断れない性格のせいで疲労困憊です
こんばんは。私は社会人2年目の19歳です。
小さな頃から気にしいで、周りからどう思われるかとても気にする性格です。
そのせいで、今の職場でも数日連続で残業を頼まれようが、毎週休日出勤を頼まれようが、全て「はい。」としか言えず、受けてしまいます。
頼まれる前は「今日は断ろう」と強く心に決めているのです。
でも、いざとなると「まだ2年目なのに断ったら悪く思われるんじゃないか」と考えてしまい、断れません。
その結果、明らかに周りの人とは違う残業日数と休出回数です。(休出に関しては「今日も居るの!」と言われる程です。)
先輩は「自分で自分を苦しめてるよ、自分を大切にしなよ」と言ってくれるのですが、やはり出来ないのです。
上司も多分、私の性格を知っているのでしょう。
段々と都合よく使われているんじゃないかと思うようになりました。
頼りにされているんじゃなく、「あいつは断らないから」と思われ、頼まれていると。
断れない自分が、自分で憎いです。嫌いです。
今日も残業です。昨日も明日も。
今週の休出は交替勤務で夜中までです。
受けてしまったものはもう変えられないので、やるしかないです。
断っても良いのでしょうか。
断ったら何と思われるのでしょうか。
長々とすみません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
勉強、勉強
昨年度でウチのお寺の護持会長さんが退任なさいました。誰にも根回しをしていらっしゃらず、突然のお話でしたので、半年前の執行部会で打ち明けられた時は皆困惑しました。執行部全員とても雰囲気の良いメンバーだったこともあり、人望厚い会長さんに辞めてもらっては困る、今のままでやりましょうよ、あと1期やったら80歳だから80まではやりましょうよと、あの手この手で慰留します。私も必殺!泣き落としで思いとどまっていただくようお願いしました。さながら大河ドラマ「おんな城主直虎」のような二転三転する密室です。
話し合いは3ヶ月に渡りましたが会長さんの意志は固く、最後には「ワシが辞める言うとるのだから、言うことを聞いて辞めさせれば話は丸く収まるんじゃ!なのにアンタらがアーだコーだ言うて言うことを聞かんから話が先に進まないのじゃ!!!」と押し切られました…私は7対1の、1の側ででそれを言うのか…と頭を抱えましたが、解散後、私の師匠は言いました。
師匠「今日は勉強になったな!」
私「はぁ???」
師匠「ワシも今受けてる役を下りるときはああやって辞めれば良いんだ。うん、勉強になった。」
私 ( ゚д゚)ポカーン
師匠は一般職ならとっくに定年退職している歳ですが、何歳になっても学びは尽きぬものでございます。
さて、断れずに悩むことは誰もが一度はと言わず、何度も何度も経験することです。私も禅の道場から実家のお寺に帰ったばかりの頃は、お盆参りでお勧めいただくお茶の波状攻撃にやられ、「うぅ…苦しい…もう読経できねぇ…トイレも限界…」となっていたものですが、年月と共にいつの間にか自然に遠慮できるようになりました。何故かと言うと、やはり師匠の真似をしたからです。お檀家さんもそのような所に師匠の面影を見て、親近感を持って下さるものです(←死んだみたいに言うな!)
断ることは一種の駆け引きであり、1つのスキルです。性格の割合など微々たるものです。自分の引き出しに手札があればあるほど、思い切ってカードを切れるものです。
先輩や上司を観察しましょう。そこには必ず、次はどうやったら断れるかという試行錯誤があります。それを見て学び、時に相談して学びましょう。そうして引き出しを増やしていきましょう。
拝読させて頂きました。そうですよね…なかなか断ることってできないですよね。あなたのお気持ちよくわかります。そして大変疲労困ぱいなさっていらっしゃることとお察しします。
大慈 師がおっしゃるように断ることはやはり立派な能力ですね。
ただやはり目上の方からの指示や依頼、経験が浅いとなかなか断ることは難しいですよね。
それでもできるだけご自分の意思を表すことは大切ですね。なかなか言い出すことは大変でしょうが様子を見て落ち着いて申し出るよう少しずつ心がけてくださいね。
連日連夜の残業であれば疲れも溜まってしまって回復することもできなくなってしまいます。健康管理も社会人としての大切な能力ですから仕事とプライベートやお休みの自己管理もしっかりと心がけてくださいね。
あなたがこれからたくさんの経験を積んで自分の意思を持ってしっかりとお仕事に取り組まれ、周りの人たちからも認められていかれて充実した毎日を送って頂きますようにと心よりお祈り申し上げます。
どうか頑張ってくださいね!あなたを心から応援していますね!
質問者からのお礼
御二方、回答ありがとうございます。
また、お礼が遅くなってしまってすみません。
多分、私は誰かにこの話を聞いて欲しかっただけなのかも知れません。
事実、質問を書き終わった後に少しスッとしたのです。
それに加えて、2人のお坊さんから回答を頂くことが出来たのでより一層心が軽くなりました。
回答を頂いてから数回残業を頼まれましたが、勇気を出して何回か断ることが出来ました。
その時、意外にもあっさりと了承されたので、私が考えすぎてただけなのかなと思い、少し余裕が出来ました。
お2人の存在が私の背中を押してくれました。
本当にありがとうございました。