hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

心穏やかに過ごすためには

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

私は唐突に破壊衝動が湧き上がる時があります。
それは大体両親のことで怒りを感じた時です。
私の両親はいわゆる「毒親」というもので、暴力はあまりないですが、精神的虐待などを受けてきました。
それでも報道されるような悲惨なことはされたことないですが…

その分だけ、マシだと自分に言い聞かせてきましたが、それにも限界があります。
徐々に私はお酒とタバコに逃げるようになりました。
悪いことに、10代もはじめのうちからです。
大抵は破壊衝動が生じた時にそこに逃げます。

「破壊衝動」というと、単に物を壊したり、とイメージされるでしょうが、私の場合はそれですまないのです。
両親を殺したくなります。自分を殺したくなります。
いっそ物を本当に壊すだけの方がマシな気がします。

ちなみに両親との対話は期待できません。
なぜなら、今までに無駄だったからです。
また、あちらは「親の立場」を振りかざし、私はまともに自分の主張をきいてもらったことがありません。
だからもう、親をどうこうしようとは思っておりません。
このような考えは寂しいことで、時々その寂しさに押しつぶされそうにもなりますが、その寂しさも煩わしい。
だから私は自分の心のあり方を変えたいのです。

お知恵を貸していただけませんでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

親から離れる

一番良いのは、両親と離れて生活することです。
連絡も極力取らず、自分で働いて自分の生活を賄う。
連絡を取ったり、一緒に過ごすから様々な問題が起きるのです。
僧侶になれというわけではありませんが、ある種の「出家」をすべきかもしれませんね。
親への依存から離れるのは、今はあなたにとっても両親にとってもいい事なのかもしれません。お釈迦様も、世間のしがらみから離れて穏やかな心を手に入れました。多少強引なやり方ではありましたが....

離れてみなければ、お互い冷静になることなんてできません。一度思い切って縁を切ってみては?

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

恵成様

回答ありがとうございます
自分の今の状況を回答と照らし合わせるに、それは難しいと感じています
ですが、私も直に職を持ち、家庭を持つことになるかと思います
それに向けて前向きに準備することを決意できました
今はまだ学生の身ではありますが、来たる自立の日に向けて頑張ります
本当にありがとうございました

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ