hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

今後お墓をどうしたらいいのか

回答数回答 4
有り難し有り難し 13

私は一人娘です。夫と二人暮しです。
母は亡くなっていて
母方の祖母を面倒見ていますが
母と祖母の苗字は違います。
仮に母を佐藤で祖母が鈴木だとすれば
今佐藤家のお墓があり、母が眠っています。
今後祖母もそこに入りたいようです。
が、私は一人っ子の上もう佐藤でも鈴木でもありません。
子供もこの先出来ないでしょうし
墓守は居なくなります。
私だっていつ死ぬか分からないのですしお墓をどうすべきか悩んでいます。
私としては祖母は入れずに墓じまいをして、永代供養か樹木葬などお墓を持たないスタイルに出来ればと思いますが
祖母はそうなったら自分はどうなるのかといいます。祖母はおそらく長く私に管理してほしいのでしょう。
この際死んだら分からないですから
勝手に自分の思うようにしようかとも思いますが
それもどうなのかと悩んでます。
夫は相談にのってくれないので
1人でずっと悩んでます。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
そうですね、永代供養なさることも選択肢の一つかとは思います。
一度菩提寺さんに今のあなたのお気持ちや状況についてをご相談なさってみてはいかがでしょうか?
そして菩提寺さんとしてどのようなご対応を頂けるのかをじっくりとお話し伺ってみてはいかがでしょうか?
そしてあわてずにじっくりとまずは検討なさりご家族の皆さんにも落ち着いてご相談なさってみてくださいね。
様々な選択肢があるでしょうから決してあわてずに時間をかけてみて周りの状況も確認なさりながら皆さんでこれからについてトータルで考えてみてご判断なさってくださいね。

周りの状況や環境の変化もありますからね。あわてないことかと思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

方向性だけ決めとくだけで良いと思います

お墓の承継は苗字は関係ありません(今は無くなった昔の家制度の習慣的に墓石に苗字で○○家と彫っている場合には気にはなるでしょうが、関係ないのです。)。
法律的に祭祀承継者が承継しお墓をどうするか等の権利を有します。
現時点でお母さまがお入りのお墓の使用名義人は一人っ子であるのでしたら、あなたのようですからあなたが決めれます。
あなたの次の承継者がいない状況でしたら、確かに最近流行し始めた永代供養墓や樹木葬などの様々な形態の中で次の承継者がいなくても困らないスタイルに変更していくことを考えるのは必要なことかもしれませんね。
ただ、祖母さんがお亡くなりの前の今の時点で決めてしまうのか、祖母さんがお亡くなりの後にこうしようと今の時点では方向性だけ決めておくのかでは、祖母さんをはじめ周囲の方のお気持ちが異なるでしょう。
私としては、現時点では方向性だけお決めになって、必要なときにあらためて判断されるので良いと思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

浄土真宗本願寺派 布教使 60歳 私はお寺に住んでいません。横浜市在住。 所属寺院法務・近隣寺院のお手伝いと法話会等の講師としてお話に行くのがメインです。 僧侶は職業ではなく生き様です。 妻は一人だけ(看護師)、 娘三人 長女(既婚別居・看護師)、     次女(既婚別居・保育士)、     三女(既婚別居・介護福祉士)

最近の問題ですねぇ

 御質問頂き有難うございます。最近墓じまいの問題をよく伺いますが、一度菩提寺(願い寺)に相談されてはどうでしょうか。1ヵ月前に私のお寺でも墓終いをされるという事で、お勤めを
させて頂きましたが、今後は私の寺院でお骨をお預かりさせて頂く形です。私たちの宗派(浄土真宗本願寺派)では祖壇納骨をされますが、祖壇納骨だと今後は宗派が行う形で納骨を行っております。他の宗派には別の形をされることもあると思います。    合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

山寺の住職です。他の仕事と兼務してます。

問題を整理してよく話し合いましょう

読まさせていただきました。

お墓は上古中世においては散骨的なことが多く、立てられ始めたのは、江戸時代、
家墓が誰しも立てるようになったのは、誰もが苗字を名乗るようになった明治時代からです。

お墓の承継者も旧民法と戦後の新民法では違い、旧民法では、長男が相続することになって
いて、父系相続ですが、戦後の新民法では祭祀承継者が相続するということになり、団塊の世代で、どっと更にお墓は増えましたが、昨今の少子化も合わさって、祭祀承継者のいない
お墓の墓じまいということになります。

お墓には墓地埋葬等に関する法律というのがありまして、祭祀承継者のわからなくなってしまったお墓に関して、公告等の手続きを踏んで改葬できるとされていますので、わかるうちに
墓じまいというのは賢明かと思います。

さて、墓じまいしてどうするかというとやはり私も永代供養墓がよろしいかと思います。ただ
昔の方には無縁墓のイメージが強いものですから、今は永代供養墓という立派なものがある、
供養も寺が存続する限り永遠にしてもらえるということを実家の菩提寺の住職さんから、
してもらえばよろしいのではないですか?ところで、墓じまいしてその後ですが、実家の
菩提寺で永代供養墓や樹木墓を行っていたりするのですか?実家の菩提寺にお世話になる
のが良いように思いますね。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

質問者からのお礼

皆様回答していただきありがとうございます。
恐らく今のお寺さんには永代供養は出来ても、樹木葬などは行っていません。苗字も関係ないようで教えていただきありがとうございます!!

住職と祖母はいとこ同士なのですが
もう副住職の方がメインで動いているようで、その方が苦手で困っていました。怖いのです。ブスっとしていてお墓を移動させたいと思うくらいでした。
なので別の場所で樹木葬の選択肢も考えてました。
でもそれって失礼なことではあるのかなとは思っていて悩んでました。

あまり急がず様子見てみることにします。ありがとうございました!

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ