高野山真言宗のご葬儀について
先日、高野山真言宗のご葬儀に参列しました。
この年代になり、少しずつ参列する事の増えたご葬儀ですが、
地域柄、禅宗(曹洞宗、臨済宗)などが多く、
先日初めて高野山真言宗のご葬儀に参列する事になりました。
禅宗ではご葬儀の時に、
ご導師様がお一人で授戒や引導をして、それ以外は他のお寺様と声を合わせてお経をお唱えされていくと思うのですが、
真言宗の場合は、ご導師様がお経?や何かをお唱えされている時に
他のお寺様が違うお経を同時に読み進めているように感じました。
高野山真言宗では、ご葬儀はどういう流れで進められていたのでしょうか?
また別々だったのはなぜなのでしょうか?
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
引導が成就するよう応援しています
saiさん、はじめまして。
徳島県の法話と天井絵の寺、觀音寺 中村太釈です。
当寺は高野山真言宗です。質問に回答いたします。
さて、saiさんが気になったのは、導師がお経?や何かをお唱えされている時に 他のお寺様が違うお経を同時に読み進めているように感じたことですね。
真言宗は密教の宗派です。秘密の「密」という漢字を使うとおり、一般の信者に対して秘密としている部分(例えば、印など)がたくさんあります。このため、引導作法も秘密の印を故人に授けるため、導師が引導作法をしているときは故人に授ける印や真言は秘密となります。脇導師(他のお寺様)は、違うお経を唱えて引導が成就するよう応援します。
葬儀は、故人が僧侶として出家し、死出の旅に出られるよう整える儀式です。
弘法大師空海の末裔の弟子である真言宗の僧侶に導かれて、静かで円い境地に至らんことを祈念しております。
質問者からのお礼
顴音寺 中村様
私の質問にお忙しい中目を留めて頂き、ご回答下さいましてありがとうございました。
なるほど~!!と、目から鱗の回答でした。
密教であるが故のご導師様の作法と、脇導師様のお務めであったのですね。
引導が成就するための応援。
もしよろしければ、その時脇導師様達はどのようなお経をお唱えして応援されるのか
再度質問させて頂いてもよろしいでしょうか?