hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

運気をあげるのはどうすればいいですか?

回答数回答 2
有り難し有り難し 30

最近、あまり運気がよくありません。夫もウツで会社を休んでいます。
私も、疲れてきたり、体調不良です。

運気をあげたいのですか、なにか良い方法とか、これはしないほうがいいとかありましたら、教えてください。

些細なことでもいいです。些細なことでも勇気と気力がわきます。

最近読んだのですが、争いごと(裁判)などは運気を逃し、たとえ裁判に勝ったとしても、会社が倒産したり、事故にあったりして不運に遭うこともあるとかで。刑事裁判ではなく、損害賠償とか離婚とか不倫とかそういった裁判だと、勝っても運気を逃すそうです。

あと、玄関がごちゃごちゃの家は、犯罪に巻き込まれやすいとか、よくないそうです。

運気がどうのこうので振り回されるのは、いやですが、やっぱり最低限こうしておいたほうがいいということもあると思います。

いつも相談に載ってくれてhasunohaには感謝しています。
家族は相談しても、あまり頼りになりません。

一人で考えて、問題解決していくのもシンドイものがあります。

運気をあげたいです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

運のせいにしない生き方

運気を上げる方法をご希望とのことですが、仏教が説くのは縁起です。因果の道理です。全ての物事には原因があるということです。

つまり、運が悪くてご主人がウツになるのでなく、ウツになる原因があってそうなっている。若菜様も運が悪いからではなく、疲れる原因、あるいは疲れていると感じるような原因があってそうなっているということです。
「玄関がごちゃごちゃの家は、犯罪に巻き込まれやすい」というデータがあるのだとしたら、それは玄関がごちゃごちゃだと運気が下がるのではなく、例えばですが、犯罪者にとって玄関がごちゃごちゃの家は窃盗に入っても気づかれにくい等の理由があっての事でしょう。

もちろんそうした原因となる縁を私たちは思い通りにはコントロールできない面もありますが、それを運が良い・悪いと分別・判断しているのは私のモノサシであって、運がいい・悪いという道理(普遍的な法則)があるわけではないのです。

仏教はそうした地位、名誉、財産、組織、神々、霊、祟り、そして運などおよそ自分の外のものをもって自分の支えとする教えではありません。そうした教えを外道と言います。
それに対し、仏道は内道です。運などどのような外からの支えも必要とせず、あるいはそれらのせいにもせず、内なるいのちの尊さに目覚め、あらゆる事実を引き受けていける道です。
苦の原因を自己の内側に見ていくのです。

そうして人生に起こるどんな出来事をも我が事として引き受け、その原因に対し因果の道理に基づいた方法で対処にはげむならば、
(例えば、ウツ治療には運気を上げようとすることで臨むのではなく、医療機関でのカウンセリングと投薬で治療に臨むなど問題の解決に因果関係が結ばれる方法)

その時は運が上がるどころか、運にとらわれない、運など必要としない独立者になることでしょう。
言うならば「天上天下唯我独尊」です。これは何かに比べて私が一番尊いのでなく、私が私としてただそれだけで「独りにして尊し」という在り方です。
それはもちろん何か心持などで楽になる道ではなく、苦は苦として引き受けて対処していける道です。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

運気って便利ですよね

謙遜としての運。
「〇〇の成功はあなたの実力ね。」「運がよかっただけですよ」
一見、奥ゆかしいですが、素直に評価されたことへ感謝を述べる方がいいですよね。

気遣いの運。
「〇〇で失敗してしまった。」「運が悪かっただけですよ」
原因を直接指摘するとカドが立つので、やんわりと気遣う気持ちからでしょうが、
その場はとりなしても、どこかで失敗の原因に向き合わなければ意味がありません。

「運」って便利な言葉ですが、それのアゲサゲに振り回されるのって本末転倒ですよね。

さて、「運気」についてのお尋ねですが、
たぶん歴史的にハッキリしているのは、
その語源が中国の古代医学用語の「五運六気」だということくらいです。
仏教よりもむしろ儒教などと関わりの深い考え方です。

さらに、運気=五運六気の言わんとするところをたずねるなら、
いわゆる雲を掴むような「幸運・不運」のアップとかダウンというものではなく、
正しい生活、正しい行いなどの実践が心身の健康につながるという、実に論理的な思考に基づいた考えのようです。

ということで、わたしが「運気」についてお応えできることがあるとすれば、
「運気をあげるには、運に頼らないこと」
くらいは言えるかもしれません。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
北海道の内陸にある浄土真宗の寺院を預かっています。法名(仏弟子の名前)、釋 真慧(しんえ)と申します。 私へのメール ichijoji@outlook.jp ウェブサイト http://tompe4.wixsite.com/ichijo-ji お寺のほか保育園/学童保育を運営、日々子どもたちと向き合っています。心身の障害や発達障害の子ども、ご家庭の困難などに丁寧に向き合っていくことを心掛けています。保育園はすべてベクレルフリー食を実践しています。

質問者からのお礼

夫のウツと体調不良は、良くなってきています。ありがとうございます。
運気のせいではなく、ウツは仕方ないです。運気のせいではありません。

問題は、自分で。
仕事はもうだめかもとか悩んでいます。
ショックですね。
次の仕事もたぶん見つかると思うので、あんまりクヨクヨしないようにします。
ギリギリ生活しているもっと大変な人が世の中には沢山いるので。

でも、出来るなら、転職とか仕事探しはしたくないというのが本音です。
年齢も年齢なので、新しい環境で仕事したり、探したりするのは辛いです。意外と、サクッとすぐに次の仕事が見つかって、良い仕事場かもしれませんので、悲観的に考えるのはやめます。

明日、部署がどうなるか発表なので、待ちます。

本当、なんでこんなに自分だけ試練がくるのか?といたたまれせんね。

大抵は、仕事と家族のことといつもこのパターンです。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ