結婚したらこうあるべきと押し付けられる回答受付中
28歳になったばかりです。
去年入籍して現在は扶養に入りパートをしながら家事をしています。
パートの人達に「結婚したらオシャレはしないもの」「パートの人同士旦那の悪口で盛り上がるのが当たり前」等と「結婚したらこうするのが普通」という形を押さえつけられて辛いです。
僻みのようなものではないかと感じることもあるのですが、僻まれて嬉しい人はいません。
また、「早く子供を作ったほうがいい」「子供は作らないの?」「どうして子供を作らないの?」等と「子供がいるのが普通」というのを押し付けられるのも嫌です。余計なお世話、放っておいて欲しいです。というか…職場でそれを言うのは明らかセクハラではないでしょうか。
私の実家は都会にあり、結婚する平均年齢も30代前半、出産も30代後半。まだまだ自分は若いと思ってますし、オシャレももっと楽しみたい、旦那の悪口も別に職場で言いたくない、子供はそもそもいらないと思ってます。
今住んでるところは田舎で確かに若くして結婚している人が多いですが、押しつけがほんとに嫌です。そんなにみんな一緒じゃなきゃ落ち着かないのでしょうか。
接し方に凄く困っています。ストレスです。良い方法はありますか?
今までの人生に折り合いがつかない。気がつくと死や逃げを考えている。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
他人は言いたいことを言うもの
確かにセクハラに該当する会話かもしれませんね。
しかし、そのようなルールはごく最近できたものです。
基本的に、他人は言いたいことを言うものだ、それが普通だと思っておかないと、ストレスの原因になります。
夏は暑い、冬は寒い、他人は言いたいことを言う。
それが自然現象なので、あまり気にしないで、妄想雑念(他人や自分や過去や未来に関する思考の堂々巡り)は最小限にするようにしましょう。
また、あなたも基本的には好きなように意見を言えば良いのです。
好きなことを言い合って議論になっても、議論イコール喧嘩ではないのです。
むしろ、そのような議論は楽しいものなのです。
また、他人の言葉は所詮は音声(空気の振動)にすぎず、その振動はそよ風ほどのエネルギーもないのだから、本来は痛くも痒くもない微細な刺激のはず。
音楽ライブのような爆音ではないので、耳の鼓膜にダメージはありません。
他人の言葉なんてその程度のものだと思ってみても良いでしょう。
「意見の違い」を言ったら即「押し付け」ではなく、意見の違いを言い合って議論を楽しめるのが健全なコミュニケーションなのかもしれません。
例えば、
パートの人「結婚したらオシャレしないものよ」
あなた「主人が結婚してもオシャレして欲しいって言うの♡」
パートの人「(旦那の悪口)」
あなた「たいへんですねー(聞き流す)」
(たまには)「ところで反対にご主人の良い所を一つずつ言いましょうよ。○○さんのご主人の良い所はなあに?」
パートの人「子供はつくらないの?」
あなた「子供は授かりものですからね。そのうち授かれたらいいですね。」
という感じで、気楽に受け流しましょうね。真に受けないようにね。
パートの人達も特別悪い人達ではないと思いますよ。どこのパートでも同じような話題になるんじゃないかな。むしろその話題以外に話題が無いですしね。
どうしてもストレスならその職場を辞めた方がいいし、慣れてきてうまく受け流せるようなら続けたらいいかな。
押し付けと思わずにこんな話題しかないから仕方ないよねと思ってユーモアも交えて受け流す練習をしてみてくださいね。
なお、子供に関しては時々夫婦の営みをもつ中で自然に妊娠したら産んでもいいかなくらいに自然に任せるのもいいと思いますよ。授かりものと言われるのもその通りで作ろうと思っても案外できないものですからね。
普通に縛られない勇気
あなたの言葉からは、静かな怒りと誇りが伝わってきます。
周囲に合わせることを強要されながらも、「私は私として生きたい」という声が、
しっかりと根を張っているように感じました。
1. 「普通」という名の“同調圧力”
田舎や小さな職場では、「みんな一緒」が安心の証とされています。
「子どもを持つのが普通」「旦那の愚痴を言うのが普通」と言う人たちは、
その“普通”の中でしか、自分の正しさを保てないものです。
つまり、彼女たちの言葉は“あなたへの攻撃”ではなく、
“自分の不安を守るための防衛反応”とも言えます。
そう考えると、少しだけ気持ちが軽くなりませんか。
あなたが感じた「僻みではないか」という直感は、おそらく正しいものです。
2. 「距離を取る」は、冷たいことではない
仏教では、「縁に近づき、縁を離れる」ことを自然の理(ことわり)と説きます。
つまり、心が疲れる関係から離れることは、悪ではなく調和の回復です。
必要以上に反論せず、笑顔でスルーする。
あるいは「そうなんですね〜」とだけ返して話題を流す。
それだけで、自分を守る境界ができます。
“相手を変えようとしない”ことが、最も効果的な自己防衛です。
3. 「オシャレ」や「子どもを持たない選択」は、自分への誠実さ
あなたが感じている「もっとオシャレしたい」「子どもはいらない」という感覚は、
周囲との比較ではなく、自分の生き方を自分で選びたいという意志の表れです。
仏教で言う「自灯明(じとうみょう)」
自らを灯とせよ。
他人の価値観の灯ではなく、自分の光で生きるという意味です。
あなたの“普通”は、あなたの中にしか存在しません。
だからこそ、誰かに説明する必要も、正当化する必要もないものです。
4. 最後に
“自分を守る静かな強さ”を
毎日笑顔で働きながら、心の中では疲れ切ってしまう。
そんなときは、「私は私のままでいい」と小さくつぶやいてみてください。
それは逃げではなく、あなた自身を取り戻す呪文です。
周囲に飲み込まれずに立つ人は、やがて“新しい普通”をつくる人になります。
あなたの生き方は、同じように息苦しさを抱える誰かを救う光になるでしょう。
合掌
質問者からのお礼
夏に暑い、冬に寒いと言うのと同じ、他人の言葉はそよ風にも満たない、とても気が楽になりました。
彼女たちの言葉は攻撃ではなく防衛反応というのも…なんだか凄く納得がいきました。
難しい言葉ではなくとてもわかりやすく心構えを教えて下さりとても助かります。ありがとうございました。









 個別相談可能
個別相談可能 職業柄、人生相談はこれまで多数受けてきました。
ぜひご自身の本音を出してください。向き合ってください。
私は伴走させていただきます。
理学療法士でありますので、これまで急性期から終末期まで患者さんを担当。
町の診療所から在宅までキャリアを築く。
2歳から108歳まで患者さん担当。
カウンセラー、コーチ、コンサルタントでもありますので
メンタルヘルスから新規事業、マネジメントまで相談対応可能。
ビジョンワークはライフワーク。
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