永代経について
度々失礼いたします…
失礼な質問かもしれませんが…
先日主人が亡くなり、すぐ初七日ですが、お寺さんに、'初七日法要に永代経として20万もってきてください'と タバコ片手に言われました…妥当な金額なのでしょうか。母子家庭になってしまったのでそんな大金はちょっと無理です…
ちなみに、院号代も20万円でした。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
妥当ではありません。しかしあるいは……。
永代経懇志は「懇志」です。
布施か、布施に近いものですから、要求するものではありません。
僧侶にはそういうつもりがなかったのかもしれませんが、
たぶん、そのお寺では従来からそのようにすることが多いので、
そういう言い方になったのかもわかりません。お寺の事情もあるのかもしれません。
しかし、ねこさんにはねこさんの事情があるので、
そのむね、おっしゃってみるのが良いと思います。
ぜったいにそのときに納めてもらわないといけない!とはおっしゃらないと思います。
おそらく。
僧侶もフツウの人なので、フツウに話してみてください。
院号は、料金とか代金とかではなく、これも懇志です。
本願寺派の場合は、京都の本願寺派の本願寺に「20万円以上」の懇志を納めると
本願寺からお礼としてもらえるものです。
(お礼としてもらえるものに対して「料金」のようにわたしたち僧侶も説明してしまうことがあります。
これはおかしいことです。)
本山にすべて納めるのでお寺にはなんにも入りません。
ここまで書いてすこしわかったかもしれません。
そのお寺では、院号を授与された方には、篤い志があるはず、と受け取って、
それならば、本山だけではなく、このお寺にもご懇志を納めてくれるはず、
と理解されているのかもわかりません。
それでそのような「要求」になってしまったのかもしれません。
従来「そういうこと」になっていたのだとしても、
院号をつけるかどうかという時点で、そこまで
(同じ額をお寺にもおさめてください、ということまで)
説明しなかったなら、それは説明不足だったわけですから、
うーん。でも、事情を話せば……。
これを機会に、お寺でおそらく開催されている「ご法座」に参加されて、
永代経ってなに?とか、阿弥陀さまの救いのたしかさとか、
聞かれてみるのも良いかと思います。
ここからはひとりごとです。
「おろおろ、ばたばたしていて、詳しい説明をうかがえなかったこともあり、誤解してしまいました。
ぜんぶで40万円の懇志ということなら、院号をつけてもらうのも考え直したかもしれません、
すんでしまったことですが……。
失礼なことだとは思うのですが、しかし、永代経懇志までは、
今も、今後も、用立てが難しいと思います。
どうしたらよいでしょう?」
質問者からのお礼
石田智秀 様
おはようございます
ありがとうございます 大きな字で、初七日法要に納めてくださいという紙を頂いたので、納めなくてはいけないものかと思いました…永代経の説明を受けたのですが、葬儀が始まるギリギリ前の時間だったのと、まだ気持ちが動揺していてきちんと聞けてなかったと思います。
色々ありがとうございました