hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

妊娠中の検診及び出産費用を払ってくれない

回答数回答 3
有り難し有り難し 17

上の子は今月で一歳になります。お腹には赤ちゃんがいて検診に通ってます。
勿論、二人共旦那との子供です。病院へは私一人でいってます。

検診の日も知っているのに、検診費用を払おうという気がありません。出産のための入院していても知らん顔。

すべて、私の独身時代にためてきたお金で出しました。ずーっと不思議に思い聞いたら、「だって、一度もいくらかかったか言わなかったでしょ?いくらかかったか言わなければお金は出せない」ととんでも無い答えが帰ってきました。

自分だって毎月耳鼻科に行っているのだから、病院へかかれば費用がかかるくらいわかると思います。

前にも費用のことを話しましたが、今はお金の余裕がないから建て替えておいて!と言われて仕方がなく建て替えてましたが、そのことすら忘れ有耶無耶にされました。

お坊さんってこんないい加減で、金銭感覚が無いのでしょうか?よく世間的に言う!
お寺の息子ボンボンで世間知らず。とは本当ですか?

普段もお金がないと言い、普段の病院費用や車の維持費や化粧品代や洋服代は私持ちです。パートはしていましたがパートはすべて貯金に回すと良い一円もお小遣いにさせてもらえません。

生活費はもらってますが、私の独身時代の貯金を完全にあてにしています。なぜ私がそこまでしなければならないのかわかりません。

そんな夫にどう言ったら支払いをしてもらえるでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

そのままを素直に伝えてください

感情的ではなく、冷静にお話をする時間を作ってください。
あなたが思っている当たり前は、人によって違います。それを相手に押し付けてはあなたが苦しむだけです。自分の考えは押し付けず、違うものとして接してください。そして、言葉で伝えてください。お金が必要なときは、お金ちょうだい。と言ってあげてください。気づかない事に腹をたててはあなたが損するだけですよ。自分で苦しみを作り上げているのですから。

困っていたら困っていると言ってあげてください。お互いに支え合い、仲良しで温かな家庭を作っていってください。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

夫にとって知られたくない人に明かす

彼はよく言えば金銭管理がしっかりしているともいえますが、あなたの胸のつかえを晴らすために、同調、同情として一度だけ悪く申し上げれば、あなたのダンナはケチで自分のことしか頭になくて、自分の金は自分の金だから好きな事にしか使いたくないという意識が強い、夫婦意識、父親意識ゼロの最低なダンナですね。
でもそれもあなたの責任。そんな冷たい男を選んでしまったのも自分。
自分を責めても何も増えない。
悪口いっても状況は悪くなるばかり。だから、建設的な会話が必要。
男性には女性側が妊娠しても、父親の自覚は女子と違ってまるでないのよ。
男は戦場で戦っている感覚で仕事をしている人間が多いから、お金を守る事も必死。

ちょっとだけ質問したいんだけど。
子供を授かるっていうのは、あたし一人では絶対に無理なんだよね。
あなたとの間で授かった子供だし、第二子を出産するってことについて前回は寂しい思いをしてきた部分があるから、今回は、二人で話を進めていきたいの。
(中略)
で、それにかかる費用っていうのが平均で多くて50万円、安くて40万はどうしても必要なのね。(多めに伝えておくことネ)
前回は全部アタシが出したのね。でもママ友さんたちに聞いたらみんなそれはオカシイ、出産に関する費用っていうのは、一般的には夫が持ってくれるものらしいけど、あなたにはそういう気持ちが感じられないかったのがちょっと寂しかったのね。
これって、父親の自覚、責任感があるかどうかだの問題だと思うの。
もし、お金を出したくないのだったら、この際、あなたがそういう感覚の人だっていうことを実家の両親にはらってもらえるかどうか、相談しに行こうと思ってるんだけど、さすがにそれは私も恥ずかしいから、ちょっと悩んでるんだけど…

みたいな感じでアレンジしてください。

{{count}}
有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

本当にお金がないのかも

妊婦検診の費用は自治体から補助か出る場合もありますが、まぁそれはおいといて、
御主人が家計を管理してるんでしょうか?
お寺の収入は不定期で不安定ですから、現金が手元にあまりない可能性はあります。
お寺の会計や家計のことはどうなっているのでしょうか?

「払ってくれない」んじゃなく「払うお金がない」のかもしれません。
それを気遣う感じで、「もしかしてお寺の経営が厳しいの?」等、心配しているというように質問してみたら?
もしかして、お金の管理はすべて義父母で、御主人はお金を自由に使えない?

{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

皆さん、ありがとうございました。
なんとか、これからは払ってくれる事になりました。

お金にルーズなのは仏教ではなおならないでしょうし(笑)

旦那を尊重しつつ、話し合って決めていきたいと思います。

煩悩スッキリコラムまとめ