不安との付き合い方回答受付中
いつも何かしら不安に感じています。
「戸締りは本当にできているのか」など直前に確認したはずのことをすぐに疑ったり、「昨日はとても良い日だった、でもその分今日は上手くいかなかったらどうしよう」など、他にも様々な面で不安に思うことが沢山あります。不安をひとつ解決するとまたすぐ違うことを不安に思います。
今特に不安に思うことは仕事についてです。新年度の準備に向けて引き継いだ業務を上手く完了させることができるのかをずっと考えています。
期日に間に合うのか、私のやっていることは本当に正しいのかと、折角のお休みなのに今はその業務のことで頭がいっぱいです。
迷惑もかけたくないし失敗もしたくない、とにかく円滑に進んで早く無事に終えたい、解放されたいです。
1番嫌だなと思うのは、不安から焦りが生まれた時に、心の中で人のせいにしてしまいたくなることです。前任者に引き継がれていないから、私が質問した時に全部の流れを教えてくれないから、などと自分に都合のいいように考えたくなります。自分に甘いと思います。
常に穏やかで柔らかく、それでいて自分の行動の責任は自分で取れる強さのある人でいたいのに、一瞬でも上記のように考えてしまうのは理想に反していて情けないです。
どうしたら上手く不安と向き合い、時には受け入れながら生きていくことができるのでしょうか。
長くなってしまい申し訳ありません。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お気持ちとてもわかります
拝読させて頂きました。
あなたがいつも不安にさいなまれておられることを読ませて頂きました。詳細なあなたや周りの状況はわからないですが、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
不安が新たな不安を呼んでどんどん大きくなっていってしまうことってとても多いです。私達の心の中で風船のようにどんどん膨らんでいってしまい際限が無くなってしまいますからね。あなたがそう思ってしまうのも当然かもしれません。
仏教の話ではありませんが「人間万事塞翁が馬」というお話をあなたもご存じかもしれません。詳細についてはお調べいただければわかるとは思いますが、いいことがあってまた悪いことがあるのではないかとあれこれと振り回されるものではないということを伝えています。
そしていいこと悪いことと思っているのは私達の心の中でのことであって大きく見れば本当に些細なことであり一切惑わされず気にするなということを伝えています。
その様に自らの心の幻想や幻覚にとらわれてさいなまれるのではなく、ものごとをおおらかに受け止めていくこともっと大切なことをしっかりと受け止めていくこと、様々なことに感謝の心をもって与えられた命を限りある時間にしっかりと自ら向き合い正しく生きていくことがとても大切かと思います。
そうはいってもなかなかそう簡単にはいかないかもしれませんし、どうしてもあれこれととらわれてしまうかもしれませんが、どうか心の隅においてください。
諸行無常 諸法無我 涅槃寂静 です。一切皆苦を踏まえてあるがままに生きることです。至心合掌 南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございます。
ことの良し悪しや不安の存在にただ捉われるのではなく、受け止めて向き合い、経験を糧として人生をより豊かにする機会をいただけたと考えられるようになっていきたいと思います。
現状ではまだまだ不安に負けそうになる日と向き合う必要がありますが、諸行無常 諸法無我 涅槃寂静 を心に、あるがままを受け入れていきたいです。
ありがとうございました。