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自分は不幸で、経験が人間関係に現れ、生き辛い

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有り難し有り難し 17

私は家庭環境が悪く、母親は7歳の頃に私を置いて離婚し、その後会っても「あなたはお母さんの子じゃない、人から好かれる訳が無い、酷い(あばずれ等)人間だ」と言われ続け、今も変わりません。

一方、残った父親の方は遊びが激しく、常に複数人彼女が居て、小学生の頃、家に女性を連れて来ると二世帯住宅の様に鍵を設置して家を区切られ、他人の様で、時々機嫌が悪いと、私に酷い暴力をふるいました。

高校の時に親戚に助けを求めましたが、親戚からも「実は(私が)子供の頃からあなたの事が大嫌いだった」等と言われ、イジメられました。親戚と一緒に悪口言っていたのは姉達であり、その頃から人を信用出来なくなりました。

異性関係でも若い頃はモテたのですが、男性のモテとは違い性的な犯罪や嫌がらせの方が多く、番号交換を断った事の腹いせで集団暴行を受けたり、痴漢も多く、ストーカー被害もありました。付き合っていた異性は凄く優しくしてくれるので、悪い事ばかりではないです。

同性からは嫉妬によるものが多く、全く知らない違うクラスの女子3人に階段途中で押され、転けそうになった事もあります。社会人になると上下関係があるので、特にイジメられました。

これらの経験が職場の人間関係には特に現れ、干渉されて自分の話をされるのを極端に嫌います。基本的に女性であれば嫉妬による悪口だと思いますし、男性であれば気持ち悪いと思います。興味を持たれる事自体が不快で、発見されたくないです。対外的には普通を装い笑顔で接していますが、耐えられなくなります。男性にも女性にもゴシップのネタにされる事が多いです。

最近もセクハラに遭い、拒否したらパワハラに発展し、最終的には身に覚えの無い罪を着せられ、それをネタにクビにされました。私をクビにする為、上司は必死に見えて、私が強く拒否した事を恐れている様に感じました。酷い事をして傷つけてしまったから、バツが悪いし消えて欲しい、という、蓋をする意味での排除も、凄く多い様に感じます。理不尽だといつも思います。

何度も死のうと思う度、仏教関係の本を読みました。自分の不幸は自分が強いから課された試練だとか、若い内に苦労した分、儲けもんだとか思ったりもしました。幸も不幸もプラマイゼロだと思ってみましたが、無理でした。生き辛く感じます。不幸な人が生き易くなる方法はあるのでしょうか?宜しくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

これからの人生

拝読させて頂きました。あなたの今までの人生を読ませて頂きました。人とのつながりや生活の中で大変お辛い思いをなさってこられたのですね。本当によくその苦しみを耐えてこられたこととお察し申し上げます。
人生の苦しみを生き抜かれていらっしゃたのですね。その辛い厳しい現実の中であなたは正しく生きてこられたのだと私は思います。
様々ないじめいやがらせがあってもあなたはしっかりと生き抜いてこられました。

いじめやいやがらせをする者はその自分の愚かな行いによって自分をおとしめて苦しむこととなります。
己の我欲や怒りによって人を傷つけて恐怖を与えたものはその自分の悪業によって必ず自分の心を汚し罪を犯し醜悪な結果を招いていきます。
その罪は本人が心から反省し懺悔し謝罪しなければ消えることはありません。

あなたのこれからの人生がどのようになるかはわかりません、がしかし私はあなたがこれからも正しく心を清く生きて頂いてその果報が訪れて素晴らしい出会いや出来事に恵まれて頂きたいと切に願います。
人生は山あり谷あり苦難の連続かもしれませんが、それでも己の心も身体も清く生きていく暁には必ずや幸せや豊かな恵みが訪れます。

そしてあなたはもはや独りではありません。多くの方々とつながりこれから未来が開けていくのです。
これからもぜひ様々お話を聴かせてください。辛い時にはぜひご相談なさってくださいね。
あなたをいつでもいつまでも待っています。
あなたの健やかなご成長を心から仏様にお祈り申し上げます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

温かいお言葉を頂き、ありがとうございます。

これらの経験によって勉強した事も少しずつではありますが、あった事を思い出しました。辛い事があると、良い部分が悲しみでかき消されてしまいます。

それを思い出させて頂いた事、感謝します。

本当に辛い事が多かったからこそ、真っ直ぐに生きてこれたのだと考えます。人間は逆境には立ち向かおうとしてしまう、性質があるのかもしれません。

希望を見失う事も多々ありますが、立ち上がった時にはまた、必ず新たな希望を見出だして、これからも仏教の教えに感謝して生きて行こうと思います。

本当にありがとうございました。

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