直されつつ、自分の人生、幸せについて考えるためのチャンスでもあります。
とにかく、まずはお疲れ様でした。受験の疲れを少し癒されて、それから挽回へ向けても少しずつ取り組んで参りましょう。。
より良き実りある人生へと向けて、貴女をより大きく成長させて頂けるための機会として前向きに捉えてみて下さいませ。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
もう大学生になるので自分の
やりたいこと、幸せをしっかり
考える機会にしたいと思います。
うまく言葉にまとめられませんが
誰にも話すことができず悩んでいたので
気持ちに整理も少しずつついてきました。
ありがとうございました。