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流産と前世の関係

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昨年10月七週目で流産してしまいました。結婚6年目で授かったので、かなりショックでした。流産ごから、あまり体調が優れず、最近では、子供を授かることにすこし怖いと思ってしまっています。何か前世と関係しているのでしょうか。水子供養はさせていただきました。後今年姉夫婦にこどもが授かりました。私の代わりにそちらにいったのかな?偶然でしょうか?うれしい半分、なかなか心から喜べていない自分がいます。心の問題でしょうか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

前世と関係づけることは可能ですがお勧めしません

仏教では輪廻転生を説きますので、現世のことを過去とのつながりから解釈することも可能です。ただし関係ないかもしれません。断言できません。あるともないとも言えるので、「解釈することも可能」以上のことは言えません。

また仏教では、受胎したところから生命が始まると考えますので、あなたの問題というよりお子さんの問題であるともいえます。あなたの前世の問題と考えられないことはないけど、どちらかというとお子さんがの前世に関係があるのではないでしょうか。もしそうならあなたの問題ではないことになります。

いずれにせよ、私たちには自他の過去世を見通す力がないので、詮索なさるのはお勧めできません。私たちに知ることができない領域に足を突っ込むと抜け出せなくなります。分からないことは分からないのです。分かるといって近づいてくる人もいるでしょうが、多くはまやかしだと思います。どうか引っかからないでください。

以下は聞きかじりなので、適当に聴いてください。間違っているかもしれません。お釈迦様はまぎれもなく超能力者でした。しかし、ある時期、お釈迦さまはそれを一種の禁じ手になさったようです。超能力では人を本当に救うことはできないとお考えになったのでしょう。本当に救われるとは、不可逆的に過ぎ去った過去を後悔することでも、まだ現前の問題となっていない未来を思い煩うことでもありません。いまこの現在のひと時を大切に生きることです。お釈迦さまは、そうおっしゃっています。

実は私たちの夫婦も同じくらい子供が授からず、私たちより後に結婚した人たちに「先を越され」続けてきました。女性であるあなたがどんなにお苦しみか、その当時の家内の姿を見てきましたので、私なりに分かるところもあります。私夫婦の子供は、何だかんだいっても育っているので本当には分かると言えないのですが。

私自身も過去を悔やむことが正直、多いです。しかし、前世ということになると見えないのだから、見えないものにまで悔いたり、恐れの感情を抱くことはやめにしませんか。

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私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...
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生まれてきて下さってありがとう。

命は実に不可思議なるものにて、男性女性の持つすべての精子と卵子が皆、命を持っていながらも、そのすべてがこの世に人の身として誕生できるわけではありません。
着床してお腹の中に宿った命だけが命であるような気がいたしますが、誕生しない命もそれはそれで命なのでございます。
そしてどれ一つとして同じ生命はありませんから、決して代わりではありません。
咲いた花ばかりが花の命ではありません。
咲かずとも生きている命というものがあるのだ、という深い視点を持ってみてください。
咲かずとも、つぼみにならずとも、生きている、生きていた、というのがすべての生命のありようです。
私達もある種沢山の同胞の犠牲によって誕生させて頂いたのです。
本当に人の命を受けてくることは稀です。
前世というのは、禅門では一秒前の事も前世です。
別に生まれてくる前という事ではありません。
確かに生まれてくる前の2代前3代前の方々という前世の影響ならばもちろんあります。
流産の可能性は10人に一人とも言われています。
より強い生命を残すためにも、時には体の中で敢えて流産を選択する、という事だってあると言えるのです。
大きな樹木はそういう中で沢山の果実、種を実らせますが、それでも新たな命になって芽生えるという事は大変難しいことなのです。
根拠の無いことや立証のできないことに原因を結び付けてはいけません。
そんな大変な天文学的な数字の確立の中、この世に人の命として生まれてきて下さってありがとう、という気持ちをもって迎えてあげてください。
その子はその子で絶対のかけがえのない存在です。

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「好き嫌いする自分」「選好みする自分」から脱却しよう

誕生を楽しみにしていましたのに、流産と云う結果になってしまい、さぞ気落ちされている事と存じます。からだが本調子になるまで時間を要すると思います。どうぞ、ご自愛ください。

  御承知の通り、個人個人の有する才能は多種多様です。持久力、身体能力、敏捷性、柔軟性、記憶力、理解力、計算力、思考力、想像力、指導力等々、いろいろ有ります。寺の住職と云う限られた見聞の中で申し上げさせていただきますが、檀家さんの墓碑銘等から「出産する力の個人差」も感じられます。十人受胎しても、十人全員が成人となる場合もあれば、半数が幼少期に他界する場合もあります。母胎の安全を第一に考えて十分に注意を払っても流産早産する場合も多いですし、健康管理に結構無頓着であっても母子ともに健康な出産をなさる場合も少なくありません。
 才能に個人差があるのと同様に、受胎出産にも個人差が表れます。遺伝子に起因する先天性障害という形で現れる場合もあれば、同じDNAに起因するにしても親の身体能力を受継いだり親の発明力を受継ぐような場合も有ります。

 前世との関連についての立証は難しいですが、何らかの関連はあるだろうと私は考えます。DNAに限らず、私達は親や先祖からいろいろなものを受継いでおります。ところが私達には結構愚かな部分がありまして、「自分に都合の良いことは当然のことと受け止めて、他者からの恩恵であると受け止めない。」その一方で、「自分に都合の悪いことは他のせいにして、ワル者を作り上げて自分を納得させようとする。」恐らく、あなたにも当てはまる部分があると思います。 
仮に遺伝性の病気に罹ったとしても、病気に対峙して健康管理に努め、「一病息災」で長生きする方も居ます。病気に罹って、我が身と先祖を恨んで自暴自棄となり、死期を早める方も居ます。要は、同じ環境に在っても、自分が直面する問題への対応は個人個人異なります。ましてや、個人個人持って生まれた才能や気質が異なるんですから、結果が異なる事を愚痴ってもしょうがないことです。(愚痴りたくなることも多々ありますが。)食べ物の好き嫌いは可能ですが、残念ながら天分や才能を好き嫌いは出来ません。

 今在る自分を大切にして、自分が出来る範囲で精一杯の人生を生きていくしかないと思います。

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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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質問者からのお礼

アドバイスありがとうございます。何か主人の御先祖様に受け入れていないのか?とか何かしてもらいたいサインとかあるのか気にしていました。そういうこともあるのですか?水子さんは女性に寄り添うとききました。最近腰痛があるのでそばにいるのかな?とか考えたらきりがないのですが、一年くらいたてば落ち着いたりしますかね?

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