弱いのに怒りっぽい自分、辛いです回答受付中
いつもありがとうございます。
私は三十代男性です。今は一人暮らしですが、母の住む実家によく帰ってます
今日あった話なのですが、私の実家に勝手に人が入ってきました。理由は、隣に住んでる方の車を見に来たらしいです。土地柄、観光客が多いので、こういうケースはよくありますが、私は出てけ!と怒鳴り、手でシッシと追い払いました。すると、相手は外国人でしたが、怒りまして、中指を立てて死ね!と言われました。自分も死ね!と言いましたが、自分がそんな低レベルな人間だと思い、ショックを受けました。
母はびっくりして、あんたはそういうとこがあると言われました。
私は喧嘩なんてしたこともないのですが、最近怒りっぽくなりました。自分はそんな最低な人間にならないと決めていたのに、わざと相手に怒ったり喧嘩売ったり、時には正義心でわざとマナーの悪い人間にぶつかったりとなんとも最低な人間になりました。
今後、こういう行為をしないために、どのようなことに気を付けるべきか。また、どのように生きていったらいいのでしょうか。
よろしくお願いします
お金の執着がひどいです
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ふりかえり相談することで新たな一歩が見えてくる
スニーさん、ハスノハに相談いただき、有り難うございます。今回の出来事はよっぽど怖かったのですね。ご自身の予期せぬ言動にも深くショックを受けておられるとのこと、お気持ちお察しいたします。そして「低レベル」「最低な人間」と感じてしまうほど、お辛い思いをされたのですね。「弱いのに怒りっぽい自分」と、弱さを自覚されているからこそ、「強くあらねば」という思いがあり、今回のような咄嗟の行動として現れたのでしょう。見知らぬ人が敷地内に入ってくる状況は、誰にとっても不安です。ご自身の身を守るための防衛本能が働いたと言えるでしょう。また、お母様を守りたいという無意識の思いもあったのかもしれませんね。
だからといって今回の行動がすべて良かったわけではありません。スニーさんご自身が後悔されているように、できれば避けたい関わり方でした。大切なのは、「これからどうしたらいいか」と真摯に振り返り、改善しようとされているそのお心です。こうして相談してくださったこと自体が、素晴らしい第一歩です。
もし同様の状況が起こりうるのであれば、立ち入りを抑制するような物理的な対策(看板の設置、防犯カメラなど)を講じることで、不安を和らげることができるでしょう。
そして内面的なことですが、仏さまは、私たち人間は、様々な状況や出来事によって、良くも悪くも心が揺れ動き、思いもよらない言動をとってしまうことがある、そういう弱い存在だと教えてくださいます。「通常はそんなことしない」と思っていても、縁ひとつで変わってしまう危うさを、私たちは抱えています。だからこそ、仏教では「和顔愛語(わげんあいご)」―穏やかな表情と優しい言葉で人と接すること―が大切にされてきました。
もちろん、見知らぬ人にいきなり和顔愛語で接することは難しいでしょう。まずは、スニーさんのごく身近な、安心できる人との関係の中で、少しずつ意識してみてください。そして、今回の出来事を信頼できる方に打ち明けてみるのも良いかもしれません。言葉にして聞いてもらうだけでも、心は少し軽くなるものです。焦らず、ご自身のペースで、できることから始めてみてください。その小さな一歩一歩が、スニーさんの心を少しずつ穏やかにし、周りとの関わり方も良い方向へと変えていく力となると思っています。
ハスノハ一同、引き続きスニーさんの歩みを応援しております。
質問者からのお礼
お答えありがとうございます
和顔愛語 自分はよく優しい人間、おったらあんしんすると人から言われてました。
だけど、最近はそういう気持ちを忘れていたのかもしれません。
穏やかな性格になるように、心がけたいと思います