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罪悪感を克服し、人を幸せにできる人間になりたいです

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会社に入ったばかりの頃(14年前)、社用車で当て逃げ事故(物損)を起こし、上司には「気づいたらミラーが割れていた」と嘘をついて闇に葬り去りました。それから8年後、結婚することになった時にそのことを思い出し、猛烈な後悔の念に襲われ(8年間ちょいちょい良心の呵責に苛まれましたが、告白しようとまでは思いませんでした)、当時の上司と人事課長に告白し、ペナルティを課してほしいと言いましたが、二人とも「反省したならもういい」との返事で終わりました。その時はそれで清算できたと思ったのですが、それから4年後、新規業務の立ち上げで過労状態になった際、またその事を思い出し、今日にいたるまで頭から離れなくなりました。「時効を狙ったわけではないが、本来とるべき責任を免れた」という罪悪感を「まじめすぎる」とは思いつつも、完全に拭い去ることができないでいます。自分は神経がおかしくなってしまったのではないかという不安と、それを克服し、前向きに人生を切り開いていきたいという気持ちの間で揺れ動いています。仏教の観点からアドバイスいただければ幸甚です。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

相手の気持ちになって考えて下さい。

かつて、私のお寺の境内は若干オープンだったので、昼間の時間は自転車の通り道となっていました。

ある日、停めていた自家用車の側面を、通り抜けしていた自転車のオジサンに大きな擦り傷をつけられました。
私と目が合いましたが、私の呼びかけを無視し、そのまま去っていかれました。

まあ、オジサンを許せない間は、腹が立っていましたが・・・

境内地を自由奔放に自転車を通行させていたお寺側にも責任がありますし、相手もわざとぶつけた訳ではないので、もういい加減考えるのをよそうと思うことにしました。

すると、オジサンに対し腹が立つのが無くなりました。

長々と私の経験を書きましたが・・・
当てられた側の心境を書いてみました。

相手の方は今、どう思われているかと考えられたことはありますか?

おそらく、相手の方は最初こそ腹を立てられていたでしょうが、その事実を受け容れられない限り、前には進めません。
あなたの事は、許すとかではなく「その出来事」を受け容れておられます。

当てた方も当てられた方も、同じく苦しんでいるのです。

質問文を見る限り、あなたの事ばかり書いてありますね。
「結婚を機に後悔」「拭い去れない」「神経がおかしくなりそう」

自分にしか意識が向いていませんよ。

相手が見えないから、わからないとかではなく、相手の方の事を考えてあげてください。
事故を思い出す度に、相手に意識を向けてあげて下さい。

あなたが、ご自身を許してあげ、相手の事を想うことにより、二者の苦しみは消えていきます。
それが、mugaruさんの今出来る最善の策と私は思います。

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時宗の寺院で住職をしています。 今の時代、お寺の在り方とは、僧侶とはいっ...
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善い習慣として

真面目な方なんですね。もう十分だと思います。罪を認めて、反省しています。あとは、後悔するのでもなく、罰を乞うのでもなく、「これからに活かす」のと、「過去の私との決別」でしょうか?

仏教語の「懺悔(さんげ)」はこのことだと思います。罪を認めて反省しきることによって、「あんなことはもう二度としたくない。もうしない!」という決意が自ずと生まれます。
その自ずと生まれた決意が「戒(いましめ)」です。自分の善い習慣となるものです。心の御守りです。
それを旨に、今を生きていかれてはいかがでしょうか?

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有り難し
おきもち

若輩者ですが、宜しくお願い致します。
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質問者からのお礼

ご回答いただきましたお二方へ心よりお礼申し上げます。直接の被害者の気持ちを考えたことがあるかとのご指摘にハッとさせられました。謝りたくてもどこの誰か突き止めることは不可能で、それを考えたら発狂してしまうと思い意識的に封じ込めていたからです。しかし、一番迷惑をかけたのは直接の被害者であり、その方の気持ちを考えないことこそ、結局自分のことしか考えていない証なのだと思います。これまで宗教に関心のなかった私が最近仏教を勉強しています。「過去を追うな。未来を願うな。ただ目の前のなすべきことをなせ」という釈迦の教えに少しでも近づけるよう精進していきたいです。

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