これから先の心の在り方
たくさんのご相談やご回答を拝見しながら、自分に照らし合わせ日頃このサイトに大変感謝しています。
夫は賢く、仕事や趣味には努力家で能力が豊富な人物であり、私と結婚後は会社を立ち上げ比較的恵まれた生活をさせてもらっています。
しかし、ひとりっ子で溺愛されて育ったため性格は他者に厳しく自分に甘い愚痴をこぼすタイプです。
W不倫の末結婚し連れ子含め4人の子どもに恵まれました。結婚後すぐから夫は多数の女性と関係を持っています。
信じて決断した自分自身の愚かさへの天罰と思い、忍耐と葛藤しながら子育て、義母介護と25年間踏ん張ってきました。
夫の行動を思うとやりきれなくついつい夫を立てることを忘れてしまっていた私の行動や言動がいつの間にか傷つけていたと思います。
甘えん坊な子どものような夫に、父親としての存在を無理強いしてしまっていたのだと思います。
生活は共にしても、身体を触れさせることは次第に耐えられず11年前から夫婦生活は無いです。
10歳の末娘誕生より以前の13年前から付き合いのある、セフレ関係女性との交際を知っていながら、話しても女性を変えるだけなら黙っていようと見逃してきました。
以前は月に何度か会ったり、年に何回かの旅行に出かけるだけでしたが、最近は女性が独立したらしく女性宅で過ごし海外出張に絡ませて旅行に行っています。
スマホ、PCなど証拠となるものは存在させないようにクラウドを利用して巧妙に付き合いを続けセフレから本気不倫になっています。
また、昔の愛人とSNSで連絡を取り合い出張時には時々会ってもいます。
私との離婚準備をしている様子で、尊敬する先輩と(60代で離婚し30歳下の女性と再婚娘1人)時々会っています。
私は、以前の夫や家族、夫の元奥様や連れ子、義理両親と田舎に住む高齢の両親と過去に傷つけてしまった人たちへの責任とおわびの気持ち、子どもたちへの道しるべになるべく耐えてきました。
離婚するつもりは無いのですが、この先も心を強く持ちくじけず生きることを心に誓いながらも、日々の生活の中では心折れそうになる日も度々です。
先日、長女が婚約し私たち夫婦は涙を流して祝福しました。
これをきっかけに、少しでも夫婦関係を修復したい気持ちもあります。
これから先も心掻き乱されることがまたあると思います。
心の鎮め方や在り方をご教示願います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それぞれに大切な人生ですから
拝読させて頂きました。読ませて頂き大変複雑な家族環境の中であなた自身お苦しみなさっておられることを読ませて頂きました。
あなたがこらからもご主人様と御夫婦として生活なさって生きたいのであるならばやはりしっかりとご主人様とお向き合いなさりお話し合いなさることが望ましいと感じました。
ご主人様にとって今後あなたとのご関係をどうしていきたいのかも踏まえてお互いに冷静にお話しなさることが望ましいと思います。
夫婦の間での関係性ですから他人がどうこう申し上げるべきことでもないかと思います。
それでもあなたがこれからどのように生きていきたいかは正直にご主人様とお向き合いなさってお互いに本音で話す時が必ず必要でしょう。
人生長いようでもその一生は限られています。
しばし心を落ち着けてご自分からお話しを切り出しても良いと思います。
当然経済面でのことや感情面や精神的なことでも意見の相違も出てくるでしょう。
それぞれに何が望みなのか、これからどう生きていきたいのかをお互いに真摯なお気持ちでご説明なさってみてください。
その結果についてはどうなるのかはわかりません。
ただうやむやなまま勝手にご主人が自分のお考えだけて決めてしまうようなことは避けるべきかと思います。
嫌な事聞きたくないこともあるかもしれません。その点お互いのお心を大切になさって頂きながらじっくりとお話しなさってみてくださいね。
一人一人大切な人生です。それぞれに尊重されるべき人生です。
それはあなたもそううですし、ご主人様もそうでしょう。ましてやお子様達の人生や明日からのご生活も大切です。
確かに選択するならが何かを選び何かをあきらめなければならないかもしれません。
それはやむをえないことです。捨てなければならないことも恐らくあるでしょう。
慌てることなくじっくりとご相談なさり、しっかりとご判断なさってください。
あなたの人生もご主人様そしてお子様達の人生も共にお心健やかに豊かな未来となられます様にと心よりお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
お礼が大変遅くなり申し訳ありませんでした。
ご教示ありがとうございございます。
読ませていただきその後2日間、じっくりと頭の中で考えておりました。
おっしゃる通り、今までお互いについて真剣に向かい合って話をしてこなかったと思います。
それは、夫が言葉巧みに本音を話さないことをわかっているからです。
そして、パワハラのような恐怖を感じること、関係が悪化することへの不安からだと思います。
勇気を出して話したい気持ちがある一方、それをきっかけに壊れてしまうのでは無いかと尻込みしてしまいます。
時期を計らって向かいあえる準備を整えたいです。
それぞれの人生を尊重して生きて良いとのお言葉、ありがたく頂戴します。
なるべく気持ちを前向きにと過ごして参りましたが、改めて内側にあたためることが出来そうです。
この度はどうもありがとうございました。