自分の本心が分からない
自分の本心が分からないです。
僕はかなり人見知りをしますし他人への警戒心も強い方だと思います。
そして臆病で口下手で自分を表現するのが苦手です。
普段心に思ったことを素直に言葉にしたりすることが少なく、あまり積極的に自分の話もしないです。
人に話しづらい過去もあるので、それがさらに他人への自己開示を拒む状況に拍車をかけているのだと思います。
ネット上ではその感覚は和らぎます。
そんな性格もあって、日常生活の中で、自分の本心が分からなくなる時があります。
したくないこと、嫌なことは分かります。
毎日嫌なことばかりです。
しかし、自分がしたいこと、自分の欲求が分かりません。
例えば、僕には今目標にしている職業があります。
しかし、自分は本当にそれになりたいのか?
それでいいのか?
と自分を疑ってしまいます。
彼女も欲しいです。
でも今の自分に誰かを幸せにできるのか?
今は自分のことを頑張る時じゃないのか?
と難しく考えてしまいます。
自分自身に対して、面倒くさいやつだなと思います。
すいません。
ご意見頂ければと思います。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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人間が言葉で答えようのない問い
こんばんは。お若くていらっしゃる。羨ましいほどです。
さて、子どもがダダをこねて「あれ買って〜」とやっている。お母さんは買いたくないのだけれど、つい言ってしまう。「どうしても?」…子どもは当然答えます、「どうしても!」
この構図に似ていませんか?「本当にやりたいのか?俺は」という問い。この時、ついつい理由を考えますよね、「〜だから、〜だったから、俺はやりたいんだ」とか。でも、それが今、見当たらないのでしょう?
この問いはね、「本当に!」と言い切る・押し切るか否かの問いなのです。
そして、多分あなた特有に困っているのは…「今のところ、本気だぜ」というエクスキューズを付けないからです。
「絶対に君を幸せにするよ」と誓ったって、三分の一の夫婦が離婚するとか言われません?どうしてか?「今のところ、ね」が隠されているのに気づかないからです。未来は未定。「うん、必ず幸せにしてね♡」と言ったって、「今のところ、ね」を省略しているのです。だから後になって「あんな男、信用できない!」とか言ったりする訳です。
未来は未定。だから、全ての言葉は「今、自分としてはこう思っている」という限定を背負っているのです。その限界に気づくと、人は神様とか仏様のことを考えられるのではないでしょうか?その限界のない言葉を言う人として。
それはさておき、「考え」というのは無限に否定していける物です。言葉に過ぎないんだから。それを飛び越えるためには…
好きか嫌いか、という感覚で決める。あるいは「取り敢えず」進んでみる。やる。進めば、また違った景色、違った選択肢が見えてくるものですよ。
ですのでね…本心は「分からない・迷っている」が正解。では解決は?「俺の本心はどうなんだ?」という問いが不要になる時がくると、その問題は解決します。
質問者からのお礼
佐藤良文さん
ご回答有難うございました。
自分の考えの浅さに恥ずかしさを感じます。
おっしゃるとおりです。
まだ分からない未来のことまでひっくるめて抱え込んで考えていました。
肩肘張りすぎて視野がせまくなってしまっているようです。
頂いた回答を参考に、頭の中を整理します。
ありがとうございました。