仕事のモチベーションが保てない
職場で面倒な仕事を押し付けられました。
面倒と言っても不可能な仕事ではないのですが、一緒に仕事をする人がミスが多く、疲れます。
以前、その担当だった上司は、日々愚痴を言い続け、
「私の時間を返してほしい」「本当に担当替えを検討しなくては」
と言い続けていたのですが、別の仕事が入ったらしく
先日、別室に呼び出され担当を私に変えたいと言ってきました。
もう、解放されるのが嬉しいのが見えてしまっていて、
「ミーティングとか私はこれから呼ばなくて良いから」
「私がこれから担当している仕事の方が大変なのよ」
とニコニコ顔です。
また、私は正規職員ではないので、その仕事を回すだけの責任はないのですが、それは無視です。
仕事自体が本当にできないのであれば、相談し、それでもやれという事なら退職してもいいかなと思うのですが、
どちらかというと仕事をすることを自分の中で消化できていないだけの状態です。
消化できていないので、言動がキツくなってきました。
このままでは人間関係を壊します。間違いなく壊します。
自分でも色々、モチベーションをあげられるような解釈を考えたりするのですが、駄目です。
心が刺々しくなってしまっていて、それが言動に全て反映されてしまっています。
自分が子供なのかもしれませんが、とにかく、抑えようとおもってもできません。
一旦気持ちを抑えて、淡々と仕事をこなした方が自分にとって絶対に得だという事は理解しているのですが、どうしてもできません。
ならば、退職したほうが良いと考えてきています。
人間関係を崩すぐらいなら退職します。
ちょっと良い条件の職場なので、勿体無いのですが、崩壊した人間関係の中ではいずれ退職することになるので、先に退職します。
ただ、この様な未熟な私に何かこの状況の消化を助けるお言葉をいただけないでしょうか。
退職することは本意ではないのです。
どうか、私をお救いください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
❝怨憎会苦❞は❝忍辱❞しかない・・・。
あなたはどうやら「気にしい」のご性格のようですね・・・。他の人なら「どうでもいい・関係ない」ことを色々考えるご性分かも・・・。しかし、持って生まれた性格ですから、どうにもなりませんよね~。
そこで仏教的なイライラ・ストレス解消法をお話しします。仏教では❝人生は苦なり(自分の思うようにならない)❞と言って、具体的に四苦八苦を説きます。一度ネットで検索して学んで下さい。その中に❝怨憎会苦(おんぞうえく)❞というものがあります。「あんな奴、口もききたくない。顔も見たくない」という人にも、会う「因縁」があれば会わなければいけない、という事です。職場の人間関係に悩み〈仕事のモチベーションが保てない〉というのは、まさしく日々❝怨憎会苦❞に苦しんでいる、という事でしょう。
しかし、このことはお釈迦様が2500年程前におっしゃっておられるのです。つまり、永遠のテーマともいえます。そしてお釈迦様はその解消法は❝忍辱(にんにく)❞=「我慢・辛抱する」しかない、と言われます。何だか薄情ですね・・・。
しかし、小生の人生経験(今68歳ですが…)からは「そうだよな~」と云うしかありません。あなたの問題解決にはならないかもしれませんが、小生なりのお答えです。