永代供養料、2人分で70万円。
永代供養料とは和尚さんへの謝礼?の事ですか?
浄土真宗なのですが、お墓は市営の墓地を永代使用料をお支払いして、契約しました。
父が1月に亡くなった時に、叔父が葬儀をお願いに行ってくれた際、前に亡くなってる母と1月に亡くなった父、2人分で70万の永代供養料を払ったらしてやると言われて帰ってきました。
母のなくなった時に30万円包んで、他に通夜や葬儀に来てくださった度にお布施を渡しておりました。
その30万円は何だったのか?と永代供養料とはお墓を使用するためのお金ではないのか?
寺院のお墓を使用していないのに、なぜ寺院に納めなくてはならないのか?
不思議でたまりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
再度しっかりとお話しなさってください
拝読させて頂きました。先ずはお父様が仏様のもとに生まれ変わりお母様に再会なさり、共に心から安らかになられます様にとお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏
必ずお父様は仏様のお導きを正しく受けて仏様のもとにてお母様と再会なさり喜びを分かち合いご安心なさいます。
そしてお父様お母様共にあなたや皆さんをお見守りなさってくださいます。
ご質問の内容ですがもう一度しっかりとそのお寺様のご住職様からご説明をお受け頂くことが先決かと思います。
あくまで一般例ですが永代供養料とお葬儀のお布施は別のものかと思います。
永代供養料を納めないとお葬儀をお勤めできないということは聞いたことは私はありません。
永代供養料はお寺様がその方が亡くなった後もある一定期間ご供養なさることへのご供養料かと思います。
永代使用料はお寺や墓地をずーっと利用し続けることができる様な権利を取得する為に支払う利用料です。
ですから永代供養料と永代使用料は全く別のものです。
よくよくもう一度落ち着いてお話しをお伺いなさることをお勧めします。
そしてあなたがお寺のご住職様の説明に納得いかない場合、或いは法外な金銭要求や理不尽な要求がある場合にはおやめになることができると思います。
私はそのお寺様のご住職様を存じませんのでわかりませんが、しっかりと冷静に考えこれから先々のことも考えてご判断なさってくださいね。
万が一止むを得ずお寺様を変更する場合にはいろいろ調べてみてください。そして必ずお世話になろうと思うお寺様のご住職様にお寺で直接会ってお話ししてください。これは絶対です。
そこであなたや皆さんがご納得なさってからご判断なさってくださいね。
あなたや皆さんがこれからも安心してお父様お母様そしてご先祖様をご供養なさって頂けます様にと心より仏様にお祈りさせて頂きます。
またお困りのことあればお気軽にお問い合わせくださいね。
たくさんのお坊さんがいつでもアドバイスしてくださりますからね。
お寺さんとよく話し合って見て下さい
ヒロさんのご質問読ませていただきました。浄土真宗のお寺の住職です。最近は永代供養という言葉が独り歩きして、意味が不明確になっているところがあります。浄土真宗では供養と言葉はあまり使わないのですが、ここでは話しをわかりやすくするため使わせていただきます。
墓地については市営のものに永代使用料を支払って契約したとのことですね。これについては寺院内の墓地であっても同じ考え方です。墓守様から返却するという申し出がない限り代々に亘り使用する権利があります。ただし、毎年管理料が発生するような場合は、未納の場合の取り扱いが別に定められることもあります。
次に葬儀の時のお布施ですが、これは僧侶へのお礼ではなく、文字通り施主が任意でされた施しです。近いイメージで云うと、自分から進んでされた寄付のようなものです。金額も自由です。このお金は宗教法人の収入となり、お寺の維持管理や宗教活動、伽藍の普請などに利用させていただくことになります。
次に永代供養ですが、考え方としては施主様に代わって寺院で法要をお勤めするということです。何らかの事情で施主様が法要を勤めることが出来ない場合、お寺の方で一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌、五十回忌などをお勤めするということです。それ以外にも、月命日や寺院の行事に合わせて勤められることもあります。この場合はお布施の前受と考えることが出来ます。
永代供養の永代とは未来永劫ということではなく、一般的にいつまでという期限がありますので、ご注意下さい。
また、お寺さんによって永代供養の中身が違うと思いますので、それについてはお寺さんに永代供養とはどういうことなのかをお聞きになって下さい。墓地の永代使用と故人の永代供養は別のものですので、ご理解をお願い致します。